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桜街スピカ
2023年6月30日 16:39
他人は他人で、自分は自分だ。分かってるから、受け入れている。十人十色な僕ら。そこまで興味を持てない他人のこと。何かを命懸けで愛する熱量がほしくて。自分は自分で、他人は他人だ。どんな生き方もその人の生き方だ。口を出すべきじゃないのを知っている。多分、他人を愛していた訳じゃない。色々と受け入れてただけで。関心が薄いから、どうでもよかった。その関心は、関心のあ
2023年6月26日 23:41
人が社会で生きる時。疑いなく乗っかっている。一つ一つそんな風に、歯車は見える。「社会」は大きな機械だ。国の心臓みたいなものだ。人類史が刻まれた、とある巻物の登場人物で。それぞれが違う特性や文化を持つ。途方もない時間の中で。経験したことのない「もう一度」を繰り返している。人は、繰り返している。生命は育まれ、様々なものが花開く。長く息をしたもの。
2023年6月24日 00:03
誰にも掴めないような星へ。誰にも負けない輝きを込めて。心臓のロケットを宇宙に飛ばす。悩み悩んで、階段で屋上まで向かう。大好きな雨の香り。包まれた不安な空。雲を突き抜けて。鮮やかな青を塗る。心地よい孤独と共に。心地よい居場所にさよならを。少しだけ、寂しいけれど。夢にまで見たアストロノーツ。宇宙を見て。思考に沈んで。空に浮かんだ自分は。人間だ
2023年6月20日 22:50
未来へと進む。言葉が出てこない。見据えた先は下り坂。どこまでも進んでいく。頭の中に溢れる過去。全て大切にしまって。「どこまでも行けるはず」と。信じるだけ。自分を守る自己愛を捨てられるはずなんかないな。自己肯定は、他人からも、自分からも得られる。ただ、生きていたいだけで。未来へと進む。言葉をナイフにして。見据えた先は上り坂。どこ
2023年6月18日 20:03
夜の数十分。寝る前の数十分。やることが終わって。今日という1日が終わっていく。残された僅かな時間で。何をしようか、っていつも考えている。観たことのないジャンルの動画を観てもいい。積んである読みかけの小説を読んでもいい。作りかけの作品の続きを描き始めてもいい。息抜きにゲームをしたっていい。未来の為に、学んだっていい。……そして、今日を忘れたっていい。も
2023年6月14日 05:06
見える景色は黒か白か。見えない青色、電車に揺られ。降りる時に、優しく見送ってくれた人の暖かさだけを覚えている。楽しい記憶だけを覚えている。辛かったことは薄れていく。幸せな脳の裏で考えていること。生きるとか死ぬとか常に考えている。この問題に向き合わずとも生きられる誰か。そんな誰かに、負けてられないから。夢で身体を満たしていく。心の世界、薄暗い洞穴を。
2023年6月9日 20:34
生きてると気持ちの乱高下。いいことも悪いこともある。悲しみや苦しみがあるから、幸せがある。その道はジグザグじゃなくて。「人生はきっと、螺旋階段なんだ。」誰かの言葉に胸を打たれる。 苦しみの渦中に言葉を投げ込んでみる。登っていくごとに、成長していく地続きの道。雲の向こうで、生まれ変わりながら。やがてはゴールに辿り着く。だから。自分の好きなことも。誰かの
2023年6月6日 22:19
溢れた傷から、流れている。包帯から、滲んでく。卑屈になっていく。認めて、その上で自ら傷つける心。水に生けた心の花。雨の中、青色の紫陽花。花言葉は「無常」この世に不変のものなどない。この花だって、散ってしまう。自分の弱さを深く悟る。変われない臆病さを。精一杯、強がっている。それは、明日を生きる為に。きっとどこまでも行けると、そう信じて。心の花と
2023年6月3日 21:39
初めて会った時の事を思い出して。貴方の隣で何を話したのかが朧気になっている。貴方の姿が心からも遠ざかっている。貴方が眼鏡を掛けたのは何時からだっただろうか。僕が眼鏡を掛けたのは何時からか忘れないのに。あの時僕を撫でた貴方は。僕の事をどう思ったのだろうか。手すら握り返せなかった僕を。あの日、出張先の神社で僕は何を願っただろうか。色とりどりな言葉の数
2023年6月1日 23:08
嘘を吐いた。少しだけ、嘘を吐いた。それは貴方にではなくて。それは自分に対してであった。横顔が綺麗で鮮やかな貴方のこと。誰よりも笑顔が素敵な貴方のこと。忘れたくて、忘れる訳じゃない。貴方だって人間だ。今が間違っていることくらい分かってる。正直でないことくらい分かっている。気がついた時には、僕はいつも遅かった。貴方と一緒にいたかった。僕は誰も探していない