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自分ドキュメンタリー

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日々、自分を使った実験をしては、気づきなどをこつこつ記録しています。
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#社会人1年目の私へ

今日も誰かの誕生日

今日も誰かの誕生日

 今の仕事をするより前、パティシエをしていた。女性なので、正しくは「パティシエール」となるが、パティシエと言った方が通じやすいような気がするので、私はいつもそう申告する。

 昨日、私の今の仕事について書いたことと、最後の出社日に近くのパティスリー(ケーキ屋さん)に立ち寄ったことで、「そうだ、ケーキ屋で働いていた時のことを書いてみよう」と思い立ったのは、そのお店にたくさんの誕生日ケーキ写真が飾られ

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その手から、きみ自身をはなすな。社会人1年目の私へ

その手から、きみ自身をはなすな。社会人1年目の私へ

 さて、何から話そうか。

 社会人一年目。それがいくつの時を指すのか未だに迷ってしまう。
 きみは就活もしていないし、それどころか大学も卒業することなく、卒業アルバムも友達も成人式もぜんぶ捨てて、身一つで『外』の世界へ飛び出したのだったね。

 それを「社会人一年目」と言うのかわからないけれど。
 実際は、とんでもなく未熟で、無謀で、そのわりに希望に燃えていたわけでもなかった。

 きみの社会人

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半失業することになった話。

半失業することになった話。

 下書きをためておけない(それでも30くらいは、書きかけがあるが)。
 書き上がったものはもう、すぐに出してしまわないと、一瞬後にまた事件がおきてそれどころじゃなくなることがあるのだ。それも、けっこう頻繁に。
 さながら、コナン君が翌週には次の殺人に巻き込まれるみたいに、翌日には状況がガラッと変わっている。

 考えようによっては逆なのかもしれない。これは、書いているからこそ変化に気づくことができ

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強くいきよう、末永くお元気で。

強くいきよう、末永くお元気で。

 「太く短く生きられればいいや」なんて言ってのけることができるのは本当に若いうちだけなんだと思う。
 自分も女子高生くらいのときは言っていたし、18になった時には「もう人生終わりに等しいやん」としか思わなかったし、20の時は「長く生きすぎた」とさえ思った。

 もちろん、全員が変わるわけじゃないしなんだかこんなことを言うのは説教臭くていやだ。
 でも本当にリアルに、肌で「自分が長く生きるかもしれな

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あえて「モラル・ライセンシング」してみてわかったこと

あえて「モラル・ライセンシング」してみてわかったこと

実験的に「モラル・ライセンシング」を先取りしてやってみる、ということをしている。

やってみて、これまでにない気づきがいくつもあったので、書いてみようと思う。

モラル・ライセンシングとはまず、モラル・ライセンシングとはというところから。

これは、簡単にいうといいことをすると悪いことをしたくなる、自分へのご褒美といってつい甘やかしてしまう……などを指すそう。

たとえば、
運動したご褒美におやつ

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