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インドで暮らしてて驚いたこと 4章

第3章の宗教と電車はどうでしたか。
日本では考えられないことの連続です。

第4章は働き方と詐欺中級です。


まず働き方ですが日本と一番真逆なのは時間の捉え方です。

インドは先行き不透明の度がSレベルです。

政府が何の前触れもなく明日からルール変える。

破ったら罰金ね。

などと重要な変更を突然したりします。

そのため短期目標はともかくして中期、長期目標なんて考えられません。

何が起こるか分からないのに
1週間後の予定なんて立てられるわけないじゃん。

こんなスタイルなので日本人が働くのはかなりきついです。

全てその場しのぎで責任は誰かに取らせるというのも多発します。

とにかく言い訳がうまく自分のミスを認めたくない。

その場しのぎで臨機応変にとりあえず何とかしようとするインド人。

仕事に対する責任感が異常に強くとりあえず計画を立てたがる日本人。

全くの逆。

僕の働いていたホテルでは割と日本人の考え方に理解のあるスタッフがいたのでかなり働きやすい方だとは思いますがそれでも疲れます。

部屋数を超えた予約がとってあったり、
日本人のクレーム対応は全部投げやりにしたり、
とりあえずの処置しかせず翌日には壊れクレームを育てたり、
夜中の3時に電話でヘルプを求めたり。

たくさんぶつかりました。

そんな次々と問題の起こる中でも最終的には何とかしちゃうインド人はすげえって関心もしました。

まあ、どこの働き方にも良さ悪さはあります。

ただ、インドで働くことはレベルアップが半端ない事だけは確実です。

特に精神面。

ちなみに僕はもう嫌です。笑


続いて詐欺中級編。

バックパッカーや旅行者要注意。

よくあるのが電車の切符。

インドの電車は格安なので個人旅行者の多くは鉄道で移動すると思います。

この切符が厄介です。

間違いなく狙われます。

鉄道駅前には日本人に片っ端からどこ行くのと話しかける詐欺師がうじゃうじゃいます。

そして切符を見せてと言うとほぼ100%
コレ偽物だよ!使えないよ!騙されてるよ!などと言ってきます。

ちゃんとしたところで買ったものなら絶対に使えるので安心してください。

これに動揺して信じてしまうと、
日本人のヘルプセンター連れてってあげるから来ななど連行されます。

そして大体偽の旅行会社的な建物に案内され、新しいの発行しないとだね。

してあげるよと偽物の切符をバカ高い金額で発行してくれます。

あと1席しか空いてないなどとそれっぽい画面を見せてくるやつもいます。

これだけでも十分悪質ですが、
次のステップでは、助けてあげたし良いご縁だからツアー予約しない?
などと誘ってきます。

格安で行けるし、ガイドもランチもつく!

大丈夫ですと言ってもいくらだったらいい?

と話を強引に持ってったりして契約させられお金だけ取られるという場合もあります。(被害者情報)

あとはもうずるいのが嘘の話がうまい。

旅行会社まで案内してくれる時も、
日本大好きで昔住んでた時たくさん助けられたから恩返ししたいなどと感動エピソードを語りいいやつアピールしてきます。

大体が嘘で矛盾点を探し論破するゲームだと思うととても楽しめます。

どこ住んでたの?
自分もまさにそこ住んでるよ!
じゃあ何々っていう超有名なお店ももしかして知ってるの?
インド人に有名だよね!

など架空の店をあげたりすると釣れます。

でも猛者は先にどこ住んでたか聞いてきたり、
街について調べ上げたりもします。

この攻防戦は意外と楽しいです。

ただ、かなり疲れるし想像もつかないような色んな技を持っているで
鉄道乗る時は話しかけられても全無視するのが身のためです。

というか鉄道自体もかなり疲れるので飛行機で移動するのが一番いいです笑


インド自体はとても面白い国です。

第3章はこちらから↓


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