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学びがライフワーク。マジョリティとマイノリティの隙間に棲息する。人生2回目の専業主婦か…

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学びがライフワーク。マジョリティとマイノリティの隙間に棲息する。人生2回目の専業主婦からの脱却を試みたが、ストレス性の病でやむなく療養→復活に至る。趣味は楽器演奏、語学学習。 新しいワクワクすることがしたい。最近の興味は哲学、社会学、人類学など。

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入学時に考える教育費のこと

 公立高校合格発表から入学式まで2、3週間。聞いてはいたけれど、これだけ多くの諭吉さんが財布から出ていくとは。改めて教育費について考えてみる。  子どものために、または保護者の務めとして、学校から求められたら必要な費用は払うのが当たり前と思っている人がほとんどではないだろうか。小学校、中学校と上がっていくにつれ感覚がマヒしてきて、高校ではつい惰性で払ってしまった。でも、それは本当に必要なお金なのか?税金で賄えないのか?という疑問もわいてきた。  「隠れ教育費」という本に公

    • Web出願!これだけ知っておくと安心。

      Web出願を終えた人もこれからの人もいる、受験シーズン真っ只中。 Web出願は、一見簡単そうで、これが結構手こずるもの。全部スムーズにいけば、万々歳。何度か経験してわかったことをここにまとめておく。 親の時代は、各学校専用の願書に手書きで記入し、写真屋や学校で撮った証明写真を貼り、専用の振込用紙で金融機関に受験料を払い、領収書を願書に貼り、受験先へ郵送するという手順だった。 今は、手書きで記入する内容をWeb上に入力、写真もデータで送信、受験料支払いもWeb上でできてしま

      • これまでの子育てを振り返る

        7歳前後の子どもは、身の回りのことが自分でできるようになって、集団生活にも慣れてきて、「この世は我がモノ」のように自信満々になる。親も子育ての3分の1が終わり、自信がついてくる。 その後、小学校生活にも慣れて、留守番とかお遣いなどできることが増えてくると、親はこのまま子育てから少しずつ解放されるんだと期待感でいっぱいになるのだが、子どもの方は周りの大人たちに守られていた時期から、自分でやらなければいけないことが増えてストレスを抱えることもある。 その時期を乗り越えると、い

        • 高校に入学したものの、卒業できる?と心配になった時、知っておきたいこと。

          高校に進学する時、全日制高校に行くのが普通と思っている人が大半だと思う。しかし、どういう条件が揃ったら卒業できるのかまで理解できている人は少ないのではないだろうか? 入学する際に学校から説明がある(と思う)が、合格したこと、入学することに気を取られ、聞き流してしまっているかもしれない。高等学校は義務教育ではないので、3年後に自動的に卒業できるわけではない。そこで、高等学校の卒業要件について、前もって知っておくと安心すると思われる点を調べ、まとめてみた。 教育課程による高校の

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        • Web出願!これだけ知っておくと安心。

        • これまでの子育てを振り返る

        • 高校に入学したものの、卒業できる?と心配になった時、知っておきたいこと。

          選挙があるたび思うこと

          参議院議員選挙が今週末ある。 当日は予定を入れてしまっていたので、早々と期日前投票を済ませた。 自分の属する地域の候補者1人と政党を選ぶ方法。 毎回思うのだがなんとかならないのだろうか? 論点となる政策以外に力を入れてほしい政策があるのに。 投票したい人は地域外にいるのに。 自分の意見にぴったり合う政党がないのに。 そもそも、有名人でもない限り、選挙期間中はもちろん、選挙期間外にも国会議員の候補者に会ったことがほぼないし、どこに行ったら会えるのかもわからないという人が多い

          選挙があるたび思うこと

          「心の病気にかかる子どもたち」

          2022年度から高校保健体育の教科書に掲載。 「いつもと様子が違う」に気づけてますか? 「心の病気にかかる子どもたち ー精神疾患の予防と回復ー」精神科医・水野雅文著 朝日新聞出版 不登校・自殺の背景にあるとされている精神疾患。コロナ禍でも増加中。 ちょっと気になるという方にはぜひ手にとっていただきたい本を紹介する。(著者や出版社とは何の関係もありません) 一人ひとりが精神疾患について正しい知識を身につけることで、社会をより良くすることにもつながる。身近に精神疾患になった人

          「心の病気にかかる子どもたち」

          伝え方の難しさ

          1年前、生まれつきの障害があって車いすユーザーの伊是名夏子さんがJRの乗車拒否にあったとネットで公表したところ炎上した。 車いすではJRに乗車するのさえ困難だということを言いたかったんだと思うが、世の中にうまく伝わらなかったようだ。 多くの人が不満や要望をネット上に書く。 「何で◯◯なの?」 「◯◯だといいのに」 「◯◯してほしい」 炎上する案件とそうでない案件は何が違うのか? 私が不満や要望を書く理由は主に次の2つ。 自分の中にあるモヤモヤを言語化してクリアにしておき

          伝え方の難しさ

          緒川小学校のある東浦町に行ってみた。

          いい教育をしている公立の学校を見つけ、自分の子を通わせたいと思ったとする。でも、引越す前にそこに長く住むことを想像して立地をよく調べた方がいい。 昭和時代から画期的なオープンスクールとして「指導の個別化・学習の個性化」の研究・実践を推進している東浦町立緒川小学校の立地を見てきた。 学生時代から噂には聞いていたけれど、今回初潜入。名古屋に住んでいるとちょっとハードな通学路。 最寄り駅はJR緒川駅。東海道線大府駅(名古屋駅から新快速で15分)で武豊線に乗り換える。平日の朝夕は

          緒川小学校のある東浦町に行ってみた。

          3つの「こ」が重なったうつからの脱出

          私、昨年1年間は「うつ」だった。 実は「うつ」の時期は、自分が「うつ」になっていると気づかないもの。 私の場合は、さらに「コロナ禍」・「更年期(こうねんき)」・「子ども(高校生)の問題」という3つの「こ」が重なって、「うつ」に気づくのが遅かった。 「うつ」から浮上したと思えることがいくつかあって初めて、「ああ、あれはうつだったんだ」と気づいた。 コロナ禍では誰でも精神状態が悪くなるコロナ禍で行動制限があり、自由に外出できない。行きたいところにいつでも行けるわけではない

          3つの「こ」が重なったうつからの脱出

          高校の履修科目選択の問題。

          高校選びの時に気づいていたけれど、高校入学後もついて回る「地学」問題。 気象関係を学びたい息子のために、地学が学べる高校を探していた。しかし、我が県ではたったの4校しかない。運良くその中の1校に入学できたが、理系では履修希望者が少なく、少なくともここ数年開講されていないことがわかった。文系には地学クラスがあるのにだ。 地学が学べる高校がいかに少ないかは、早稲田大学の高木秀雄教授の調査を参照いただきたい。 理由の1つは大学入試。共通テストでは、文系は基礎科目2つか、基礎でな

          高校の履修科目選択の問題。

          街のピアノの先生の役目は?

          子どもの頃、私の何人かいるピアノの先生は、何故かメジャーな曲をレッスン曲に選んでくれなかった。 ショパンの子犬のワルツとか、ノクターンNo.2とか、別れの曲とか。 だからか、ピアノが弾けても、一般の人でも知っている曲が意外と弾けなかったりする。 趣味で弾くようになったら、好きな曲、弾いてみたい曲だけ弾けば良い。つまらない楽しくない練習曲はもうたくさん。 ゆったりした曲は苦手で速い曲が好きだったが、歳を重ねるにつれ、スローな曲の方が好きになった(というより、速い曲は運動

          街のピアノの先生の役目は?

          十数年で子育て環境はずいぶん変化した。

          若いママさんと話をすると、ここ十数年で子育て環境はずいぶん変わったなあと実感する。 私が出産した頃は、主要駅以外にエレベーターがなかったので、ベビーカーで長距離移動ができなかった。 授乳室やオムツ換えの場所がほとんどなかったし、スマホもなかったので、出かける前にPCで行く場所までの詳細を前もって調べ、必要なら紙に印刷して持ち歩いていた。 市販のベビーフードの種類も少なかった。 結果、最初の数年は子連れ外出を諦めることがしばしば。 独身の頃は「結婚はまだ?」 結婚した

          十数年で子育て環境はずいぶん変化した。

          高校の学習内容、多過ぎじゃない?

          私が高校生だったのは30年以上も前だから、記憶が定かではないが、今の高校のカリキュラムは自分の時よりも内容が多く難しくなっている気がする。 例えば、英語は顕著にわかる。高校卒業時に英検準1級レベルを目標にしているのだから、自分の時代の英検2級レベルより明らかに難しい。しかも、英検自体も難しくなっている。 現代社会もそう。約30年分がプラスされているだろうから、多少のカットはされているとしても、ボリュームが大きくなっているのではないか。 情報という教科も増えた。 プレゼ

          高校の学習内容、多過ぎじゃない?

          私の偏愛マップ

          自己紹介の1つとして「偏愛マップ」を作ってみた。noteなのでマップの形ではないけれど。 好きな色パステルカラーが好き。微妙な色合いなのでうまく表現できないけれど、あえて言うならライトグリーン、ライトブルー、ライトピンク、ライトイエロー、かな。原色ではなく、カラフルな薄い色。 好きな食べ物野菜だったら、きゅうり、なす、キャベツ(虫みたいねw)。果物だったら、メロン、レモン・オレンジなど柑橘系。つまり、瑞々しいものが好き。 豆腐だったら、絹より木綿。米だったら、白米より胚

          私の偏愛マップ

          親としての夏休みの思い出(イベント編)

          親になってからの子の夏休み期間は、休みではないどころか、普段より忙しい。イレギュラーなスケジュールに対応しなければならないからだ。長い夏休みが終わるとなぜかホッとする。 小学生の頃は、夏休みの代表的な地域のイベントの運営側を経験した。子ども会主催のラジオ体操や、町内会と小学校PTA共催の盆踊り大会(夏祭り)。楽しみにしている子どもたちも多く、親は一見直接負担がなさそうにみえるが、主催者側に回ると実は大変だということがよくわかった。何も好き好んで主催者側に回ったわけではない。

          親としての夏休みの思い出(イベント編)

          データを見るときに考えていることは?

          新型コロナウイルスの新規感染者がどんどん増えている。各都道府県ごとの新規感染者数を見て、マスメディアは多いとか少ないとかいうが、その根拠はどこにあるのか? 初期の頃は、前日と比較して増えたか減ったかといっていたが、平日と休日の違いによる増減があることが認識されるようになり、最近はようやく前週の同曜日と比較するようになった。 でも、私が知りたいのは、数を比較して多い少ないではなくて、人口に対して感染者の割合が高いところはどこなのかだ。 そこで、Excelを使って本日(20

          データを見るときに考えていることは?