朝野春未

2024年7月ようやく再びローマ、フィレンツェ、そしてスポレートを訪れることが出来まし…

朝野春未

2024年7月ようやく再びローマ、フィレンツェ、そしてスポレートを訪れることが出来ました! 創作も進めたいけど、しばらく投稿は、この創作のために旅行したことの、レポート記事になるかもしれません。 私の創作記事が漫画になってほしいです。

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  • ~追憶の果て~第ニ章

    第一章の登場人物たちの続編で、4年後の話になりますが、一章を読まれてなくても、わかるようにしてます。 この時期は戦争によって、史実的にも激動の時代でした。

  • ミケランジェロ~追憶の果て~ 第一章

    初めて投稿したミケランジェロの作品を、第一章としてまとめました。 お読みいただけたら嬉しいです💛

記事一覧

ミケランジェロとF.リッピ親子、そしてローマ劫掠の取材に行ってきました!

昨日「ミケランジェロ〜追憶の果て〜フィレンツェ革命編③」を投稿させていただきました。ストーリーは既に投稿済の「ミケランジェロの回顧~フィレンツェ革命編~第一話」…

朝野春未
3日前
33

ミケランジェロ〜追憶の果て〜フィレンツェ革命編③

T 1528年 秋 セッティニアーノ  〇ブオナローティ家 使用人に迎えられ、家の中に入るミケランジェロ。 奥の部屋でジョヴァン・シモーネがテーブルに伏せながら座り、…

朝野春未
4日前
17

ミケランジェロの回顧 ~フィレンツェ革命編~第三話

〇バルトロメアの実家 ベッドの中のシモーネにしがみつき、泣き叫ぶバルトロメア。髪が乱れている。 バルトロメア  「いやあああ!シモーネ!シモーネ!!」 バルトロメ…

朝野春未
1か月前
33

ミケランジェロの回顧 ~フィレンツェ革命編~第二話

〇セッティニアーノ  T 1528年5月 フィレンツェ郊外セッティニアーノ 路上。マントを羽織り、小走りに急ぐ様子のミケランジェロ。蒼い顔。頬に汗。  〇ブオナロ…

朝野春未
1か月前
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ミケランジェロの回顧 ~フィレンツェ革命編~第一話【創作大賞2024 応募作品】

【あらすじ】 1527-1529年のフィレンツェ共和国。 1527年5月「ローマ劫掠」の事件を機に、フィレンツェでは実質的支配者、メディチ家出身の教皇の権力が衰退したため、暴動…

朝野春未
1か月前
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1527年5月6日 

Sacco di Roma(ローマ劫掠)…1527年5月6日、神聖ローマ帝国の皇帝軍が、ローマの街を襲撃。無防備な一般市民や聖職者に対し殺戮、暴行(性的暴行含む)、強奪など、そ…

朝野春未
2か月前
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ミケランジェロ~追憶の果て~フィレンツェ革命編②

【主な登場人物・追記 (1527年現在)】 セバスティアーノ・ルチアーニ(43歳)……ベネチア出身の画家で4年前修道士になった。人当たりが良く優しい性格で、パトロン…

朝野春未
3か月前
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本日3月6日はミケランジェロ・ブオナローティの誕生日です

本日2024年3月6日ですが、ミケランジェロ・ブオナローティ(1475-1564)の549回目の誕生日です。 おめでとうございます! 3月6日だと覚えていたのですが、もし…

朝野春未
4か月前
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ミケランジェロの隠れ部屋(Stanza Segreta di Michelangelo)の予約が取れました!!

(この記事は2024.1月に投稿したものですが、マガジンに追加させていただきます) これまで非公開だった、フィレンツェのメディチ家礼拝堂にあった地下室で、ミケランジェ…

朝野春未
5か月前
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創作のために対話型Aiにきいてみた ミケランジェロのこと

上記リンクの記事にあるように、フィレンツェのメディチ家礼拝堂にある「ミケランジェロの隠れ部屋(Stanza Segreta di Michelangelo)」が一般公開されて、一カ月経ちまし…

朝野春未
7か月前
43

追憶の果て~Sacco di Roma(ローマ劫掠)編~②

【本編】 セバスティアーノ 「皇帝軍が攻めてきたんだ!」 目を見開いて驚くジョバンニとルカ。 N ―——1527年5月6日 早朝 神聖ローマ帝国の皇帝軍がローマ…

朝野春未
8か月前
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メディチ家礼拝堂でのミケランジェロの「隠れ部屋」が公開されるそうです!

下記の記事の見出しと写真を見てびっくりしました。 さすがの私でもこの英語の見出しくらいは読解できました。 写真も補助になりましたが(^^;) ty-tokio21様、ありがとう…

朝野春未
8か月前
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「追憶の果て」ローマ劫掠編〜を書き終えて感じたこと

先週、追憶の果て~Sacco di Roma(ローマ劫掠)編~①を書き終え、前作の「ミケランジェロ〜追憶の果て〜フィレンツェ革命編」というタイトルにしたものと併せ、二章とし…

朝野春未
9か月前
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追憶の果て~Sacco di Roma(ローマ劫掠)編~①

【主な登場人物】 セバスティアーノ・ルチアーニ(43歳)……ベネチア出身の画家で4年前修道士になった。人当たりが良く優しい性格で、パトロンの教皇からも慕われている。 …

朝野春未
9か月前
40

ミケランジェロ〜追憶の果て〜フィレンツェ革命編①

【主な登場人物】(1527年現在) ミケランジェロ・ブオナローティ(52歳)……フィレンツェ共和国の彫刻家、画家、建築家。名声を得、メディチ家出身の教皇から、数々の…

朝野春未
10か月前
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noteで人生観変わりました

初投稿してから(私の場合創作大賞2023に応募して)一か月半ほどですが、現時点でフォロワーになっていただいた方が100人、すべての記事でスキの数は300を超えました。 皆…

朝野春未
11か月前
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ミケランジェロとF.リッピ親子、そしてローマ劫掠の取材に行ってきました!

ミケランジェロとF.リッピ親子、そしてローマ劫掠の取材に行ってきました!

昨日「ミケランジェロ〜追憶の果て〜フィレンツェ革命編③」を投稿させていただきました。ストーリーは既に投稿済の「ミケランジェロの回顧~フィレンツェ革命編~第一話」「~第二話」をコピーしただけになります💦それでもすぐにスキを付けていただいた方々、ありがとうございました!!

あとこの記事を借りてのお知らせですが、改名しました。
前の名前だと、同名の方が多いというのが一番の理由ですね。

「ミケランジ

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ミケランジェロ〜追憶の果て〜フィレンツェ革命編③

ミケランジェロ〜追憶の果て〜フィレンツェ革命編③


T 1528年 秋 セッティニアーノ 
〇ブオナローティ家
使用人に迎えられ、家の中に入るミケランジェロ。
奥の部屋でジョヴァン・シモーネがテーブルに伏せながら座り、傍に立つシジスモンド。
テーブルの上にワインの入った複数のピッチとコップ。

シジスモンド「兄さん、昼間から何飲んだくれてるんだよ!」

ジョヴァン 「うっせーな…飲まずにいられるかよ!ブオナロート兄さんが死んじまって…これからどう

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ミケランジェロの回顧 ~フィレンツェ革命編~第三話

ミケランジェロの回顧 ~フィレンツェ革命編~第三話


〇バルトロメアの実家
ベッドの中のシモーネにしがみつき、泣き叫ぶバルトロメア。髪が乱れている。
バルトロメア  「いやあああ!シモーネ!シモーネ!!」
バルトロメアの父「落ち着きなさい!バルトロメア!」(声のみ)

バルトロメアの背にしがみついて涙を流すチェッカ。

部屋の外で様子を眺めるミケランジェロ。後方にロドヴィコと、ロドヴィコを支えるシジスモンド。皆蒼い顔をし、心配そうな様子。頬に汗。

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ミケランジェロの回顧 ~フィレンツェ革命編~第二話

ミケランジェロの回顧 ~フィレンツェ革命編~第二話

〇セッティニアーノ
 T 1528年5月 フィレンツェ郊外セッティニアーノ
路上。マントを羽織り、小走りに急ぐ様子のミケランジェロ。蒼い顔。頬に汗。

 〇ブオナロート家
家族が揃う部屋に、息を切らし、駆け込んできたミケランジェロ。

椅子に座り込み頭を垂れるロドヴィコ。側にシジスモンドが付き添う。
バルトロメアはテーブルの上で手で顔を覆い、座っている。

神妙な面持ちで立つリオナルドとジョヴァン

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ミケランジェロの回顧 ~フィレンツェ革命編~第一話【創作大賞2024 応募作品】

ミケランジェロの回顧 ~フィレンツェ革命編~第一話【創作大賞2024 応募作品】

【あらすじ】
1527-1529年のフィレンツェ共和国。
1527年5月「ローマ劫掠」の事件を機に、フィレンツェでは実質的支配者、メディチ家出身の教皇の権力が衰退したため、暴動が起き、メディチ家が追放される。ミケランジェロは世話になった教皇やメディチ家を裏切る形で新政府側に付く。
ローマ劫掠を経験した友人セバスティアーノからの手紙で、ミケランジェロは皇帝軍によって多くの殺戮が行われ壊滅状態になった

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1527年5月6日 

1527年5月6日 

Sacco di Roma(ローマ劫掠)…1527年5月6日、神聖ローマ帝国の皇帝軍が、ローマの街を襲撃。無防備な一般市民や聖職者に対し殺戮、暴行(性的暴行含む)、強奪など、そして聖堂や教会に備えられていた聖具、聖遺物、芸術作品などの破壊や強奪などの犯罪行為を行った事件。皇帝軍は主にスペイン兵、ドイツの傭兵ランツクネヒトで構成されていたが、イタリア兵もいた。

今回の記事のタイトル日付にしましたが

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ミケランジェロ~追憶の果て~フィレンツェ革命編②

ミケランジェロ~追憶の果て~フィレンツェ革命編②

【主な登場人物・追記 (1527年現在)】
セバスティアーノ・ルチアーニ(43歳)……ベネチア出身の画家で4年前修道士になった。人当たりが良く優しい性格で、パトロンの教皇からも慕われている。
小柄な丸顔で美男ではない。板絵やキャンパスに描く肖像画が得意で、フレスコ画など創作を伴う大きな仕事は苦手。故ラファエロ・サンツィオのライバル。
ミケランジェロを崇拝し、慕っている。
のちのセバスティアーノ・デ

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本日3月6日はミケランジェロ・ブオナローティの誕生日です

本日3月6日はミケランジェロ・ブオナローティの誕生日です

本日2024年3月6日ですが、ミケランジェロ・ブオナローティ(1475-1564)の549回目の誕生日です。
おめでとうございます!

3月6日だと覚えていたのですが、もし日にちを間違えていて、こんな記事を飛ばしたりしたら、ヒンシュク甚だしいので(;'∀')、念のため書籍の1冊を引っ張り出し、中に記載の年表を見直し、確認いたしました。
またこの著書の中に、お父さんのロドヴィコによるミケランジェロ誕

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ミケランジェロの隠れ部屋(Stanza Segreta di Michelangelo)の予約が取れました!!

ミケランジェロの隠れ部屋(Stanza Segreta di Michelangelo)の予約が取れました!!

(この記事は2024.1月に投稿したものですが、マガジンに追加させていただきます)

これまで非公開だった、フィレンツェのメディチ家礼拝堂にあった地下室で、ミケランジェロ・ブオナローティが1530年にフィレンツェ包囲戦で降伏した時に、逮捕を逃れるため隠れていたといわれる「Stanza Segreta di Michelangelo(ミケランジェロの隠れ部屋)」が、今年3月までの期間限定で、人数制限

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創作のために対話型Aiにきいてみた ミケランジェロのこと

創作のために対話型Aiにきいてみた ミケランジェロのこと

上記リンクの記事にあるように、フィレンツェのメディチ家礼拝堂にある「ミケランジェロの隠れ部屋(Stanza Segreta di Michelangelo)」が一般公開されて、一カ月経ちました。入場できた方いらっしゃいますでしょうか?
私は残念ながら行けません(;_:)
テスト試行で来年の3月迄ということなので、自力では渡航準備期間が足りないなどがありますが、そもそもオンラインチケットを見た時、す

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追憶の果て~Sacco di Roma(ローマ劫掠)編~②

追憶の果て~Sacco di Roma(ローマ劫掠)編~②

【本編】

セバスティアーノ 「皇帝軍が攻めてきたんだ!」

目を見開いて驚くジョバンニとルカ。

N ―——1527年5月6日 早朝 神聖ローマ帝国の皇帝軍がローマを襲撃。
指揮官シャルル・ド・ブルボンが流れ弾に当たり戦死。軍の統制、秩序が保てなくなっていく……

セバスティアーノ 「ジョバンニ、早く支度を!」
ジョバンニ     「は、はい!」

修道服に着替えてるセバスティアーノに向かって

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メディチ家礼拝堂でのミケランジェロの「隠れ部屋」が公開されるそうです!

メディチ家礼拝堂でのミケランジェロの「隠れ部屋」が公開されるそうです!

下記の記事の見出しと写真を見てびっくりしました。
さすがの私でもこの英語の見出しくらいは読解できました。
写真も補助になりましたが(^^;)
ty-tokio21様、ありがとうございました!

上記早速グーグル翻訳片手に読ませていただきましたが、先ほどグーグルで検索して、日本語の一般記事も見つけました。

ちょうど私の作品の時代と重なるので嬉しいです!

ネタバレにもなってしまいますが、ストーリー

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「追憶の果て」ローマ劫掠編〜を書き終えて感じたこと

「追憶の果て」ローマ劫掠編〜を書き終えて感じたこと

先週、追憶の果て~Sacco di Roma(ローマ劫掠)編~①を書き終え、前作の「ミケランジェロ〜追憶の果て〜フィレンツェ革命編」というタイトルにしたものと併せ、二章としてマガジンにしてまとめました。一章の方を目にされてなくても、わかるような内容かと。
この記事でネタバレもあるかもです、お許しを。
目にされてない方で、もし少しでも関心持たれたら、下にリンク貼ってあるので目にしていただけたら幸いで

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追憶の果て~Sacco di Roma(ローマ劫掠)編~①

追憶の果て~Sacco di Roma(ローマ劫掠)編~①

【主な登場人物】
セバスティアーノ・ルチアーニ(43歳)……ベネチア出身の画家で4年前修道士になった。人当たりが良く優しい性格で、パトロンの教皇からも慕われている。
小柄な丸顔で美男ではない。板絵やキャンパスに描く肖像画が得意で、フレスコ画など創作を伴う大きな仕事は苦手。故ラファエロ・サンツィオのライバル。
ミケランジェロを崇拝し、慕っている。
のちのセバスティアーノ・デル・ピオンボ。

ベンヴェ

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ミケランジェロ〜追憶の果て〜フィレンツェ革命編①

ミケランジェロ〜追憶の果て〜フィレンツェ革命編①

【主な登場人物】(1527年現在)
ミケランジェロ・ブオナローティ(52歳)……フィレンツェ共和国の彫刻家、画家、建築家。名声を得、メディチ家出身の教皇から、数々の作品依頼を受けている。
フィレンツェの実質的支配者のメディチ家がパトロンになっているが、民主主義、共和制を支持している。
女性には興味がなくて、男性に恋したこともある。頑固な性格だが、弟子など目下で慕って来る者には優しい。
5人兄弟の次

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noteで人生観変わりました

noteで人生観変わりました

初投稿してから(私の場合創作大賞2023に応募して)一か月半ほどですが、現時点でフォロワーになっていただいた方が100人、すべての記事でスキの数は300を超えました。
皆様、本当にありがとうございました。
たわいもないものを含め、私みたいな者に、ここまでご支援いただけるとは、当初全く想像もしておりませんで、本当に世界が広がったと感じております。
こちらに投稿しました記事の大半は、創作含めミケランジ

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