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催眠・催眠療法・他心理療法について

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2023年11月の記事一覧

催眠療法は、最古で最新の心身セラピー

催眠というのは、簡単に言えば自分自身の潜在意識とコンタクトをとり疎通するものである。
そして、ヒトの人生というものは、実は全てが自己催眠(自己暗示)で成り立っている。
ほんの端的に例をあげれば、学習も催眠であるし、友人と話し込んでいる時や盛り上がっている時も催眠であるし、夢を見ている時も潜在意識が活発に働いている催眠、起きている日常の中でも人は何度も何度も頻繁に催眠状態を出たり入ったりする。
催眠

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秋の夜長の夜更かしと美容・肥満・心身の歪み―この秋冬ほど美しくなりたいあなたへ

秋の夜長と言いますが…
先日、朝起きられない人に記事を書きました。

本日は、夜、つい夜更かしをしてしまう人や、季節の変わり目で眠りに就きづらくなってきた人、もしくはそもそも眠れない人に、記事にしてみたいと思います。

夜の間というのは、ヒトにとっては、副交感神経が活発になり潜在意識が働き、顕在意識と脳・心身は休ませる時間。
そして、潜在意識が、脳や身体・心を回復させてくれる時間。
そのため、夜眠

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寒くなってきて、布団から出たくないあなたへ/目を動かすだけの強大な効能

別に全く意味深なつもりはないのですが、たまにはこういうタイトルも面白いだろうかと思ってみました。

さて。気候が一気に秋へと変化してきましたね。
季節の変わり目、体調を崩しやすい時期です。
今年はインフルエンザも流行っているようですね。

日常では手先足先が冷えないよう。
また、「首」「手首」「足首」など、「首」のつく部分が冷えないようにするということも大事。

そして、最近もし寒いという感じのあ

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折角の一度きりの人生、自身の五感を完全に取り戻して己や世界を感じてみたくありませんか

心理学の父と呼ばれ、催眠の研究者でもあったウィリアム・ジェームズがこんな言葉を残しています。

”あるべき姿と比べて、私たちは半分も目覚めていない。”

”我々のもつ可能性に比べると、現実の我々は、まだその半分の完成度にも達していない。我々は、肉体的・精神的資質のごく一部しか活用していないのだ。”

「無意識」という領域の概念が、やっと発見されたかされないかという時に残された言葉です。
いかに素晴

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催眠の歴史を学ぶことの重要性について

催眠療法講座を受けながら、歴史を学ぶことは重要だとは感じていたが、私自身がテキストを作っていて、本当に深く、催眠療法家、もしくは心理療法を使う対人支援に就かれる方は、催眠の歴史は学ぶことは重要であると、つくづく感じている。

私は催眠療法講座を開くにあたり、催眠の歴史は基礎講座において取り入れることになるが、歴史を学ぶにあたっては少し別枠として、まとまった時間をとって行う。テキストとしては15頁ほ

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酒と煙草と、催眠。意外な関係性

最近、面白い話を聞いた。

催眠療法を始めた方が、複数名、催眠と出会ってから酒や煙草をやらなくなった、めっきり減ったという。

こういう話自体は実は珍しい話ではなく、私自身も何度か聞いたことはあったのだが、実は私自身が全く酒煙草に縁がなかったため、そもそも「飲む・吸う」ということに理解ができなかったため、そんな話を聞いたところで当たり前のような気しかしていなかった。

私は元々煙草は全く縁がない。

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催眠療法士の不思議なところ

先日、催眠療法というものの勘違いされていることの多いと思うところを払拭する記事を挙げました。

今回は、催眠療法士がそうやって不思議がられる、ともすれば魔術的だと感じられてしまう例えをひとつ、出してみようかと思います。

実は、現在進行形の私の最近の日記でもあるのですが。

私は現在、セッションとしてはほとんどがオンラインなのですが、私自身、今はとても年数の古い建物の一室に住んでいます。確か、築年

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催眠療法というものに対する誤解

今日はただのつぶやきです

催眠療法というと、まだまだ何やら大仰なイメージがある
大仰な、というより、大それたようなイメージがあるようだ

危険じゃないのか?
怪しい、オカルト的だ
スピリチュアルではないのか
催眠術?
何か言わされたりやらされたりするのではないか
操られてしまうのではないか
催眠状態に入って出て来られなくなったりしないのか
目に見えない存在と繋がれるのか
セラピストが潜在意識を覗

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