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#詩
自由律俳句 #199
【開けていた窓から鳥の声が】
窓からの風が暖かい。
静かな空間に、鳥の高い鳴き声がした。
瞬間、聞き間違えかと思ったけれど、
今もしっかりと聞こえている。
春だ、春が来たんだ。
窓から外を見回したけれど、
高い鳴き声の主は見つけられなかった。
でも、
青い空と白い雲は見つけた。
窓から離れて、
少し耳をすませていたが、
屋根の雪が解けて、
ポタポタと落ちる音しか聞こえなくなった。
だ
自由律俳句 #177
【日陰の部分が解けていない】
いつものこの時間。
ここの地面は日陰になる。
だから雪が解けない
地面は見えない。
少しとなりの日向のところは、
地面がしっかりと見えている。
僅かな距離でも、こんなに違う。
日の光の偉大さを感じる。
日陰は涼しくて、過ごしやすいけど、
ずっとそこにいたら、寒くなるから、
こっちの日向に来てごらん。
光に照らされて、少し暖かいでしょう。
ひとりぼっちも、た