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トロフィーなど評価頂いた記事

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note運営事務局から、トロフィーを頂いたもの、テーマの記事まとめに採用していただいたものなどの備忘録です。 たいへん励みになりました。ありがとうございます。
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#夏の旬食材レシピ

つるりと頂く、魚と貝。

つるりと頂く、魚と貝。

今回の魚市場の買い出しに
楽しい連れがきてくれました。

一人ではいつも、
早足でくるくる回り、ご飯をかき込んで次に行くだけですが、
美味しいもの好きな旧友と一緒だと、
楽しそうな声が響いて嬉しい時間に。
予定外の大あさりも、ついつい買ってしまいました。

お盆も過ぎたというのに、
ジリジリとした暑さに参ってしまいそうで
夜もなんだか冷たいものが食べたくなります。

で、この大あさりを酒蒸しし、

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自家製コンビーフと夏野菜

自家製コンビーフと夏野菜

今年のお盆休みも、あと少し。
空模様が気になる毎日でしたが、いかがお過ごしでしょうか。

休みのあいだに、
のんびり下味つけていたコンビーフを仕上げました。

牛もも肉が安いときに(塊でなくて角切りでもかまいません。)買って、
塩漬けにしておき、時間のあるときに仕上げることにしています。
時間はかかりますが、コツ要らず。
あれこれ使えて、時間をかけたせいか
無性に愛おしい一品となります。

自家製

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ミントシロップで、復活!

ミントシロップで、復活!

また今朝も熱中症の警戒アラートの報道。
この怖い暑さも、もはや日常化しつつあります。
寝苦しい夜中をうつらうつら乗り越えたあと
刻々と小さくなる日陰を老犬とともに探し乍ら
いつもと違う道を散歩していたら、
朝の庭仕事をしていた仲良しにばったり出会いました。
しばし彼女と話しているうち目に入ってきたのは、足元の辺り一面を覆う匍匐性のミントとローズマリー。
その生命の勢いは、物凄いというほか言葉が見つ

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名残りのホヤを噛みしめる夏。

名残りのホヤを噛みしめる夏。

いよいよ8月。
5月から出回り始め、パンパンに膨らんだ水風船のような大きさだったホヤも、次第に小ぶりになってくる頃。
それでもこの口いっぱいに広がる海を味わいたくて、見かけると手に取ってしまいます。

捌きたてを一切れ口に放り込むたびに
思わず「く~っっ!」と唸ってしまう美味しさ。

疲れも吹き飛んでしまう勢いです。

ホヤにおこぜ、カサゴにナマコ。
ちょっとグロテスクに見えるもの、
見た目が美し

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マティスの色、スペインの味。

マティスの色、スペインの味。

先日、東京都美術館のマティス展に行ってきました。

彼の人生の中盤以降の作品には、
殊に元気をもらえる色が溢れかえっていました。

風景自体の持つ色ではなく、
描く人の思いの中にある色選びのなせる、
この鮮やかさ。

絵から発せられている、
力のような光のようななにかを少しでも頂きたくなって、
目と心に残すだけではどうにも心許なく、
撮影可のフロアで、衝き動かされるようにシャッターを押してきました

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新生姜のコンポート

新生姜のコンポート

歳を重ねると、
今日は何ともなくて身体が軽い!という日より、なんだかここが気になる、なんとなくしんどい、なんて日が少しずつ増えてきた、と気づき始めました。
気象病には無縁だったつもりが、雨の前日になると時折頭が痛んだりすることも。
最近は夏バテだけでなく、秋バテに梅雨バテまで耳にしますが、
そのたびに(もしかしてわたしも?)と気になり検索したりしています。

建物や街、移動する車内など、
エアコン

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さくらんぼのピクルス🍒

さくらんぼのピクルス🍒

青森、そして山形から、今年もさくらんぼが次々届きました。
箱の蓋を開けるたびに、そのルビィ色の実の愛らしさに見惚れてしまいます。
大きく甘くて、まるですもものような食べ応え。

傷みやすいけれど、
やはり日本のさくらんぼが好きです。

ぼやぼやしているとあっという間にいなくなってしまうさくらんぼ。
半分は、一番美味しい、そのままで。
残りは長く味わえるよう
キルシュというさくらんぼのお酒に漬け、

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夏蜜柑のチャツネ

夏蜜柑のチャツネ

近所の友人宅の裏庭が、大好きです。

春には特に植えてもいないのに蕗の薹が食べきれないほどに芽吹き、
それをたくさん取らせてもらったはずなのに
初夏には立派な蕗がニョキニョキと、奥まで足を踏み入れられないほどに繁茂して。
日陰には茗荷に茗荷竹。
そして、この夏蜜柑の木も。
庭の隅に佇んでいて、大きな実が忘れられたように幾つもなっていました。
傷はあるけれどもちろん無農薬で、
果肉も食べ応えたっぷり

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