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学びがライフワーク。マジョリティとマイノリティの隙間に棲息する。人生2回目の専業主婦か…

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学びがライフワーク。マジョリティとマイノリティの隙間に棲息する。人生2回目の専業主婦からの脱却を試みたが、ストレス性の病でやむなく療養→復活に至る。趣味は楽器演奏、語学学習。 新しいワクワクすることがしたい。最近の興味は哲学、社会学、人類学など。

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固定された記事

入学時に考える教育費のこと

 公立高校合格発表から入学式まで2、3週間。聞いてはいたけれど、これだけ多くの諭吉さんが財布から出ていくとは。改めて教育費について考えてみる。  子どものために…

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東京・JR山手線浜松町駅から徒歩6分ほどにある、ダイアログ・ダイバーシティ・ミュージアム「対話の森」で、ダイアログ・イン・ザ・ダークという視覚障害者にアテンドして…

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Web出願!これだけ知っておくと安心。

Web出願を終えた人もこれからの人もいる、受験シーズン真っ只中。 Web出願は、一見簡単そうで、これが結構手こずるもの。全部スムーズにいけば、万々歳。何度か経験してわ…

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3か月前

これまでの子育てを振り返る

7歳前後の子どもは、身の回りのことが自分でできるようになって、集団生活にも慣れてきて、「この世は我がモノ」のように自信満々になる。親も子育ての3分の1が終わり、自…

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高校に入学したものの、卒業できる?と心配になった時、知っておきたいこと。

高校に進学する時、全日制高校に行くのが普通と思っている人が大半だと思う。しかし、どういう条件が揃ったら卒業できるのかまで理解できている人は少ないのではないだろう…

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選挙があるたび思うこと

参議院議員選挙が今週末ある。 当日は予定を入れてしまっていたので、早々と期日前投票を済ませた。 自分の属する地域の候補者1人と政党を選ぶ方法。 毎回思うのだがなん…

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「心の病気にかかる子どもたち」

2022年度から高校保健体育の教科書に掲載。 「いつもと様子が違う」に気づけてますか? 「心の病気にかかる子どもたち ー精神疾患の予防と回復ー」精神科医・水野雅文著 …

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伝え方の難しさ

1年前、生まれつきの障害があって車いすユーザーの伊是名夏子さんがJRの乗車拒否にあったとネットで公表したところ炎上した。 車いすではJRに乗車するのさえ困難だというこ…

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緒川小学校のある東浦町に行ってみた。

いい教育をしている公立の学校を見つけ、自分の子を通わせたいと思ったとする。でも、引越す前にそこに長く住むことを想像して立地をよく調べた方がいい。 昭和時代から画…

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3つの「こ」が重なったうつからの脱出

私、昨年1年間は「うつ」だった。 実は「うつ」の時期は、自分が「うつ」になっていると気づかないもの。 私の場合は、さらに「コロナ禍」・「更年期(こうねんき)」・…

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高校の履修科目選択の問題。

高校選びの時に気づいていたけれど、高校入学後もついて回る「地学」問題。 気象関係を学びたい息子のために、地学が学べる高校を探していた。しかし、我が県ではたったの4…

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街のピアノの先生の役目は?

子どもの頃、私の何人かいるピアノの先生は、何故かメジャーな曲をレッスン曲に選んでくれなかった。 ショパンの子犬のワルツとか、ノクターンNo.2とか、別れの曲とか。 …

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十数年で子育て環境はずいぶん変化した。

若いママさんと話をすると、ここ十数年で子育て環境はずいぶん変わったなあと実感する。 私が出産した頃は、主要駅以外にエレベーターがなかったので、ベビーカーで長距離…

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高校の学習内容、多過ぎじゃない?

私が高校生だったのは30年以上も前だから、記憶が定かではないが、今の高校のカリキュラムは自分の時よりも内容が多く難しくなっている気がする。 例えば、英語は顕著にわ…

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私の偏愛マップ

自己紹介の1つとして「偏愛マップ」を作ってみた。noteなのでマップの形ではないけれど。 好きな色パステルカラーが好き。微妙な色合いなのでうまく表現できないけれど、…

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親としての夏休みの思い出(イベント編)

親になってからの子の夏休み期間は、休みではないどころか、普段より忙しい。イレギュラーなスケジュールに対応しなければならないからだ。長い夏休みが終わるとなぜかホッ…

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入学時に考える教育費のこと

入学時に考える教育費のこと

 公立高校合格発表から入学式まで2、3週間。聞いてはいたけれど、これだけ多くの諭吉さんが財布から出ていくとは。改めて教育費について考えてみる。

 子どものために、または保護者の務めとして、学校から求められたら必要な費用は払うのが当たり前と思っている人がほとんどではないだろうか。小学校、中学校と上がっていくにつれ感覚がマヒしてきて、高校ではつい惰性で払ってしまった。でも、それは本当に必要なお金なの

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ダイアログ・イン・ザ・ダーク:暗闇のエンターテイメント体験

ダイアログ・イン・ザ・ダーク:暗闇のエンターテイメント体験

東京・JR山手線浜松町駅から徒歩6分ほどにある、ダイアログ・ダイバーシティ・ミュージアム「対話の森」で、ダイアログ・イン・ザ・ダークという視覚障害者にアテンドしてもらう90分のエンターテイメントに参加してみた。

Facebookで誰かの投稿を見て、なんとなくおもしろそう、目が見えない体験ができる!と思ったのがきっかけだったが、正直こんなに素晴らしい体験になるとは思わなかった。

季節によって内容

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Web出願!これだけ知っておくと安心。

Web出願!これだけ知っておくと安心。

Web出願を終えた人もこれからの人もいる、受験シーズン真っ只中。
Web出願は、一見簡単そうで、これが結構手こずるもの。全部スムーズにいけば、万々歳。何度か経験してわかったことをここにまとめておく。

親の時代は、各学校専用の願書に手書きで記入し、写真屋や学校で撮った証明写真を貼り、専用の振込用紙で金融機関に受験料を払い、領収書を願書に貼り、受験先へ郵送するという手順だった。

今は、手書きで記入

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これまでの子育てを振り返る

これまでの子育てを振り返る

7歳前後の子どもは、身の回りのことが自分でできるようになって、集団生活にも慣れてきて、「この世は我がモノ」のように自信満々になる。親も子育ての3分の1が終わり、自信がついてくる。

その後、小学校生活にも慣れて、留守番とかお遣いなどできることが増えてくると、親はこのまま子育てから少しずつ解放されるんだと期待感でいっぱいになるのだが、子どもの方は周りの大人たちに守られていた時期から、自分でやらなけれ

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高校に入学したものの、卒業できる?と心配になった時、知っておきたいこと。

高校に入学したものの、卒業できる?と心配になった時、知っておきたいこと。

高校に進学する時、全日制高校に行くのが普通と思っている人が大半だと思う。しかし、どういう条件が揃ったら卒業できるのかまで理解できている人は少ないのではないだろうか? 入学する際に学校から説明がある(と思う)が、合格したこと、入学することに気を取られ、聞き流してしまっているかもしれない。高等学校は義務教育ではないので、3年後に自動的に卒業できるわけではない。そこで、高等学校の卒業要件について、前もっ

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選挙があるたび思うこと

選挙があるたび思うこと

参議院議員選挙が今週末ある。
当日は予定を入れてしまっていたので、早々と期日前投票を済ませた。

自分の属する地域の候補者1人と政党を選ぶ方法。
毎回思うのだがなんとかならないのだろうか?
論点となる政策以外に力を入れてほしい政策があるのに。
投票したい人は地域外にいるのに。
自分の意見にぴったり合う政党がないのに。

そもそも、有名人でもない限り、選挙期間中はもちろん、選挙期間外にも国会議員の候

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「心の病気にかかる子どもたち」

「心の病気にかかる子どもたち」

2022年度から高校保健体育の教科書に掲載。
「いつもと様子が違う」に気づけてますか?
「心の病気にかかる子どもたち ー精神疾患の予防と回復ー」精神科医・水野雅文著 朝日新聞出版

不登校・自殺の背景にあるとされている精神疾患。コロナ禍でも増加中。
ちょっと気になるという方にはぜひ手にとっていただきたい本を紹介する。(著者や出版社とは何の関係もありません)

一人ひとりが精神疾患について正しい知識

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伝え方の難しさ

伝え方の難しさ

1年前、生まれつきの障害があって車いすユーザーの伊是名夏子さんがJRの乗車拒否にあったとネットで公表したところ炎上した。
車いすではJRに乗車するのさえ困難だということを言いたかったんだと思うが、世の中にうまく伝わらなかったようだ。

多くの人が不満や要望をネット上に書く。
「何で◯◯なの?」
「◯◯だといいのに」
「◯◯してほしい」
炎上する案件とそうでない案件は何が違うのか?

私が不満や要望

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緒川小学校のある東浦町に行ってみた。

緒川小学校のある東浦町に行ってみた。

いい教育をしている公立の学校を見つけ、自分の子を通わせたいと思ったとする。でも、引越す前にそこに長く住むことを想像して立地をよく調べた方がいい。

昭和時代から画期的なオープンスクールとして「指導の個別化・学習の個性化」の研究・実践を推進している東浦町立緒川小学校の立地を見てきた。
学生時代から噂には聞いていたけれど、今回初潜入。名古屋に住んでいるとちょっとハードな通学路。

最寄り駅はJR緒川駅

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3つの「こ」が重なったうつからの脱出

3つの「こ」が重なったうつからの脱出

私、昨年1年間は「うつ」だった。

実は「うつ」の時期は、自分が「うつ」になっていると気づかないもの。

私の場合は、さらに「コロナ禍」・「更年期(こうねんき)」・「子ども(高校生)の問題」という3つの「こ」が重なって、「うつ」に気づくのが遅かった。

「うつ」から浮上したと思えることがいくつかあって初めて、「ああ、あれはうつだったんだ」と気づいた。

コロナ禍では誰でも精神状態が悪くなるコロナ禍

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高校の履修科目選択の問題。

高校の履修科目選択の問題。

高校選びの時に気づいていたけれど、高校入学後もついて回る「地学」問題。
気象関係を学びたい息子のために、地学が学べる高校を探していた。しかし、我が県ではたったの4校しかない。運良くその中の1校に入学できたが、理系では履修希望者が少なく、少なくともここ数年開講されていないことがわかった。文系には地学クラスがあるのにだ。

地学が学べる高校がいかに少ないかは、早稲田大学の高木秀雄教授の調査を参照いただ

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街のピアノの先生の役目は?

街のピアノの先生の役目は?

子どもの頃、私の何人かいるピアノの先生は、何故かメジャーな曲をレッスン曲に選んでくれなかった。

ショパンの子犬のワルツとか、ノクターンNo.2とか、別れの曲とか。

だからか、ピアノが弾けても、一般の人でも知っている曲が意外と弾けなかったりする。

趣味で弾くようになったら、好きな曲、弾いてみたい曲だけ弾けば良い。つまらない楽しくない練習曲はもうたくさん。

ゆったりした曲は苦手で速い曲が好きだ

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十数年で子育て環境はずいぶん変化した。

十数年で子育て環境はずいぶん変化した。

若いママさんと話をすると、ここ十数年で子育て環境はずいぶん変わったなあと実感する。

私が出産した頃は、主要駅以外にエレベーターがなかったので、ベビーカーで長距離移動ができなかった。

授乳室やオムツ換えの場所がほとんどなかったし、スマホもなかったので、出かける前にPCで行く場所までの詳細を前もって調べ、必要なら紙に印刷して持ち歩いていた。

市販のベビーフードの種類も少なかった。

結果、最初の

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高校の学習内容、多過ぎじゃない?

高校の学習内容、多過ぎじゃない?

私が高校生だったのは30年以上も前だから、記憶が定かではないが、今の高校のカリキュラムは自分の時よりも内容が多く難しくなっている気がする。

例えば、英語は顕著にわかる。高校卒業時に英検準1級レベルを目標にしているのだから、自分の時代の英検2級レベルより明らかに難しい。しかも、英検自体も難しくなっている。

現代社会もそう。約30年分がプラスされているだろうから、多少のカットはされているとしても、

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私の偏愛マップ

自己紹介の1つとして「偏愛マップ」を作ってみた。noteなのでマップの形ではないけれど。

好きな色パステルカラーが好き。微妙な色合いなのでうまく表現できないけれど、あえて言うならライトグリーン、ライトブルー、ライトピンク、ライトイエロー、かな。原色ではなく、カラフルな薄い色。

好きな食べ物野菜だったら、きゅうり、なす、キャベツ(虫みたいねw)。果物だったら、メロン、レモン・オレンジなど柑橘系。

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親としての夏休みの思い出(イベント編)

親としての夏休みの思い出(イベント編)

親になってからの子の夏休み期間は、休みではないどころか、普段より忙しい。イレギュラーなスケジュールに対応しなければならないからだ。長い夏休みが終わるとなぜかホッとする。

小学生の頃は、夏休みの代表的な地域のイベントの運営側を経験した。子ども会主催のラジオ体操や、町内会と小学校PTA共催の盆踊り大会(夏祭り)。楽しみにしている子どもたちも多く、親は一見直接負担がなさそうにみえるが、主催者側に回ると

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