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日本の国家安全保障2000年代 53


#多様性を考える

©海上自衛隊


第1節  平成17年度以降に係る防衛計画の大綱における防衛力




第2項  

平成17年度以降に係る防衛計画の大綱における防衛力 海上自衛隊 8





2007年には平成14年度計画イージス・システム搭載艦隊防空ミサイル護衛艦(14DDG)、

あたご級艦隊防空ミサイル護衛艦
(1番艦DDG177「あたご」、2番艦DDG178「あしがら」)

が就役した。




AN/SPY-1Dレーダー4基で捜索

Mk41垂直発射システムからミサイル同時発射、艦隊防空を担う。




満載排水量は10000トン、


基準排水量は7700トン、


ガス・タービン推進、


兵装は


Mk41垂直発射システム96セル
(RIM-66艦対空ミサイル、RIM-161SM3弾道ミサイル迎撃艦対空ミサイル、RIM-156SM2艦対空ミサイルなど艦対空ミサイル80発、RUM-139A Mk46魚雷搭載垂直発射対潜ロケット16発)、


127mm単装砲1門
(DDG-177「あたご」はOTOメララ 127mmコンパクト砲、DDG178「あしがら」はMk45 127mm砲)、


HOS-302 68式短魚雷発射管2基、


Mk15ファランクス20mm機関砲近接防御システム2基、


90式艦対艦ミサイル(SSM-1B)6発/8発である。


FCSはAWS Mk7イージス武器システム ベースライン7,1J、


AN/SQQ-89(V)15統合対潜システム、


Mk99ミサイルFCS、Mk160砲FCS、


Mk116対潜攻撃指揮装置


である。


電子戦装置はNOLQ-2、


戦術データ・リンクはLINK11/14/16である。


ヘリコプター格納庫はあるが、搭載ヘリコプターはない。


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