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教育・学びコンテンツをつくる際の癖と傾向
最近、教育・学びコンテンツ制作者として、「もしかしたら過去の癖が抜けきってないのかもしれない」と感じることがあります。
例えば、コンテンツの結論として
・取り組み紹介や事例紹介
・問題提起
で終わりたがらないこと。
仮に冒頭や途中でそういう内容を入れることがあっても、最後は
・◯◯をやってみよう
・△△を意識してみよう
という内容で締めたがること。
取り組みや事例、問題提起は投げかけ。
投げ
「手に職をつけたい」という焦り
以前の記事で記したコーチングを学び始めたきっかけ。
どれも嘘ではないはずですが、根底にはもう1つの感情があったように思います。
それは、手に職をつけたいという焦り。
個人的な経験が役立つかはわかりませんが、1つの在り方として、焦りの内容を振り返ってみたいと思います。
「もう1つの選択肢」が欲しかった
思い返すと自分は、学生時代から「将来のために資格をとっておこう」という思考のもとに行動して
教育や学びへの信念と落とし穴
学びという行為には、必ずしも即効性があるとも限らない。
そのため、教育や学びを提供する側にとっては、「今でなくともいつかは学び手の役に立つはずだ」という信念が、仕事を続けるうえでのエンジンになるのだろうと思います。
一方で、自戒もこめて意識しておかなくてはならないのは、その想いが行き過ぎると独りよがりの押し付けに成り果ててしまうということ。
想いを持っているからこそ、本質的に教育や学びに興味を持
「研修で得たいこと」という問いについて考える
研修の進行方法に唯一解はないと考えてますが。
手法について「導入時は慎重になった方がいいだろう」と思うものはあります。
特に社内研修については明確な意図を持ってやらないと逆効果になるでしょう。
今回はその1つとして、受講者に対する「研修で得たいこと」という問いについて考えてみます。
「この研修で得たいこと」を書かせる是非
研修冒頭で講師が繰り出す
・皆さんはこの研修で何を得たいですか
・どんな
「ながら」の学びについて考える
学習コンテンツのつくり手として。
隙間時間を利用した学習だけでなく、「ながら」の学びを増やしていけないだろうかと、最近考えています。
「隙間」の学びと「ながら」の学び
個人的に、「隙間」と「ながら」では学び方に次のような違いがあると思っています。
隙間の学びとは、予定と予定の間に少しの時間を確保して学ぶこと。あるいは、ふと空いた時間を利用して学ぶこと。例えば夕食後に15分だけ時間を作って学習
「目標設定」に対するイメージを振り返る
コーチングはよく目標設定や目標達成の文脈で語られます。
ただ、私自身がコーチングスキル講座を受けた際、明確に目標を持っていたわけではありませんでした。
むしろ目標を設定することへのマイナスイメージが強かったですし。
目標を宣言して突き進んでいく人を自分とは縁遠い人だと思っていたフシがあります。
目標が大事というのはわかっているつもりで、だけど若干の拒否反応というかピンとこない気持ちも抱えながら講
高校時代の学びを振り返る
今回は、自分の中で印象に残っている学びをつらつらと振り返ってみます。
(単純に、今まで時間をとって考えたことがなかったので)
自分にとっては「学び=高校の授業」
最近まで気づかなかったのですが、学びの原点みたいなものについて考えるときは、だいたい高校時代のことを思い出しています。
鴨長明の物語
最初に思い出すのは、あるとき古典の先生が語った鴨長明のお話。
師の俊恵、そして藤原俊成と
「会社員がコーチングを学ぶ意味」を考える
前回の記事で「コーチングを学び始めた経緯」を振り返りました。
現在の私は、所属する会社員コーチのコミュニティで「コーチングの学びが職場のこんな場面で役立つ」を改めて定義しようとしています。
今回は、こちらの背景を少し掘り下げてみます。
経営者や管理職じゃなくたってコーチングを学んでいい
なぜ「コーチングの学びが職場のこんな場面で役立つ」を改めて定義したいのか。
端的にまとめると、
・経営者や
「コーチング講座を受けるまで」を振り返る
私の場合、TCS(トラストコーチングスクール)でコーチングを学んでいます。
今回はコーチング講座を受けてみるまでの経緯を振り返ってみました。
ざっくりした経緯
直接のきっかけは「捉え方の違い」「その違いをコミュニケーションにどう活かすか」に興味を持ったことでした。
関連する出来事はこんな感じです。
1.コーチと出会う
2.別のセミナーで「認知」に興味を持つ
3.コーチングスクールで「捉え方」
「研修の感想をどのように聞くか」を考える
以前の記事で研修の効果検証について思うことを書きました。
研修効果についてもう少し検討してみたくなったので、今回は研修アンケートの質問項目、特に最後の質問としてよく設定する「研修の感想」について考えてみます。
1.どちらの感想を求めるか
研修受講後に書いてもらうアンケート。
満足度などいくつかの選択式質問を設定し、最後に持ってくる「研修の感想を自由に書いてください」の問いかけ。
前提として
未経験・無関心の相手へ学びを届けるには
学習教材、研修教材、そして今はeラーニング。
教育・研修コンテンツ制作に携わるにあたり、「どうしたら内容が伝わるだろうか」ということを改めて捉え直そうとしています。
もしかしたら、学びを届けるというその行為自体がお節介なのかもしれないとも思いつつ。
今回は、
自身(教え手側)が、ある知識を伝えようとするときに…
・相手(学び手側)が、その知識にさほど興味を持っていない場合
かつ
・相手(学び手側