kyomu

日々感じたことを綴りたい/基本、雑食、雑感、雑記/音楽を聴き、本を読む。

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日々感じたことを綴りたい/基本、雑食、雑感、雑記/音楽を聴き、本を読む。

記事一覧

「希望」という言葉がこれほど虚しく響く時代もそうそうないだろう。
自分たちは、モノが豊かになったことと引き換えに、心は貧しくなった時代に生きていることを自覚しないといけない。

kyomu
3週間前
2

小さな幸せ

夕暮れ時どこからか 焼き鮭のいい匂い 空腹と赤い空 足取りも軽くなる ちっぽけな幸せを 感じながら生きていく ちっぽけな幸せが 積み重なって生きていける 晩飯後に本を…

kyomu
1か月前
8

2024.8.5 の 記録

 今日もまた、暑かった。 数字の上では最高気温が34℃。 だが、34℃程度では暑いにカウントしないような自分もいる。 湿度が高めなのが不快感を助長する。  雑感。  ど…

kyomu
2か月前
2

遺書

 彼は、何不自由ない家に生まれ、何不自由ない少年時代を過ごし、何不自由ない学生生活を終えた。さてこれからどうする。  彼は、正直なりたいものが見つからなかった。…

kyomu
2か月前
6

ぼくは、未熟です。

kyomu
2か月前

生きていく

このままどこまで いつまで揺蕩えばいい ありふれたように見てた景色が ふと気づけば砂嵐 残像が問いかける 僕はいつも誰とあの空を見ていたんだっけ 感情が本能を抑え…

kyomu
2か月前
3

腐っちまったこの世の中で

腐っちまったこの世の中で 何を期待して生きればいい 腐っちまったこの世の中で 何処を拠りどころに生きればいい 善悪の判断がつかない子供たち 自分だけが良ければいい子…

kyomu
2か月前

ままある

風に響く鈴の音  遠くに聞く昼下がり まどろみに映る君の顔 まばたきとともにいなくなる 特別な何かになりたくて  心はさざ波のように 僕は探す探す 草の根かき分けて …

kyomu
2か月前
2

夢を見なくなった悲しき世代に

現実を生きるのに必死で 他人と争うことに慣れて その先に何が待っているのかもわからず 嬉々として破滅へ向かう ありふれた幸せを陳腐と嘲り あるいは手が届かない高嶺の…

kyomu
3か月前
1

自分を神だと勘違いしている人間に、ろくなやつはいない。
そこのあんただよ、あんた。

kyomu
3か月前

小池百合子に「投票しない」ことが大事。
別に他の誰に投票しようがそこは好きにすればいい。
現体制が腐っているのにそれを打破しようと考えないのは終わった思考。

kyomu
3か月前
1

どぉなっちゃってんだよ

 子供のころは、目に映るものすべてが輝いて見えた。  懐古厨。そうなのかもしれない。ただ、昔を振り返る余裕があるかといわれたら、そうでもない。生きるために身も心…

kyomu
3か月前
2

身体は借り物の器。
器に感情は必要ない。

kyomu
4か月前
1

情報化社会は地獄だ。

kyomu
4か月前
1

電車の中で
席を取ることに全力なサラリーマン
それだけにはなりたくない

kyomu
4か月前
1

ひとり

 夕暮れ時、それは解放の時間。 学校、会社、バイト先。各々違いこそあれど、窮屈で定型的な「社会」から解放され、僕らは「ひとり」になる。  好きなだけゲームをして…

kyomu
4か月前

「希望」という言葉がこれほど虚しく響く時代もそうそうないだろう。
自分たちは、モノが豊かになったことと引き換えに、心は貧しくなった時代に生きていることを自覚しないといけない。

小さな幸せ

小さな幸せ

夕暮れ時どこからか
焼き鮭のいい匂い
空腹と赤い空
足取りも軽くなる

ちっぽけな幸せを
感じながら生きていく
ちっぽけな幸せが
積み重なって生きていける

晩飯後に本を読む
いつの間にか寝る時間
後ろ髪を引かれながら
楽しみは続くよまた明日

ちっぽけな幸せを
感じながら生きていく
ちっぽけな幸せが
積み重なって生きていける

理由なんてそんなもの
幸せなんてそんなもの

2024.8.5 の 記録

2024.8.5 の 記録

 今日もまた、暑かった。
数字の上では最高気温が34℃。
だが、34℃程度では暑いにカウントしないような自分もいる。
湿度が高めなのが不快感を助長する。

 雑感。 
どうやら、うちの会社の経営状況は相当危ないらしい。
大手企業の子会社、上位役職者は揃いも揃って何も考えようとしない。
作業は若手に押し付けて、のうのうと忙しいフリばかりしている。
典型的な「ダメな日本の中小企業」といった感じだ。

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遺書

遺書

 彼は、何不自由ない家に生まれ、何不自由ない少年時代を過ごし、何不自由ない学生生活を終えた。さてこれからどうする。
 彼は、正直なりたいものが見つからなかった。大企業に勤めるサラリーマン、時代の波を紡いでいくエンジニア、世界を飛び回る商社マン、人々の平和を守る警察官、メディア媒体で活躍する芸能人、何一つ興味がわかなかった。
 彼は、若年のうちにこの世の中がまやかしであるということを敏感に感じ取って

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生きていく

生きていく

このままどこまで
いつまで揺蕩えばいい

ありふれたように見てた景色が
ふと気づけば砂嵐

残像が問いかける
僕はいつも誰とあの空を見ていたんだっけ

感情が本能を抑え込んで
何を何を見つければいい僕は

見てたんだっけ 何を
見つけるんだっけ どこに

夕焼け 赤く広がる
ここが僕の居場所だとわかった

知ったわけではない
わかったんだ

いつかいた君はもういない
それを僕は本能で抑え込んだ

腐っちまったこの世の中で

腐っちまったこの世の中で

腐っちまったこの世の中で
何を期待して生きればいい
腐っちまったこの世の中で
何処を拠りどころに生きればいい

善悪の判断がつかない子供たち
自分だけが良ければいい子供たち
金儲けしか考えてない子供たち
子供たちばかりの国 日本

腐っちまったこの世の中で
何処に向かって生きればいい
腐っちまったこの世の中で
何を目指して生きればいい

自分と違うものを毛嫌う子供たち
自分と違うものを否定する子供

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ままある

ままある

風に響く鈴の音 
遠くに聞く昼下がり
まどろみに映る君の顔
まばたきとともにいなくなる

特別な何かになりたくて 
心はさざ波のように
僕は探す探す
草の根かき分けて

見つかったかい
見つけたかい
見つかったかい
見つけたかい

幸せだとか不幸せだとか
意味があるとかないとか
成功だとか失敗だとか
雨粒とともに降り注げばいい

見つかったかい
見つけたかい
見つかったかい
見つけたかい

純一無

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夢を見なくなった悲しき世代に

夢を見なくなった悲しき世代に

現実を生きるのに必死で
他人と争うことに慣れて
その先に何が待っているのかもわからず
嬉々として破滅へ向かう

ありふれた幸せを陳腐と嘲り
あるいは手が届かない高嶺の花
分断されたこの世界では
普通の定義さえ難しい

いつかこの世の中に夢がなくなったら
心の拠り所は現実だけ
過酷な現実だけ
悲しき世代に祝福を

自分を神だと勘違いしている人間に、ろくなやつはいない。
そこのあんただよ、あんた。

小池百合子に「投票しない」ことが大事。
別に他の誰に投票しようがそこは好きにすればいい。
現体制が腐っているのにそれを打破しようと考えないのは終わった思考。

どぉなっちゃってんだよ

どぉなっちゃってんだよ

 子供のころは、目に映るものすべてが輝いて見えた。

 懐古厨。そうなのかもしれない。ただ、昔を振り返る余裕があるかといわれたら、そうでもない。生きるために身も心も削って働く大人にはなりたくなかった。けど、今の時代、ただ生きるためだけに身も心も削る必要がある。

 通勤電車では、加齢臭臭いおっさんや香水まみれのおばさんに囲まれて、会社に行けば、口うるさい上司に(自分は何も出来ないのに)書類の細かい

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身体は借り物の器。
器に感情は必要ない。

情報化社会は地獄だ。

電車の中で
席を取ることに全力なサラリーマン
それだけにはなりたくない

ひとり

ひとり

 夕暮れ時、それは解放の時間。
学校、会社、バイト先。各々違いこそあれど、窮屈で定型的な「社会」から解放され、僕らは「ひとり」になる。

 好きなだけゲームをしてもいい、本を読んだって、テレビを見たって、ずっと携帯で動画を見てたっていい。買い物に行ったっていいし、好きなものを食べてもいい。自由な世界がそこには広がっている。