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一話読み切り

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・ものごとの両面性 ・ユーモアと屁理屈の狭間で ・通知表に嫌われて ・親子の珍妙な会話 ・ギフテッドへの理解を当たり前と考えるのはNG ・必読:特定分野に特異な才能のある児童生徒…
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#学校

必読:特定分野に特異な才能のある児童生徒に対する学校における指導・支援の在り方等に関する有識者会議 審議のまとめ(素案)

必読:特定分野に特異な才能のある児童生徒に対する学校における指導・支援の在り方等に関する有識者会議 審議のまとめ(素案)

恥ずかしながら、こちらの素案の存在を知らなかった。大方出来上がっていて、後は実行するのみに映った。

特定分野に特異な才能のある児童生徒に対する学校における指導・支援の在り方等に関する有識者会議 審議のまとめ(素案)(※PDF)

我が家は長男がギフテッドということでこのテーマには注目していたが、素案を読むと、次男や長女にも関係するし、もっと広く日本の教育とはどうあるべきかという事を問い直すきっか

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「僕が文科省なら今の学校システムを変える」そうな

「僕が文科省なら今の学校システムを変える」そうな

長男がタイムリーな発言をした。本人は、文科省の「特定分野に特異な才能のある児童生徒に対する指導・支援の在り方等について」は知らないはずだ。家庭で議題にしたことはない。

私が「でもあんたに合うようにしたら、今度は大半の子が付いて来れないっていう問題が発生しないかね?」と言うと、「じゃあ新しく学校作る」と返ってきた。

私 :へー、いいんじゃない?けど、もしかしてそれって、そういう思いを持った人が結

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違うんじゃないか説浮上、呼び名は何でも構わない

違うんじゃないか説浮上、呼び名は何でも構わない

長男は学校で色々あっても登校したくないと言ったことは今のところない。例外的に、一度だけ、さすがの長男もひどく落ち込むことがあって、数週間出席を停止したことがあったが、それでも長男がやっぱり友達と会いたくて学校に行くと言って再開した。

親の方が、こんなに色眼鏡で見られて濡れ衣も着せられて、さらにちょっとここでは数年先まで書けないようなことまでされて、もうそんな所には行かなくていい、それに散々な目に

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体を張った実験

体を張った実験

ある日、長男が、「ぼく今日何やったでしょう?」とクイズを出してきた。こういう時、大体ろくなことはしていない。「何やらかした?」と訊くと、「暑かったから、頭からアルコールをかけて気化熱の実験をした」と。

長男:学校の消毒用のアルコールをちょっと。誰も使わない所に前から置いてあるやつで、ちょっとしか残ってなかったから。
母 :あんたバカだねぇ、エタノールなんかかけたら髪が茶色になるんだよ。(高校時代

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