Daniel Avati
ヨーロッパの日常生活
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フランス以外のヨーロッパの旅
通りすがりの人たちに叫びたい 僕の名前を教えてくれと 流れる雲をいつまでも追いかけていたい 君の名前を教えてくれと 朝焼けが教えてくれたもの それは知らない街の曲が…
チョコレートケーキ食べるかと尋ねたら 僕が食べるなら私も絶対食べる、と彼女は答えた 僕はどうすると尋ねられて 君が食べるなら僕もたぶん食べる、と僕は答えた きっと…
ウソでいいから言ってくれ いつかまた朝日が昇ると 体の震えが止まらない 傷は癒えても 後悔と希望のかけらが混じり合って胸を締めつける 時は誰のために流れるのか、過ぎ…
ワタシはパリにいるけれど ワタシは今、パリが好きなのかな セリーズは創作中の版画を眺めてそう呟いてみる カレンダーが2023年になってから取り掛かった作品 完成まであと…
どうしていいかわからないことが 僕にはあまりに多すぎる どこに答えがあるのかが せめてわかっていたらと思うのだが どうすればいいのだろう もうどうでもいいような もう…
君がもうすぐ僕の前からいなくなるって知った 雪の降り続く街で あの日僕は何を考えながら そして何を見つめながら とぼとぼと歩いていたのだろう 祭りの明けた朝 クリス…
10日間飼い主に会わなかった猫は 10日間の後に飼い主に会ったときに 10日間の空白が寂しかったと 10日間本当は忘れていたのに 10日間の喜びも悲しみも嘘のように放り投げて…
トラムの始発が走る音がかすかに聞こえて また新しい一日が始まろうとしてる ベッドから起き上がると窓の外には 煉瓦色の屋根を薄っすら雪が覆っていて その白が朝焼けの中…
真っ白な空から 綿菓子みたいな雲のカケラが ヒラヒラ降ってきた 暖かい日が続いた冬 遅刻してきた誰かさんみたいに ゴメンなさいって ちょっと恥ずかしそうな笑顔で降る雪…
26時に目が覚める 最終電車はもう行き過ぎて、ここは静かだ ここって、どこだったか、忘れそうになる ここは、僕の部屋 誰も来ないこの部屋から、愛する人を思う 月も星も…
2023年3月11日 06:15
通りすがりの人たちに叫びたい僕の名前を教えてくれと流れる雲をいつまでも追いかけていたい君の名前を教えてくれと朝焼けが教えてくれたものそれは知らない街の曲がり角で誰かと出会った時に感じる旅ごころ夕焼けが教えてくれたものそれは住み慣れた街でふと思う動かない花が秘める、遠い人の美しさ人は他人のために生きる、とまでは言わないけれど人はきっと他人の中でしか生きることは出来ないき
2023年4月30日 04:42
チョコレートケーキ食べるかと尋ねたら僕が食べるなら私も絶対食べる、と彼女は答えた僕はどうすると尋ねられて君が食べるなら僕もたぶん食べる、と僕は答えたきっと僕が探していたのはそんな会話だったんだ
2023年4月15日 05:24
ウソでいいから言ってくれいつかまた朝日が昇ると体の震えが止まらない 傷は癒えても後悔と希望のかけらが混じり合って胸を締めつける時は誰のために流れるのか、過ぎようとしている今日に問うてみても、美徳はいつの日も霧を投げてくる置き去りにされた虚しさを いったいどこにぶつければいい道端に叩きつけられて空を見ると初めて自由を感じた空を飛ぶ鳥も籠の中の鳥も きっと自由の意味を知らぬあぁ夜曲よ
2023年3月26日 07:06
ワタシはパリにいるけれどワタシは今、パリが好きなのかなセリーズは創作中の版画を眺めてそう呟いてみるカレンダーが2023年になってから取り掛かった作品完成まであと少し版画に向かっている時は、全てを忘れて無我夢中になれる版画に向かえない日もあるそんな日は、悲しくなるワタシは何のために生きてるの?去年は欲にまみれた男たちに何人も会った会うたびに、心がふぅーっとため息をついた欲にま
2023年2月26日 10:12
どうしていいかわからないことが僕にはあまりに多すぎるどこに答えがあるのかがせめてわかっていたらと思うのだがどうすればいいのだろうもうどうでもいいようなもうどうにもならないような僕のやってきたことも僕ってやつがどんな人間なのかも彼女が一言で答えをくれたよ強がって優しさくらい買えるけどいきがって勇気くらい買えるけど苛立ちを売り飛ばせるのが強さなのか弱さなのかわからないそん
2023年2月20日 01:11
2023年2月18日 09:15
2023年2月17日 05:44
2023年2月15日 07:28
2023年2月14日 06:30
2023年2月9日 07:41
君がもうすぐ僕の前からいなくなるって知った雪の降り続く街であの日僕は何を考えながらそして何を見つめながらとぼとぼと歩いていたのだろう祭りの明けた朝クリスマスツリーをしまう子供のような忘れかけた人の夢を見た朝抜けるような青空を見上げたくなるようなあれから数えきれないほどやってきた春夏秋冬が数えたくないほど過ぎて行ってしまううちに始まった仮面舞踏会それは昨日も今日もそして
2023年1月27日 22:40
10日間飼い主に会わなかった猫は10日間の後に飼い主に会ったときに10日間の空白が寂しかったと10日間本当は忘れていたのに10日間の喜びも悲しみも嘘のように放り投げて飼い主の懐に飛び込んだそんな風に君は僕のところへ帰ってきた
2023年1月24日 03:25
トラムの始発が走る音がかすかに聞こえてまた新しい一日が始まろうとしてるベッドから起き上がると窓の外には煉瓦色の屋根を薄っすら雪が覆っていてその白が朝焼けの中で少し朱に染まっているようにも見えるふといつか出会っていつか別れた、あの子のほっぺの色を思い出すある冬の日の朝のこと抱きしめたあの子のほっぺを僕が見ていた時、彼女はどこを見ていたのだろうその答えを実は僕は知っていたその日か
2023年1月22日 05:13
2023年1月19日 02:42
真っ白な空から綿菓子みたいな雲のカケラがヒラヒラ降ってきた暖かい日が続いた冬遅刻してきた誰かさんみたいにゴメンなさいってちょっと恥ずかしそうな笑顔で降る雪久しぶりに会う君は見たことのない新しい君それでも君というカセットテープを巻き戻したらやっぱり君はあの日のあの場所に帰っていく昔、君も僕も好きだったあの歌を思い出して眺める窓の外雪がどんどん積もっていく希望にも失望
2023年1月15日 23:24
26時に目が覚める最終電車はもう行き過ぎて、ここは静かだここって、どこだったか、忘れそうになるここは、僕の部屋誰も来ないこの部屋から、愛する人を思う月も星も見えない、明日も夜の音って知ってる?ピアノの音を知ってるよね?ピアノを弾く音も聞こえてくるんだそれが夜の音カツッ、カツッ、カ、カ、カ、きっともうあの人は眠っている僕にしか聞こえない音を、君だけに伝えることは、きっと出来な