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#病気
傾聴の重要性が増している
「傾聴」というとどこか方法論や技術、小手先のやり方といったイメージがつきまといます。「オウム返し」「頷き方」など。
でもこの本で著者は、まず相手の心に寄り添うことを最重要視しています。聞く方としては首をかしげてしまうような話であっても、その人の中では筋が通っていたり、過酷な経験があったり。
あるいは話してくれない時間が数十分に及んでも、話し手は一生懸命考えている、思い出そうとしている、など。
私は
誰の価値観を基準にする?
「3つの真実」に戻ってきました。
主人公は周囲に認められれば人が自分に興味を持って集まってくる。そうすれば人とつながることができる、と主張します。
けれど老人は、周囲に認められて成功をおさめ、就任も増えた人間を引き合いに出し、その人間は自分よりも成功し高収入の人に会ってしまえば、その人からも認められ、もっと成功と高収入を目指す。これを繰り返すことになる。そしてその人は結果として事業で大失敗し、人が
ゆっくり町を歩いてみる
これは、実践した結果、その通りだったというものです。
この「その通り」には2つの意味があります。
1つは「街並みを発見」。
車や自転車で通っていた時には気づかなかったような小さな店とか歴史のある寺社仏閣、風情などに気付くことができます。
意外にいろんなスポットがあって、「見逃していたなぁ」と考えにふけることがあります。
2つ目は「自分を発見」。
時間を気にせずゆっくり歩いていると、自分の幼かっ
みんなが心豊かに暮らせる、彩りある世界にしたい
人それぞれ、苦しい思いが続くことがあるでしょう。
悩みもあるでしょう。
自分を責めてしまうようなことがあるでしょう。
どうしようもない袋小路に迷い込み、そこでずっともがき続けなきゃいけないような感覚を覚えることもあるでしょう。
窮屈な考えに縛られる。
窮屈な決まり事、窮屈な周囲の意見、窮屈な周囲のアドバイス。
そんな生きづらい世界、人生ではなく、
もっとみんなが自分の思うとおりに、自分に嘘をつく