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本の紹介

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僕が読んだ本の感想と、おすすめポイントを紹介します。
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『ストレングス・ファインダー』を自分軸づくりにも、組織作りにも活用

『ストレングス・ファインダー』を自分軸づくりにも、組織作りにも活用

自己理解を促すツールはいくつかあるれけど、
やっぱりこれはいいよね。

と、横浜のキャリアコンサルタントと話していた時に話題になったのが、
ストレングスファインダー。

最新版が出ていた。(2023年6月)

自分にはどのような強みがあるのか。

この本で学ぶだけではなく、
webテストがついているのがとても良い。

アクセスコードが本についてるので、
結果的にwebテスト代を含んだ値段。

僕が

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仕事と仕事を組み合わせること。

仕事と仕事を組み合わせること。

例えば、教師×作家。

思いつくのは、北村薫先生。

高校の国語の先生をしながら、
『空飛ぶ馬』でデビューされ、
その後直木賞も受賞している。

『空飛ぶ馬』は、
「私」と「円紫師匠」が謎解く、
日常のミステリー小説で、

僕が北村薫先生を知った最初の一冊でもある。

この何気なさ、というか、ごくごく普通の生活の中での謎解きが、実に爽快なんですよね。

教師×作家。
古くは宮沢賢治先生、詩人の俵万

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親御さんにもおすすめしたい『マンガでわかる!小論文 頻出テーマ編』

親御さんにもおすすめしたい『マンガでわかる!小論文 頻出テーマ編』

残念ながら、
驚くほど多くの生徒は社会を、知らない。

大学入試で課される「小論文」のテーマは、今の社会課題が色濃く反映される。

なぜなら、大学は、社会に関心のある高校生に入学してもらいたいから。

2023年の入試テーマだと、コロナ、AI、多様性。

AIでレコメンドされる情報ばかりに触れていると、社会との接点が持ちにくくなっているのかも。

生徒は受験直前になってから、

社会課題って、何や

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不登校の描き方だけじゃなくてストーリー展開も。『かがみの孤城』を対談してて思い出した話

不登校の描き方だけじゃなくてストーリー展開も。『かがみの孤城』を対談してて思い出した話

忘却って面白い記録を読み返すことで、
記憶から薄まったことを、
改めて濃くすることができる。

昔の僕は、スケジュールも、何かあったことも、とりあえず記憶していた。
日記を書いても『三日坊主』だったし。
(三日以上は続いたけれど…)
どうも学生の頃って、記録することを面倒くさがっていた。

社会人になって、今は手帳を使っているけれど、
忘れることで、新しい発見ができることに気がついた。

忘れるか

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北海道の夏は短い。今年は異常に暑さが続くれど…。
お盆が明けて学校が始まった。2学期の準備もしたいけれど、読みたい本がまだまだ山積みに。
今、とても気になっている本は『SCHOOL SHIFT』(明治図書出版)

猛烈な勢いで読書中。
https://amzn.to/3QKTTAL

『Twitterの教科書』(作者・ゴウ)の読後に感じたこと

『Twitterの教科書』(作者・ゴウ)の読後に感じたこと

読みました。同じ道民のゴウさん。
音声配信(stand.fm)で知り合った、仲良くさせていただいている音声配信者です。

ゴウさんが7月21日に、Tipsというプラットフォームで、リリースした「【初心者必見】最短最速フォロワー1000名を獲得しながら、アカウントを自分のお店へと変貌させるTwitter完全攻略ロードマップ」を読みました。

Twitterは『X』になっちゃいましたが(笑)

そして

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初めてKindleで出版をした日の話。小説「くじらの部屋」をリリースするまで。

初めてKindleで出版をした日の話。小説「くじらの部屋」をリリースするまで。

初めてKindleで出版してみようと、一念発起。

僕の大きなテーマは変わらず《不登校を死語にしてもいい》です。

小説「くじらの部屋」を、3月15日にKindleでリリースしました。
初めて書いた小説です。

この物語はこの物語は、主人公・高校生の『颯太』の視点で進んでいきます。
颯太たちが自由に話しているし、いっぱい悩んでくれて、物語の登場人物たちが、話していることを、僕は、ただそれを聴いて、

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【本の紹介】リーダーを目醒めさせるキラー・クエスチョン/著・林友香

【本の紹介】リーダーを目醒めさせるキラー・クエスチョン/著・林友香

林友香さんの著書「KILLER QUESTION」(かざひの文庫・太陽出版)はビジネスコーチの内容ですが、学年主任だったり、分掌部長だったり、学校のリーダー的な役割を担うときにも、とても役立ちました。

リーダーのあなたに原因がある今は、いろいろな組織でリーダー像が「支配型」から「支援型」に変化している、と林さんは、指摘しています。

あります。(苦笑)

でも、それは、メンバーに原因があるのでは

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【映画の感想】かがみの孤城

【映画の感想】かがみの孤城

映画感想(ネタバレ無し)2022年12月23日に封切りとなった、「かがみの孤城」(辻村深月・原作)は、ティーンエイジャーにお勧めはもちろん、大人も楽しめる、ハートフルな、ファンタジーミステリー映画。

原作を読んでいても、純粋に楽しめる映画です。

主人公の中学1年生、こころの視点でストーリーは進むけれど、原作同様に、後半に、それぞれの子どもたちの抱えている「悩み」が丁寧に描かれているので、心が震

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【本の紹介】かがみの孤城/作・辻村深月

【本の紹介】かがみの孤城/作・辻村深月

新年早々、一気に、読み終えました。

辻村深月さんの「かがみの孤城」は、この冬に映画化されたばかり。

でも、前から知っていたわけじゃなくて。
僕は、この「かがみの孤城」の映画を、知り合いにおすすめされたんですが、たまたま下の子と一緒に、本屋さんに行った時に、原作を読みたいと思って、手にした本なんです。

で、一言。
中学生の親御さん、学校の先生は、読むべき。

読書感想

七人の中学生と「オオカ

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