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生産性を上げたいなら『速さは全てを解決する』がおすすめ!

赤羽雄二著『速さは全てを解決する』(ダイヤモンド社)の読書感想です。

日本人のホワイトカラーの生産性は世界水準から見て最も低いと言われています。

なぜ日本人は生産性が低いのか?

とにかく会議が多い、定時という概念が無い、サービス残業の蔓延などが挙げられます。

ダラダラと時間をかけて仕事をするため著しく生産性が低く、どうせ定時で帰れないんだからという意識から生産性がガタ落ちします。結果モチベーション、労働意欲の低下につながることは目に見えています。

実経験から、仕事をする上でスピードは何よりも大切です

過程より結果を重視する流れは今後ますます強まっていくと思われます。

今までのように、生産性の低い仕事をしていれば生き残るのは難しくなってくるかもしれませんね。

そこでスピードを身につけるためには何をするべきか?

本書『速さは全てを解決する』を読めば、仕事をスピードアップするためのヒントを得られます

興味のある方はぜひ一読してみてください。きっと今すぐ実践したくなります。

PDCAを何度も回す

PDCAとは、Plan(計画)、Do(実行)、Check(評価)、Act(改善)のサイクルのこと。
このサイクルを2度、3度と回せば、アウトプットがどんどん改善されます。

PDCAはいつも同じペースで回すのではない。一度目は特に早く回し、アウトプットの目処をつける。そうすると時間的にも精神的にも余裕が出てくる。

確かにこの方法は有用かもしれませんね。PDCAはやってみるとわかりますが、意外と面倒で続かないんです…。

本書ではPDCAはまず1度目は早く回し、2度目からはゆっくり回す。

そうするとポイントが分かってくるので本当に大事なところだけを確認して、改善しながら加速して回すことができます。

速さが上がれば、やる気がでてくる

・仕事が早くなると、先手が打てるようになり、効率よくアプローチできる
・仕事が早くなると、余裕を持って顧客の真のニーズを把握できるようになり、打ち手の制度が上がっていく
・仕事が早くなると、多少の失敗をしても挽回できるようになる

仕事に対する速さが上がれば、楽に成果をだせるようになります。アドレナリンが出てますますスピードアップすることが可能ということです。

とにかく先手を打つ。
段取りを前倒しして結果を出す。

そしてPDCAを回すことを繰り返せば、好循環を作り出せる。
スピードを意識することが大事ですね。

仕事のツボを押さえる

その仕事が成功した、うまくいったという状況を想像し、「仕事の成功イメージ」を明確に持つことだ。
「仕事のイメージ」を実現するために何が必要か、何度もシミュレーションし、段取りを明確にすることも大切だ。

成功のイメージを持つことは大切ですね。

成功するためには何をどの順序しなければいけないか?

を繰り返し綿密に考えておけば行動に移しやすくなります。結果、成果も出やすいのではないでしょうか。

この考え方は常に意識しておきたい。

前倒しする

前倒しするとは仕事の全体像を抑え、無駄な仕事、不要不急の仕事を切ること。

自分でなければできない仕事に集中して片付ける。余裕が生まれ次第、少しずつ前倒しに取り組むと著者は説いています。

「ぎりぎり」の人は仕事の全体像を抑えていない場合が多く、精神的な余裕もありません。

今日やれることは自分の許容範囲(長時間労働ではない)の中で限られた時間内でやっておくこと。

前倒ししておけば、気持ちに余裕ができ自分に自信を持つことができます。

ゼロ秒思考を目指す

悩みは不安、思い込みなど、もやもやを取り除くためにメモ書きを進めています。

A4用紙を横書きにして、左上にタイトル、右上に日付、本文を4〜6行で各20〜30字程書く。この1ページを1分で書き、朝起きてから夜寝るまでの間に毎日10ページ書くと頭が非常にすっきりする

書くことで頭のなかであやふやだったイメージがはっきりと鮮明になります。結果仕事に集中できるようになり、スピードも上がるとのこと。

この「メモ書き」は著者の『ゼロ秒思考』で詳しく紹介されています。

まとめ

この記事では赤羽雄二著『速さは全てを解決する』の内容を紹介しました。

無計画にダラダラと仕事をしていても、いいことは1つもありません。ぜひ本書で紹介している内容を実践して、効率よく仕事をこなす方法を見に付けましょう!

最後までお読み頂き、ありがとうございました!
私のnoteでは、今までの経験で培ったノウハウを
随時公開しています。

今後も頑張って更新していきますので、
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