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認知症の姑の介護体験で感じてきたこと⑩
車椅子生活になった母の介護は、その要領もよくわからないまま始まった。
訪ねてくださるケアマネージャーさんやデイサービスの方に、オムツの交換の仕方、起きあがらせ方、床ずれ防止のための体位変換の事など、負担を軽くするコツなどを尋ねながら、一つ一つ手探りでやっていった。
知り合いで、親の介護のために、自分から勉強してホームヘルパーの資格を取ったという方がいた。
そこまでされることに、感心していたが
認知症の姑の介護体験で感じてきたこと⑨
レビー小体型認知症を患っている姑と同居を始めて数年たった頃の事。
姑は、杖はついていたが歩けていたし、ある程度は世話や見守りは要ったが、自分のことは何とかやれていた。
デイサービスやショートステイなどにも慣れてきて、私も姑も日々色々大変なことはあるが、それなりに生活のリズムはできてきていた。
そんな頃、娘が里帰り出産で帰省してきた。
妊婦ではあったが、家事も手伝ってくれた。出産を控えての準
一通の『手紙』がくれる、温かな心のつながり〜episode0〜
先日の『手紙』(葉書?)エピソードには、実はその前に、私には『葉書』にまつわるもう一つ大切にしたい思い出がある。
(episode1はこれ↓)
それはもう34年ぐらい前のこと、長男がまだ2、3歳の頃だったと思う。
当時は葉書一枚の郵送料は41円。「『41円の親孝行』をしてみませんか?」と言って下さる方があった。
「やってみよう」と素直に思えて、ヤル気を無くさないうちにと思い、まずは官製はが
認知症の姑の介護体験で感じてきたこと⑦
姑がリストカットをして大騒ぎになった後、要介護2の認定をもらって、デイサービス探しが始まった。
「集団は嫌いだ」という姑が、果たして見ず知らずの人たちの中で馴染んでいけるのかと思ったが、一般住宅を改装した小規模のデイサービスが性に合ったようで、そこに通うことになった。
お一人のスタッフの方が、とても物腰柔らかで、姑や私に対しての気配りも行き届いていて、お顔もスタイルも良くて、姑はその方がお迎え