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転職に役立った資格、微妙だった資格について

実務経験があるのは前提で、
人事パーソンの私が役に立ったと感じた資格を記します。

転職時は書類の通過率が悪いと一般的に言われますが、
私の場合は基準を満たした会社の書類通過率は100%でした!!

という事で、誰かの参考になればと思い書いています。

●人事の転職で役に立った資格たち(面接所感踏まえて影響力順に紹介)

①社会保険労務士
人事の最上位資格と言われています。
合格率も6~7%程度と難関です。
試験は毎年8月の最終週の日曜のみと、回数も少ないです。
この試験合格による恩恵は圧倒的で、労務系への転職でなくてもおおいに評価されます。
私はプライム上場企業を2社経験していますが、
人事部内で社労士を保有している方はかなり少なく
(1社目は私だけ)、想像以上にすごい人だと見えるそうです。
※実際はそんなことない( ´з`)

実務でも、人事系の法令が頭に入っていると諸所で役立ちます!!
興味がある方向けとして、参考までに詳細リンクを置いておきます。


②応用情報、基本情報

ひとまとめにしてしまいました。
これは結構意外だったのですが、人事でIT系の知識を有する人は、そこまで多くありません。
ただ、昨今のDX化の流れによって、人事システムの刷新や改修時の要件定義などの業務が爆増しており、人事の実務をわかりつつDXできる人材がかなり不足しています。
そういった意味で、かなり評価されました。
(個人的に、学生時代に趣味レベルでとっておこうと思い、そのまま時間が過ぎてしまったので、コロナ期間中に一念発起して、ほぼノリで取得しました。)


続いて微妙だった資格たちです。

●人事の転職であまり役立たなかった資格たち

①日商簿記2級
人事においても、簿記の知識が実務に役立つことはたくさんあります。
(予実管理や、人件費予算の策定など)
が、人事の求人に対しては効果は微妙でした。
あってもなくても・・・程度だった印象です。

また、製造業から離れたので、2級ではなく3級の知識で十分という理由もあったかもしれません。

さらに、簿記であれば有資格者はたくさんいるので、
「持っていて普通」程度の印象を受けました。

②第一種衛生管理者
こちらも、有資格者が多いため、特段有利に働きませんでした。
想定通りです。

③TOEIC700未満
こちらも一般論としてよく言われることですが、
720以上くらいから出ないと、特段評価されません。
(プライム上場企業でも、英語のレベルは社内で2極化していますが・・・。)
ただ、入社後の昇格試験などで基準点があったりするので、
600くらいのスコアは持っていた方が良いだろうなと思います。

以上、いかがでしたでしょうか?
戦略的に資格で武装して転職活動を考えている方は、
残り時間と資格取得にかかる時間を考え、
最大の効率で準備を進めてみては??

最後に、
「社労士なんて難しくて私には・・・」
なんて思っている方へ。

確かに、範囲が広く合格率は低いですが、
内容自体は難解ではないため、スッと理解できることが多いです。
食わず嫌いせずに、本屋で試しにテキストを眺めてみては??

再掲ですが、私の社労士試験の受験詳細はこちらに記しています。
(無料部分でも参考になる情報があると思います。)

また、職種が違えば刺さる資格も違うため、
他の資格に関して記載した記事も、こちらにリンクを貼っておきます。


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