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人間関係を考える

現代人の多くは、さまざまな人間に囲まれて生きていながら、
心からのつながりを感じる相手がいないために孤独なのじゃ

野口 嘉則 「3つの真実」

私は不器用な人間で、多くの人と浅く広くの友人関係をうまく保つのが苦手です。
とても狭い範囲で深く付き合うことに心地よさを感じるのです。
FacebookやTwitter、昔はmixiなど、アカウント開設してある程度の期間投稿を続けるのですが、友だちの数を増やすのは苦手。
SNSを見ると、どこか友だちの数が多ければ多いほど良いとされているような卑屈な見方をしてしまいます。
「自分はキャパが狭いなぁ」とSNSを見るたびにため息をついてばかりいましたが、この言葉に出会ったときにハッとしました。
この言葉の直前にはこんな言葉もありました↓↓

海で遭難し漂流する者は、大量の水に囲まれながら、たった一杯の真水がないために渇きで苦しむ。

野口 嘉則 「3つの真実」

言い得て妙だと思いました。
自分は自分。
やたら大量の海水に囲まれず、必要なだけの真水を確保することを考えようと前向きになりました。
もちろん、多くの友だちを作ることが自分に合っている方もいらっしゃると思いますので、今回の言葉が正解というわけではありません。
あくまでSNSに囲まれて「人脈を広げる」「即レス」といったものを強迫観念だと思ってしまい、生きづらさを感じる私にとっては響いた言葉です。

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