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「あの空の向こうへ。」(詩)

未来へと進む。


言葉が出てこない。


見据えた先は

下り坂。


どこまでも進んでいく。


頭の中に溢れる過去。


全て大切にしまって。


「どこまでも行けるはず」と。


信じるだけ。


自分を守る自己愛を

捨てられるはずなんかないな。


自己肯定は、

他人からも、自分からも得られる。


ただ、生きていたいだけで。


未来へと進む。


言葉をナイフにして。


見据えた先は

上り坂。


どこまでも進んでいく。


眼前の向こうで輝く未来。


鮮やかに、ただ溢れさせて。


「過剰防衛にならないように」と。


諌めて。


あの時の感情も、今の感情も。


間違いなく本当の気持ちだ。


他者への愛がない訳じゃない。


それでも。


何を犠牲にしたって

叶えたい夢がある。


この想いだけは

捨てられない。


心の中に残るサイダーみたいな。


あの、積み重ねた日々と

どうしようもない空の青さ。


ふと、落ち着いた景色を眺め。


どれもこれも、大切な思い出。


生きてきたから。


今までも、これからも。


間違いも正しさも

全て抱きしめて。


そうだ。


私は、明日を生きていく。

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