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周りの人とは違う勉強の仕方

偏差値30から、どうやって早稲田に受かったんですか?
そんなの無理ですよね?
虚偽ですよね?
なんてことを よく言われますが、本当に偏差値30でした
(その証拠に私の高校時代の通信表をインスタに晒したことがあります。ほとんど欠席か遅刻・早退。そして評定は1か2...)

底辺から頂上に駆け上がったわけなので
「血を吐くような努力があったのですね!」
なんて言ってくる人もいますが、残念ながらそういうタイプではない。
「積み上げる」という行為が1番嫌い!という人間です。

そんなわたしがとった作戦は
「1番難しいところから勉強を始める」というものでした。

今回はその作戦についてお話ししていこうと思います。

さて、当時の仙台一高は生徒の8割(言い過ぎかも)が浪人するという状況で、予備校が「仙台一高 4年生」と 言われていました。
当然のことながらわたしも代ゼミに進級しまして、そこでコース選び。
食べ放題とか飲み放題とかでも「後悔しないように」と1番充実したコースを選んでしまう性が勉強でも出てしまったのか、「全部網羅できそうなとこ」ということで、私立文系で1番難しい「早慶コース」に入学しました。
要するに、ここで教えられたことを全部マスターすればどこでも受かるってことでしょ?という判断です。

ということで授業が始まりましたが、例えば英語においてテキストを開くと当然単語が読めない、講師の言ってることもわからない、という状況でした。
そこでどうしたか。
単語帳を買ってきてテキストの単語を調べまくる、講師が解説する英文解釈を完コピする。ということを徹底しました。
調べて完コピするだけなので実際に何の積み上げも必要とせずできます。

ただ完コピしているだけなので、やり始めてしばらくはその対象としている問題以外はお手上げ。
でもコピーを続けていくと、とあるタイミングで本質が見えてきます。
本質というのは「ルール」。
ルールを掴んで初めて応用がで きるようになります。
そこからのわたしは、自分で言うのも何ですが...強かった。
正直なところ間違えることの方が難しくないですか?みたいな。
こないだまで「前置詞って何ですか?えへ。」とかやってたのに。

これは完コピする素材が1番難しいものである、というのがポイントです。
一般的に初心者は初心者用の素材を与えられますが、それを苦労してマスターしたところでその上がある。その上の上の上くらいをマスターしないと受験には対応できません。
しかしながら、最初っから1番難しいのに打ち当たれば、あとは気が楽です。
難しいのは解けるのに、初中級レベルの問題で大きく点を落とすことも多々ありましたが、それはそこで覚えたり修正すればいいだけの話で。
こっちは1番難しい問題で「ルール」を掴みにかかっているのだから、それを応用すれば解決。
あっという間に理解できるはずです。

さて、そんな素晴らしい方法があるのにどうして誰もやらないのか?
そもそも永井よ、お前の授業を受けているが、そんな方法を教えてもらった記憶はないぞ。とお思いでしょう。

この方法で成績を伸ばすには時間と根気が必要です。
根気。先述したようにわたしは努力的なことが苦手です。
ここでいう根気とはそういう類のものではなく「点数が上がらないことを許容する」という意味での根気です。
この勉強法はなかなか結果に結びつきません。
「勉強しているのに成績が上がらない」というのは苦しいもの。
やっている本人ももちろんですが、大変なのは保護者の皆さん。
「何なのよ!全然ダメじゃない!もう別の塾の体験に行きなさい!!」なんてことになりがちです。
わたしは講師であると同時に経営者でもあるので、その逆鱗に触れるのはやっぱり怖い、というのもありますし「もうちょっと我慢すれば伸びるのに!」と思ったところで辞めてしまう生徒が多かったからです。
時代的にも昔みたいな二次関数的成長よりも、一次関数的な方が望まれますしね。

もちろんこれまでにこの手法で対応した生徒もいて、しっかりと結果を残してくれています。
ちょっと詳しく聞きたいんだけど?という方は、ぜひご連絡くださいね。
底辺から頂上まで行く手段を具体的にお伝えします。


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