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国家安全保障

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#海上自衛隊

日本の国家安全保障2000年代 175

#未来のためにできること

第4章 日本の危機 

第2節 日本の危機 中国

2000年代 1

中国



日本



直接的懸案事項



尖閣諸島の防衛問題

である。

尖閣諸島



明治政府による先占の実効性

により

我が国固有の領土

である。

中国

は、

日本の第二次世界大戦敗戦後

には

尖閣諸島の領有権を主張しておらず、

中国



1968年


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日本の国家安全保障2000年代 161

#多様性を考える

第3章 東アジア各国の戦力 ロシア 

2000年代 6

ロシアの核戦略は大陸間弾道ミサイルが中心である。

特にロシアの大陸間弾道ミサイルは移動式で、早期発見は困難である。

大陸間弾道ミサイル



SS-18

54基

射程距離16000km、

弾頭500KT×10

SS-19

40基

射程距離9000km

弾頭50KT×6、

SS-24

46基

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日本の国家安全保障2000年代 159

#多様性を考える

第3章 東アジア各国の戦力 ロシア 

2000年代 4

オスカーⅡ級巡航ミサイル搭載原子力潜水艦

は、

1980年に1番艦が就役し、

1997年までに11隻が就役したが、

現役は6隻で、

太平洋艦隊には4隻が配備されている。

搭載巡航ミサイル

は、

西側諸国の艦隊攻撃を想定した対艦巡航ミサイルである。

水中排水量18300トン、

原子力蒸気タービン推進、

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日本の国家安全保障2000年代 158

#多様性を考える

第3章 東アジア各国の戦力 ロシア 

2000年代 3

クリヴァック級フリゲート



1970年に1番艦が就役し、

41隻が建造された。

満載排水量は3560トン、

ガス・タービン推進、

兵装は

100mm単装砲
1門、

SA-N-4短距離艦対空ミサイル連装発射機
1基、

12連装対潜ロケット発射機
2基、

533mm4連装魚雷発射管
2基、

30mm

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日本の国家安全保障2000年代 157

#多様性を考える

第3章 東アジア各国の戦力 ロシア 

2000年代 2

キーロフ級原子力巡洋艦



満載排水量24690トン、

原子力蒸気タービン推進、

兵装は

SA-N-20艦対空ミサイル
96発

SA-N-9短距離艦対空ミサイル
16発

SA-N-4短距離艦対空ミサイル連装発射機
2基

SS-N-19艦対艦ミサイル
20発

CADS-N-1近接防御システム
6基

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日本の国家安全保障2000年代 141

#多様性を考える

第3章 東アジア各国の戦力 中国   

2000年代 1

 

 中国の軍事力は、

人民解放軍、

人民武装警察、

民兵

からなり、

人民解放軍



中国共産党が指導する軍隊

となっている。

人民武装警察



人民解放軍陸軍の効率化

によって生じた

余剰人員



平時には治安維持任務

にあたらせる

というもので、

実質的

には

陸軍の歩

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日本の国家安全保障2000年代 62

日本の国家安全保障2000年代 62

#多様性を考える

第1節  平成17年度以降に係る防衛計画の大綱における防衛力

第2項  

平成17年度以降に係る防衛計画の大綱における防衛力 海上自衛隊 17

1999年3月の北朝鮮工作船事件を発端に、

対ゲリラ、

対テロ、

対コマンド特殊部隊

のために

特殊部隊

海上自衛隊特別警備隊

が発足した。

海上自衛隊特別警備隊



豊和工業 89式小銃(5,56mm×45)

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日本の国家安全保障2000年代 61

日本の国家安全保障2000年代 61

#多様性を考える

第1節  平成17年度以降に係る防衛計画の大綱における防衛力

第2項  

平成17年度以降に係る防衛計画の大綱における防衛力 海上自衛隊 16

1977年に国防会議で、

ロッキード P-2Jネプチューン対潜哨戒機

の後継として

ロッキード P-3Cオライオン対潜哨戒機

に代替されることが決定された。

対潜能力は向上していくことになる。

ロッキード P-3C対潜

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日本の国家安全保障2000年代 60

日本の国家安全保障2000年代 60

#多様性を考える

第1節  平成17年度以降に係る防衛計画の大綱における防衛力

第2項  

平成17年度以降に係る防衛計画の大綱における防衛力 海上自衛隊 15

 航空機も大幅に更新されていく。

護衛艦に搭載される対潜哨戒ヘリコプターは当初、

ユナイテッド・テクノロジーズ・シコルスキー(三菱重工業でライセンス生産)HSS-2対潜哨戒ヘリコプター(SH-3シー・キング対潜哨戒ヘリコプター

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日本の国家安全保障2000年代 58

日本の国家安全保障2000年代 58

#多様性を考える

第1節  平成17年度以降に係る防衛計画の大綱における防衛力

第2項  

平成17年度以降に係る防衛計画の大綱における防衛力 海上自衛隊 13

輸送にはおおすみ級輸送艦、1号型輸送艇、エアクッション艇が担当する。

おおすみ級輸送艦は、

1番艦LST4001「おおすみ」

が、

1995年に起工し、

1996年に進水、

1998年に竣工

している。

基準排水量

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日本の国家安全保障2000年代 56

日本の国家安全保障2000年代 56

#多様性を考える

第1節  平成17年度以降に係る防衛計画の大綱における防衛力

第2項  

平成17年度以降に係る防衛計画の大綱における防衛力 海上自衛隊 11

潜水艦部隊は6個隊・16隻体制と定められていた。

三菱重工業神戸造船所(兵庫県神戸市中央区)



川崎重工業神戸工場(兵庫県神戸市中央区)

において隔年ごとに建造され、就役期間は16年と短く、能力を高く保っている。また、訓

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日本の国家安全保障2000年代 53

日本の国家安全保障2000年代 53

#多様性を考える

第1節  平成17年度以降に係る防衛計画の大綱における防衛力

第2項  

平成17年度以降に係る防衛計画の大綱における防衛力 海上自衛隊 8

2007年には平成14年度計画イージス・システム搭載艦隊防空ミサイル護衛艦(14DDG)、

あたご級艦隊防空ミサイル護衛艦
(1番艦DDG177「あたご」、2番艦DDG178「あしがら」)

が就役した。

AN/SPY-1Dレー

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日本の国家安全保障2000年代 52

日本の国家安全保障2000年代 52

#多様性を考える

第1節  平成17年度以降に係る防衛計画の大綱における防衛力

第2項  

平成17年度以降に係る防衛計画の大綱における防衛力 海上自衛隊 7

イージス護衛艦DDG173「こんごう」を1番艦とする

こんごう級イージス・システム搭載艦隊防空ミサイル護衛艦は、

1番艦DDG173「こんごう」



1990年に起工し、

1993年に竣工、就役した。

こんごう級イージス

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日本の国家安全保障2000年代 50

#多様性を考える

第1節  平成17年度以降に係る防衛計画の大綱における防衛力

第2項  

平成17年度以降に係る防衛計画の大綱における防衛力 海上自衛隊 5

艦隊防空ミサイル護衛艦DDGは

DDG168「たちかぜ」を1番艦

とする

たちかぜ級ミサイル護衛艦

3隻があった。

1番艦のDDG168「たちかぜ」は、

1973年に起工し、

1976年に竣工

している。

基準排水

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