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羽縫
2024年5月11日 16:27
月末に受けた面接の結果が届いた。久々に【不採用】という文字を目にする。久々なのは、ずっと【採用】だったからではなく、ずっと働きたい仕事に応募する機会がなかったからだ。 面接に嫌な感じはしなかった。十ヶ月未満の短期だし、望んでいる正社員の道ではなかったが、期間が限られていても自分の身になると信じ、したいと思えた仕事だった。〝面接〟というより、〝雑談〟といった風情で、リラックスできたが、あまり興
2024年5月8日 14:40
面接を辞退した。 自らに課した大掃除のノルマを日々果たし、月末の総仕上げを残しただけで、面接準備に備えるための丸一日は確保できたものの、十日間悩み続け、葛藤し、内心、進むか引くかの押し問答であった。 石橋を叩き過ぎて渡らないのは、私の悪い癖かもしれないが、辞退を決めた後、心からホッとした。肩の荷が下りた…という身軽さに、後悔はしなかった。 辞退のメールを送った後、儀礼的ではないが、短い承諾
2024年4月14日 16:23
丸一ヶ月書かずにいたのだと、今初めて知った。書かなかった理由をここに記すのは止めにする。受け入れられないこと、受け入れ切れないこと、受け容れたくないことがずっと心の中に鎮座している。ようやくこのフォルダを開く気になったのは、何度目かの振出しに戻ったせいだ。 先ず、オンライン面接から二次面接に臨んだ遠方の求人は、見事に撃沈した。想定外のことが多過ぎて、プラスマイナス0になるのだとしたら合格も
2024年4月12日 22:34
まさかの一時通過を果たしたオンライン面接の、二次面接に臨んだ。片道二時間の遠方。万が一、合格して通うことを考えたら不安の方が大きい。しかし不合格なら再び路頭に迷うだろう。働くことを望むから、この無謀な求人にさえ応募しようと思ったのだ。 面接先は、一年近く会っていない友人が住む町で行われる。ばりばり働いている人との関われば、自分と比較して落ち込む原因になるという自覚があるから、ちゃんと仕事が決
2024年3月17日 17:45
ほぼ二ヶ月乗っていなかったせいで、バイクのエンジンがかからない。キックで試すとすぐにかかり、年度末にメンテナンスのタイミングが合ったのと、今が真冬でなくて良かったと感謝した。 面接先は誰もが間違えるらしい。事前に目標物を知らされてはいたが、インターネットで調べてみても把握できず、スマホの地図で調べてもわからなかった。 十分前に目標物には辿り着いていたが、応募先の会社が見当たらない。何度も行っ
2024年3月13日 14:31
失業給付認定時間の猶予は30分で、大通りを2度右折し損ねたものの、何とか10分を残して到着。反ってそれが良かったようで、一人待っただけで認定は終了した。 検索をかけ、少しでも気になった求人を印刷。見比べて消去法で絞って行く。気になった求人…落ち着いて考えてみると、到底毎日通えそうにない遠方のものが8割。残り2割の応募状況を確認し、帰って再検討しようと順番を待った。 空いているように思えたが、
2024年1月31日 13:54
何ひとつ上手くいかない日というのが時にある。今日がそんな日だった。 マンモグラフィでは異常なかったが、エコー検査も無料で受けられると、先週、検診先から電話をもらった。曜日と時間限定で、今日がその最初の日。朝一で病院へ行くが、受けられなかった。昨日の緊急事態宣言の影響で、検診関係は全て断っているのだと…。 予約本の引取りも、昨日の時点でキャンセルを余儀なくされたので、午前中の予定が皆無になっ
2024年1月30日 15:22
珍しく、電話がよく鳴る一日だった。 深夜1時に鳴った妹からの電話。過呼吸で救急搬送されたという本人からの連絡だ。昨年に引き続き、恐らく2度目。そんな時間に連絡して来ること自体、意味がわからない。東京と大阪で、しかもこんな社会情勢の中、何をどうせいと言うのか。心配かけたいだけなのはわかるが、振り回されていては身が持たない。冷たいが、既に限界である。私はスルーしたが、電話を取った母は不眠に陥って睡
2024年1月21日 13:53
一応、契約満了での離職なので、失業保険が降りるまで猶予を待たなくて良い筈だが、一日も早く定職に就きたい。過去の無職経験から、家に籠っている時間が長ければ長いほど、再び外へ出ることがしんどくなるのが予想出来るからだ。年齢的にも転職は最後にしたいため、定年まで働ける正社員での就職を目指しているが、好き過ぎるけれど食べて行けない適職から離れる決意をした反面、何が代わりになるのかわからなくなった。