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国家安全保障

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#海上自衛隊

日本の国家安全保障2000年代 141

#多様性を考える

第3章 東アジア各国の戦力 中国   

2000年代 1

 

 中国の軍事力は、

人民解放軍、

人民武装警察、

民兵

からなり、

人民解放軍



中国共産党が指導する軍隊

となっている。

人民武装警察



人民解放軍陸軍の効率化

によって生じた

余剰人員



平時には治安維持任務

にあたらせる

というもので、

実質的

には

陸軍の歩

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日本の国家安全保障2000年代 62

日本の国家安全保障2000年代 62

#多様性を考える

第1節  平成17年度以降に係る防衛計画の大綱における防衛力

第2項  

平成17年度以降に係る防衛計画の大綱における防衛力 海上自衛隊 17

1999年3月の北朝鮮工作船事件を発端に、

対ゲリラ、

対テロ、

対コマンド特殊部隊

のために

特殊部隊

海上自衛隊特別警備隊

が発足した。

海上自衛隊特別警備隊



豊和工業 89式小銃(5,56mm×45)

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日本の国家安全保障2000年代 61

日本の国家安全保障2000年代 61

#多様性を考える

第1節  平成17年度以降に係る防衛計画の大綱における防衛力

第2項  

平成17年度以降に係る防衛計画の大綱における防衛力 海上自衛隊 16

1977年に国防会議で、

ロッキード P-2Jネプチューン対潜哨戒機

の後継として

ロッキード P-3Cオライオン対潜哨戒機

に代替されることが決定された。

対潜能力は向上していくことになる。

ロッキード P-3C対潜

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日本の国家安全保障2000年代 60

日本の国家安全保障2000年代 60

#多様性を考える

第1節  平成17年度以降に係る防衛計画の大綱における防衛力

第2項  

平成17年度以降に係る防衛計画の大綱における防衛力 海上自衛隊 15

 航空機も大幅に更新されていく。

護衛艦に搭載される対潜哨戒ヘリコプターは当初、

ユナイテッド・テクノロジーズ・シコルスキー(三菱重工業でライセンス生産)HSS-2対潜哨戒ヘリコプター(SH-3シー・キング対潜哨戒ヘリコプター

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日本の国家安全保障2000年代 58

日本の国家安全保障2000年代 58

#多様性を考える

第1節  平成17年度以降に係る防衛計画の大綱における防衛力

第2項  

平成17年度以降に係る防衛計画の大綱における防衛力 海上自衛隊 13

輸送にはおおすみ級輸送艦、1号型輸送艇、エアクッション艇が担当する。

おおすみ級輸送艦は、

1番艦LST4001「おおすみ」

が、

1995年に起工し、

1996年に進水、

1998年に竣工

している。

基準排水量

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日本の国家安全保障2000年代 56

日本の国家安全保障2000年代 56

#多様性を考える

第1節  平成17年度以降に係る防衛計画の大綱における防衛力

第2項  

平成17年度以降に係る防衛計画の大綱における防衛力 海上自衛隊 11

潜水艦部隊は6個隊・16隻体制と定められていた。

三菱重工業神戸造船所(兵庫県神戸市中央区)



川崎重工業神戸工場(兵庫県神戸市中央区)

において隔年ごとに建造され、就役期間は16年と短く、能力を高く保っている。また、訓

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日本の国家安全保障2000年代 53

日本の国家安全保障2000年代 53

#多様性を考える

第1節  平成17年度以降に係る防衛計画の大綱における防衛力

第2項  

平成17年度以降に係る防衛計画の大綱における防衛力 海上自衛隊 8

2007年には平成14年度計画イージス・システム搭載艦隊防空ミサイル護衛艦(14DDG)、

あたご級艦隊防空ミサイル護衛艦
(1番艦DDG177「あたご」、2番艦DDG178「あしがら」)

が就役した。

AN/SPY-1Dレー

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日本の国家安全保障2000年代 52

日本の国家安全保障2000年代 52

#多様性を考える

第1節  平成17年度以降に係る防衛計画の大綱における防衛力

第2項  

平成17年度以降に係る防衛計画の大綱における防衛力 海上自衛隊 7

イージス護衛艦DDG173「こんごう」を1番艦とする

こんごう級イージス・システム搭載艦隊防空ミサイル護衛艦は、

1番艦DDG173「こんごう」



1990年に起工し、

1993年に竣工、就役した。

こんごう級イージス

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日本の国家安全保障2000年代 50

#多様性を考える

第1節  平成17年度以降に係る防衛計画の大綱における防衛力

第2項  

平成17年度以降に係る防衛計画の大綱における防衛力 海上自衛隊 5

艦隊防空ミサイル護衛艦DDGは

DDG168「たちかぜ」を1番艦

とする

たちかぜ級ミサイル護衛艦

3隻があった。

1番艦のDDG168「たちかぜ」は、

1973年に起工し、

1976年に竣工

している。

基準排水

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日本の国家安全保障2000年代 47

日本の国家安全保障2000年代 47

#多様性を考える

第1節  平成17年度以降に係る防衛計画の大綱における防衛力

第2項  

平成17年度以降に係る防衛計画の大綱における防衛力 海上自衛隊 2





昭和56年中期業務見積もりによって計画された

汎用護衛艦DD151「あさぎり」を1番艦とする

あさぎり級汎用護衛艦



1985年に起工し、

1987年に竣工、

1988年から就役している。

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日本の国家安全保障2000年代 46

#多様性を考える

第1節  平成17年度以降に係る防衛計画の大綱における防衛力

第2項  

平成17年度以降に係る防衛計画の大綱における防衛力 海上自衛隊 1

シー・レーン防衛の中心として、機動運用にあたる護衛艦部隊には4個護衛艦群が当てられている。1個護衛隊群には8隻の護衛艦と8機の対潜哨戒ヘリコプターが配備され、海上防衛を担っている。
護衛艦隊(神奈川県・横須賀基地)のもとに第1護衛隊

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日本の国家安全保障2000年代 12

#多様性を考える

第2節  小泉純一郎政権 防衛計画の大綱の見直し 2

小泉純一郎・内閣総理大臣は2004年12月1日の参議院予算員会で、

「防衛予算も聖域はない。

 前年度以下に抑制するように、

 増やすべきは増やしていいが、

 それに見合った削減も考えてくれと言っている。」

と発言した。

細田博之・内閣官房長官は2004年12月8日に、

東京・赤坂全日空ホテルで

与党安全保

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日本の国家安全保障2000年代 11

#多様性を考える

第2節  小泉純一郎政権 防衛計画の大綱の見直し 1

 「安全保障と防衛に関する懇談会」の答申を受けて、防衛計画の大綱の見直しが始まった。

小泉純一郎内閣総理大臣は、防衛計画の大綱の見直しに、「小泉構造改革」を反映させようとした。

その結果、小泉総理大臣は財務省に主導権を持たせた。

 小泉総理大臣と財務省首脳の意向をうけた片山さつき財務省主計官は前代未聞の発想に基づく防

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日本の国家安全保障90年代 65

#多様性を考える

国家安全保障 マス・メディアにおける論議

第1章 マス・メディアにおける論議 1990年代

世帯普及率 1997年

山陽の広島県での世帯普及率は、

中国新聞が59,6%、

読売新聞が14,7%、

朝日新聞が12,7%、

日本経済新聞が5,5%、

毎日新聞が4,6%、

産経新聞が1,8%

となっている。

広島県も典型的な地方型の展開である。

山陰の鳥取県で

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