見出し画像

「目標設定」に対するイメージを振り返る

コーチングはよく目標設定や目標達成の文脈で語られます。
ただ、私自身がコーチングスキル講座を受けた際、明確に目標を持っていたわけではありませんでした。
むしろ目標を設定することへのマイナスイメージが強かったですし。
目標を宣言して突き進んでいく人を自分とは縁遠い人だと思っていたフシがあります。

目標が大事というのはわかっているつもりで、だけど若干の拒否反応というかピンとこない気持ちも抱えながら講座を受けて。
それから学びを続けてみて。
外からわかるくらい劇的に変わったかというと、実際そうでもないと思いますが、
それでも自分の中ではかなり「目標」へのイメージが変わってきたように思うので。
改めて振り返ってみようと思います。

目標へのマイナスイメージ

かつて目標設定の際に私が考えていたことはこんな感じです。

・毎日やることがいっぱいで、日々こんなに大変なのに、さらに負荷をかける必要があるのか
・どうしてそこまでして頑張らなければいけないのか
・楽させてくれたっていいじゃない

目標を立てる=未達成(失敗)の可能性を生み出してしまう行為であると思ってましたし、その可能性と隣り合わせで生きていくことが負担でしかありませんでした。

日々の積み重ねでいいと思っていた

目標を避けていた私でしたが、一方で、高校受験や大学受験の時には志望校を設定していましたし、頑張ることができていました。
苦手なのは、仕事や日常場面での目標設定だったように思います。

受験は終わるけれど、仕事や日常は続いていく。
であれば、毎日のタスクをこなして、何かしらの結果が出て。
そんな日々の積み重ねでいいじゃないかと、捉えていたのかもしれません。

劇的に変わったわけではないけれど

現在はどうかというと、別に「目標大好き!」人間になったわけではないです。
どちらかと言うと「目標を持つのもわるくないよね」くらいの心境に近い。
コーチングを学んだら目標達成の素晴らしさを説く人になるのかなと思った時期もありましたが、そうではなかったし、たぶんこれからもこの「わるくないよね」くらいの感覚を持つのでしょう。

強いて言うならのきっかけ

目標へのイメージが変わったきっかけとして、明確にこれという出来事を思い出せるわけではありません。
雑な言い方をすると、単純に「慣れた」のでしょう。

コーチングを学び始めると、(少なくとも私が学んでいるTCSでは、)講座にせよ勉強会にせよ目標を立てることが多いんです。
学びを活かして明日から何をするかシェアすることもあれば。
自分との約束事を設定することもある。

正直それの目標を全て達成できたわけではないし、全力で向かっていくことがめんどくさいという気持ちのときすらありました。
けれども続けているうちに、考えることへの抵抗がなくなってきたというか。
少なくとも、目標を考える瞬間から「もし達成できなかったらどうしよう」と嫌な汗をかく感じは減ってきている気がします。

補足(改めて考えたいこと)

以上、ちょっと雑に「慣れた」という言い方をしてしまいましたが。
もう少し突き詰めれば、抵抗があるなりに続けられた理由が見えてくるのかもしれません。

目標設定には違和感があったけれど、コーチングスキルという学びが持つ可能性は信じたいと思っていたからでしょうか。
単純に、学びのために払ったお金の分は頑張りたいと思っていたからでしょうか。

またいつか考えてみたいです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?