記事一覧
人生で初めて絵を買いました。福岡在住の美術家、吉井宏平さんの絵です。小ぶりのものですが、木々と空と煙突のコントラストが綺麗で気に入っています。我が家の玄関の狭すぎるニッチに飾ったらカオスになってしまって吉井さんに申し訳ない…https://note.com/kohei8914
誰だ、「有機体」とか書いたの!
僕にとっては、ただの有機体を超えた精神世界にも影響を与える存在なんだ…って、そんな問題ではない。https://note.com/elcondorpasazz/n/n4e1a3251a2da
真珠貝=忘れ貝。真珠=月の雫。真珠貝で墓を掘った後、月の描写は最後まで出てこない。自分が月を、月が自分を忘れたのか。それでも物語はあか「つき」の星の下、月の雫に接吻をすることで結実する。「きっと逢いに来ますから」約束を忘れなかった物語。https://note.com/elcondorpasazz/n/n370cc5f9857c
なんてこった!真珠ってそもそも「月の雫」なんだ!宝石に縁がないので知らなかった…となると、真珠貝に月の光が当たり、ラストシーンの露が落ちる必然性も説明できる。それに「忘れ貝」がプラスされる効果も見える。前の記事を書き替えました。
https://note.com/elcondorpasazz/n/n370cc5f9857c
人生で初めて絵を買いました。福岡在住の美術家、吉井宏平さんの絵です。小ぶりのものですが、木々と空と煙突のコントラストが綺麗で気に入っています。我が家の玄関の狭すぎるニッチに飾ったらカオスになってしまって吉井さんに申し訳ない…https://note.com/kohei8914
人を見つめる朝顔ー京大古文「建礼門院右京大夫集」よりその2〜チンパンジーside
前回の続きです。
前回の記事はこちら。
恋人を失った作者が
「人をも、花はげにさこそ思ひけめ」
とつぶやきます。
ここは、
「朝顔を何はかなしと思ひけむ
人をも花はさこそ見るらめ」の引き歌で、
「朝顔をはかないものと思った人間のことを、
朝顔の花はそのようにはかないものと
見ていたのだろうよ」
という、
恋人を失い、世のはかなさを嘆く
作者のつらい心情が描かれる場面です。
擬人法の
「変更可能」な電子的言語環境と日本文化その2ーセンター試験評論の過去問「日本の庭について」より
前回の記事
の続きです。
お読みくださり本当にありがとうございます。
電子的言語環境は、日本文化と相性がいい?
前回、
文字を後から変えられない「書物」は
「変更不能な聖遺物」である、
「電子的言語環境」は
「さらなる変更に開かれている」
とあったのですが、
「不変」「変化」の対比を、
西洋と日本の文化差として述べたのが、
2007年センター本試評論
山本健吉の「日本の庭について」。
「変更可能」な電子的言語環境と日本文化その1ーセンター試験評論の過去問「スタイルと情報」より
記事の修正遍歴その1
以前の記事
この記事の最初の小見出しを
「さつき十日なるに、月のかすみて光りたり」
としていました。
更級日記の、
「神無月つごもりなるに、紅葉散らで盛りなり」
という文章のインスパイアのつもりだったのです。
「つごもりなるに」の「に」は逆接の接続助詞。
神無月が冬であることも確認できるので、
「に」の識別の定番として、
塾の授業ではよく出てくる文章なのです。
とこ
真珠貝=忘れ貝。真珠=月の雫。真珠貝で墓を掘った後、月の描写は最後まで出てこない。自分が月を、月が自分を忘れたのか。それでも物語はあか「つき」の星の下、月の雫に接吻をすることで結実する。「きっと逢いに来ますから」約束を忘れなかった物語。https://note.com/elcondorpasazz/n/n370cc5f9857c
なんてこった!真珠ってそもそも「月の雫」なんだ!宝石に縁がないので知らなかった…となると、真珠貝に月の光が当たり、ラストシーンの露が落ちる必然性も説明できる。それに「忘れ貝」がプラスされる効果も見える。前の記事を書き替えました。
https://note.com/elcondorpasazz/n/n370cc5f9857c