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【読書感想文】小栗義樹「印象に残った自分の記事BEST3!」

こんばんは!
今年はなんやかんやで、82冊の本を読んだ男、小栗義樹です!

さぁ本日は、年内最後の読書感想文です!
昨日のニュース記事ではやりませんでしたが、今回はやります!

そう、
ランキング記事です!

今年自分で書いた読書感想文記事の中から印象に残った記事を自分で選び、自分で勝手にBEST3を決めようという企画です。

なかなかにナルシストな企画となっておりますが、一度やってみたかったのでご了承ください!

2023年は、18本の読書感想文を書きました。2023年8月23日、夏目漱石の「こころ」を題材に読書感想文をスタート。その記事に沢山のスキが付き、味をしめた僕は、この企画をレギュラー化。そんなこんなで今に至ります。

今回はこの18本の記事の中から、書いていて特に印象に残った記事・その理由を紹介します。

完全に自己満足なのですが、よければ最後までお付き合いください!
よろしくお願い致します。

それでは参ります!

第3位

【読書感想文】雨穴「変な家」

僕の読書感想文を読んで下さっている方からすると、このチョイスは意外と思われるかもしれませんね。第3位は雨穴さんの「変な家」です。

映画化も決まったスーパー小説。2023年の優秀作品の1つと言っても過言ではないのではないでしょうか?

当時、文学の感想文を中心にしていた中で、この手の小説を題材にするというのは、僕にとっても不透明な部分が沢山ありました。ひょっとしたら、この記事を読みに来てくれる人は文学を期待していて、こういう最近のミステリー系は求めていないかもしれない。そんな風にも思ったわけです。

そんな葛藤があったからこそ、この記事は印象に残っています。結果は成功だったと言っていいのではないでしょうか?

スキの数は100ですし、アクセス数も良かったです。

この記事の中で僕は、ミドルノベルという言葉を使っています。ライトノベル・ミドルノベル・文学という分類を勝手に提唱したわけです。正直言って、どれもこれも文学です。ただ、味わい方が違うだけだと思います。

僕が分類した理由は、こうやって分けることによって、味わい方が明確になり、楽しみやすくなるからです。どこをどのように楽しむべきかが分からないと、感想文ってブレると思うんですよね。だからこそ、その本にあった楽しみ方をするために、こうして分類を提唱しています。

そういう楽しみ方やこだわりが出ているこの記事は、最初の葛藤と相まって、かなり深く刻み込まれています。

多角的かつ色々な話を盛り込むことが出来た本記事は、僕の中でも結構お気に入りでして、そういう意味も込めて3位に選出させて頂きました!

第2位

【読書感想文】髙田旭人「ジャパネットの経営」

第2位はジャパネットの経営を題材にしたコチラの記事です。

これは、シンプルに本が面白かったです。ビジネス書でありながら、歴史が詰まっていますし、基本的に必要な動作が散りばめられています。

この記事、書き終えて投稿した後も、ちょこちょこスキを頂けてまして、初動は40くらいのスキ数だったのですが、今では100に迫るくらいジワジワト伸びています。

確か僕このくらいから、noteの運用方法や見方を変えたんですよね。現在も色々と試している最中で、フォロワーの伸び率やスキ数は鈍化しているのですが、そうじゃない部分での成果を摸索したいので、もう少しこのスタイルを貫いていこうと思っています。(またもとに戻すかもしれませんけど、笑)

書き方についても新しいことを摸索していて、まだ定まっていないのですが、この記事くらいから色々な書き方を試しています。おかげさまで、散漫としていて粗い部分が目立つのですが、そういう過渡期みたいなものが絡み合っているため、この記事は印象に残っています。

僕はこの記事の中で、これはビジネス書ではなく教科書だという言葉を使っています。そういう風に読むと面白くて、妙に納得できるという旨を書きました。

本には色々なスタンスがあって、読み手であるこちら側がどのようなスタンスで読むべきかという部分は、本の楽しみ方を大きく左右する1つの要素になっていると思います。

ただ本として読むのではなく、様々なジャンルの中から、どれに該当するのかを読み取り、そのテイストを意識して読むことで、得られる情報に差が生じると思うのです。

ジャパネットの経営は歴史の教科書であり、仕事の教科書である。ビジネス書ではなく、教科書として読むことで、1行1行の文章の見方が変わってくると思います。

そういう気づきをくれたこの本を題材に出来てよかったと思うし、それを文章にすることが出来たこともハッピーです。

そういう濃い印象を与えてくれたというのも踏まえ、こちらの記事は第2位とさせて頂きます。

第1位

【読書感想文】芥川龍之介「羅生門」

お待たせいたしました!
2023年、僕が書いた読書感想文の中で、最も印象に残っているのは、芥川龍之介の「羅生門」です。

こちらは読書感想文を始めて3本目の記事にあたります。そしてなにより、初めて得たリクエスト記事です。

好きな小説を3冊あげてと言われると、「グレートギャツビー」「ノルウェイの森」「カラマーゾフの兄弟」と言います。

じゃあ、影響を受けた作家は?と言われた場合はどうか?
僕は迷わず「芥川龍之介」と言います。

この人のお話は、すごく気持ちが分かるし、すごく胸に刺さるんです。

僕の好きな・僕が最も納得できる・僕が知りたいと思う部分を、まぁ的確に突いてきます。

この読書感想文、始めるにあった1つ決めていたことがありました。それは「2023年は作者被りは避ける」というものです。

振り返っていただけるとわかるのですが、この読書感想文という記事は、作家被りをしていません。太宰治なら桜桃だけだし、夏目漱石ならこころだけです。

ただ、

芥川龍之介だけは2作書いてます。しかも連投です。

まぁまぁ序盤のほうでルールを破っているのですが、リクエストを受けた喜びと、芥川ならいいでしょうという気持ちがあって、2連続で芥川作品を取り上げました。

僕にとって芥川作品は、それくらいインパクトのあるもので、生活の中でかなり影響を受けているものでもあります。

この企画をやるにあたり、過去に書いた読書感想文を全部読み返してみたのですが、どこをどう考えても「鼻」か「羅生門」がのどちらかが1位になるという結論でした。

僕にとっての影響力、それを言葉にできたということ、そして何より、最初にもらったリクエストであるということを加味すると、間違いなくこれが1位。そんなわけでこの記事選抜させて頂きました!

最後に

ここまで読んで下さりありがとうございました!

基本僕は、自分で書いた記事をあまり振り返りません。必要なものは読み返しますけど、読書感想文とかニュース感想文は、あくまでその瞬間の熱量で書いていて、振り返る事に対する優先度は低めでした。

ただ、やってみてよかったなぁと思います。最初に比べると、書き方もだいぶと変わってきていますし、そう言えばこんな事を思いながら書いたなぁ~みたいなことを思い出したりもして、気づきや学びが沢山ありました。

来年も読書感想文を続けていくつもりです。まだまだ、紹介したい本が沢山ありますから。

来年は、今年書いた読書感想文を題材を再利用して、違った視点から感想文をお届けしたりできたらなということも考えています。

この企画は、まだまだ面白いことが出来そうだなぁと思うので、どんどんブラッシュアップして、どんどん良いものにしていくつもりです!

最後に、今年1年読書感想文にお付き合いいただいた皆様には、とても感謝しています。本当にありがとうございました!

来年も、沢山の本を紹介して参りますので、どうぞ宜しくお願い致します。

それでは、本日はこの辺で!
また明日の記事でお会いしましょう!

さようなら~

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