見出し画像

日常

ギターを頂けば弾いてみたりする京都にも出かけるしそこで人にも会ったりするわけだけれども、だからといって生きる気持ちが出るかといえば、そんなことは全くなく、私は私の最後の仕事と日常を粛々とこなしている。備蓄の消化、いつどこでどのようにの吟味、それまでに片付けておくべきことの検討と消化である。

最後にまた、今度は好き勝手音楽に向き合うというのはきっと良いことなのだろうとは思っている。しかし、たとえ多少ギターが弾けるようになったとしても他の現実は何も変わらない。私がノーマスクだらけのライブへ通えることはないし、ノーマスクだらけの飛行機がダメだから海外へ飛べることもないし、ノーマスク人間だらけの中で働くことも息をすることもできない。検討していた移住も、それが可能になるまでの資金は貯められなかったし今後資産は減る一方で増えることはない。

今ある資産で、買ってしまった備蓄を無駄にせず、納得のいく形を整えつつ全て使い切って終わらせることが最も合理的な方策である。それを覆すようなものは現れようがない。私は頭にお花が咲く余地など全く無かった、理不尽と絶望に裏打ちされた超がつくほどの(冷めた)現実主義者なので、私は映画の主人公などではなく、この世というか少なくとも私には夢物語やハッピーエンディングなど存在しえず、世界(特に日本社会)、自身、つまり自分を取り巻く現実全てに救いがないという現実をわきまえている。その中でpossibleでbetterな方法を選択していくのみ。働いていた時もそうだったし、特にコロナと退職関連でその「救いがない」ということをよくよく思い出したので、それに合わせていくだけのこと。

ギターは賃貸の中では音を出せないので、「人のいない」屋外で練習している。ノーマスクがいない環境であれば、それを探して選択できる場合には、今でも私にもできることはある。

京都へは出かけるけれど、通勤ラッシュを避けるため始発で出かけ終電で帰ってくる道中はドアの近くを選択し、ずっと目を閉じ、頭を抱えて蹲り、マスクの上からさらに通気を抑え、加えて深い呼吸も控えている。到着後の市内移動はこの暑い時期でも基本、徒歩。どうしても遠出&待ち合わせ等で時間の制約がある時だけ市バスを使うけど、その時も窓を開け目を閉じて蹲って息を抑えている。今回も1週間の滞在で利用は1日だけ。駅から今出川くらいまで、当然のごとく歩くし、東山から大宮くらいなんて全然序の口。勿論、熱中症になるわけにはいけないので、適切な水分補給と休憩を挟みつつである(だいたい四条付近のデパート等で買い食い)。常にマスクをしているけれども、科学的知見に基づいた計画と対策実践をすれば、盆地の京都の夏で日中に10km位歩いている中でも熱中症になることは無い(マスク着用と熱中症発生間の因果関係は無い)。
滞在中の「」はカロリーも金額的にもノーカウント。応援したいところにきちんとお金を落としたいし、そうやってお金を使うことは、資産の使い切りという面において自分への貢献にもなる過食期なので、特に和菓子を中心に糖質を摂り過ぎていて、健康的には流石にどうかなとも思ったけれど、まあ仕方がない。体重は3キロくらい増えているのではと思っていたんだけど、歩きまくっていたせいかほとんど変化が無かった。出発前からチョコだけ3000kcal等の謎の強過食だったからかもしれない。

何故か京都で大学の先生や先輩に会っているのも、これまで京都であれば場所を選べば(観光客向けでないところ)都内より遥かにリスクを下げて人と会えたから。私はこの3年間、海外へ飛べなくなってからの移動は土地勘のある京都へのみで、特に都内の感染が酷い時を中心に疎開先としていた。都内で人と会うという選択肢が全く無くなったので、クラスメートなど同世代の友人に会うこともなくなり、仕事以外に会っていたのは京都で、京都へ移住した先生と、その先生の同窓?で京都出身だからとある日一緒に会うことになった先輩だけだった。
お二人とは退職前後の色々かなり混乱している時期にもお会いしていたから、今回、おそらく外からは元気と見える形で顔を見せ、謎のプレゼントを渡し、仕事や生活の話は一切せず、暗くならずに別れることができたのは非常に良かったと思う。ノーマスク化で今後も会えるかどうかはわからないし。(私にはノーマスクと対面することは苦痛だけど、その苦痛を解消するために相手を変えようとは思わない。)

京都はインバウンドのせいか、都内にもまして街中のノーマスクが多い。デパートだとマスクをしている店員さんも多いけど、一般のお店はノーマスクが多い。これまで気に入ってよく使っていた亀屋良長も、本店へ行ったら見事に店員全員がノーマスクだった。から、きっと店主がそういう方針なんだろう。もう行くことはないなと思った。お菓子を食べたい時はデパートで買うか通販にすればいい。


帰宅前に発生し始めた謎の湿疹(旅先で1週間後くらいによく出現する)はだいぶ良くなってきた。やっぱり栄養バランスが崩れるからなんだろうな。あとは紫外線の影響もあるのかも。日焼け止めは塗っているけど、日が高い時間はずっと歩き続けているから。

京都でも家でも、朝は1スクープのはちみつから始める。京都へは携帯しやすいパウチのものを持って行っていた。

はちみつもたくさんあるしナッツも豆もオートミールもまだまだ先が見えない。きちんと使う。すべきことをしていく。


NO guard society(ノーガード社会)
マスク信者?
Beasts(理性なき者)
日常
公正さを欠く「科学(的)」など信頼に値しない
ウイルスは忖度をしない
JN.1に備える
咳の音による感染株の解析
JN.1と入院者数増
受験シーズン
JN.1とピーク
感染拡大期の音楽の授業について考える
謎認知
2024年度の感染症(予測)
感染症パンデミックと学校、学力
生理の貧困、マスクの貧困

麻疹が不穏
案の定の麻疹続報
大学生と麻疹
【麻疹】京都市男性の件、3月6日大阪城ホール(BUMP)確定
統計(麻疹感染者数推移)から見えてくること
見えないものことをどう捉えるか
過去に学ぶ(【麻疹】2016年Justin Bieberライブクラスター)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?