笑顔は世界共通のパスポート?トルコでは地獄行きの切符でした
トルコの安宿の罠:二重人格のおっさんにシバかれた話
大分昔トルコで旅をしていた時のこと(イスラム過激派のニュース流行ってた頃)を思い出したので書きます。
当時貧乏バックパッカーだったわたしはトルコきたからには旅人らしく安宿に泊まろうとブッキングドットコムで予約。評価もそこそこ7くらい?で1000円以下でコスパもよく、観光地からも近い。何の疑いもなく、予約した宿にいきました。
無事到着し、受付のおじさんがとても愛想が良くて親しみやすい雰囲気でした。「ここええ宿!当たり!」と安心してチェックインして、案内された部屋に荷物を置きました。その部屋にはサッカーユニフォームを着た日本人らしき方がいらっしゃって、軽く挨拶を交わし、なぜかは知らんけど日本人同士で謎のカタコト英語で少し話した後、疲れていたので1時間ほど寝てしまいました。
突然ガンガン!とドアを叩かれて目を覚ましました。怒り狂ったさっきの受付のニコニコしたトルコ人方が立っていていました。そのトルコの受付のはおっさん「お前、チェックインしてへんのに、なんでベッドで寝とんねん!」と怒鳴られました。
さらに「ここは彼の(欧米人バックパッカー)のベッドや!」と詰め寄られました。彼の横にはゲルマン系のいかにも欧米バックパッカーって感じの人が横にいました。私は寝起きの頭で混乱しながらたも必死に考えました。ただ意味不明すぎるのでとりあえず「多分これ夢やし無視して寝るか」と。
ただ、当然夢ではなく、寝ようとするといきなりおっさんに頭をシバかれました。「なにしとんねん」とおっさんに言うと、そのおっさんはさらにキレだして、私のバックを投げつけるという暴挙まで…ひどい。
私は混乱しながらも冷静を装い、Booking.comな予約表をおっさん見せて、同じ部屋にいた日本人の方にも証言していただきました。
ひとまず事態は収まりましたが、その一部始終を見てた欧米人の宿泊者も「なんなんこいつ‥やば…」と流石にドン引きの顔。その後彼は「俺は大丈夫だから、別の部屋でも大丈夫だよ」と優しく僕に気遣ってくれました。
彼はスウェーデン出身らしく、英語はペラペラでイケメンで長身だった。男のわたしでも惚れそうになるくらいの
その後もおっさんは欧米人にはニコニコと愛想良く接するのに、まだまだ私には怒り続け、「はよでていけ」「死ねアジアン」という露骨な差別連発。
その後も無視をし続けたり、スウェーデン人に仲介に入ってもらいなんとかその場は収まりましたが、クソ理不尽な出来事に嫌な気持ちで「誰やねんトルコ親日とか言ったやつ」とか小声で独り言をいいつつ、とりあえずその夜を過ごしました。
翌日、やっぱ腹立つからもうチェックアウト(予約はまだ2日ある)しようとした時、またその宿主に出会いました。「また何か言われるのか」と不安になりましたが、
彼は急に笑顔で
「もうチェックアウトするん?」「てかチャイでも飲んでいかへん?」と話しかけてきました。昨日の怒り狂った姿とはまるで別人。「この人、二重人格?サイコパス?どういうこと?」と思い混乱しながらも、無理やり忘れようとチャイを飲みながら楽しく話して、なんだかんだでとりあえず穏やかに宿を後にすることができました。もちろん2日分のお金は帰ってきませんでしたが
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イスタンブールの出会いが俺を地獄に落とすまで
その日昼前に宿を出た後、宿の前で2人の愛想の良い感じの男性に声を掛けられました。「スマホで写真撮ってくれへん?」と言われ、私は気軽に「ええよ」と応じました。
写真を撮ってあげると、彼らは「ありがとう!」と笑顔で言い、
「どこから来たの?」と聞いてきました。
「日本」と答えると、一人の男性が「おお!日本人か!俺、昔心斎橋のアメ村付近に住んでたよ。鹿島建設で建築の仕事してたこともあるよ」
と話してくれました。彼は大阪に5 年住んでたみたいだけど、関西弁どころか一言も日本語を知りませんでした
ただその時は大阪出身の私としては、ちょっと疑いながらも、妙な安心感と親近感を覚えてしまいました。聞くとそのトルコ人は首都アンカラ出身で、親御さんが政府関係の仕事をしており、彼自身も今はその手伝いをしているとのこと。どうやら日本は結構前から帰ってきてると。
トルコは経済不況だからなんとかしたいと熱く語ったりしていて如何にもいい奴風の男でした。もう一人のそいつの友人はコロンビア出身で、世界中をバックパック一つで旅していると言います。さっきイスタンブールに到着して、偶然安宿の前でそのトルコ人と出会い、仲良くなったそうです。宿も僕が出た宿から近いと言っていました
私はコーヒーが好きなので、コロンビア人とも話が弾み、コロンビアのコーヒー事情や文化、アングラな話まできき、その後3人で観光しながらブラブラとイスタンブールを歩きながら語り合いました
豪快トルコ人の酒クレーム、俺の胃袋も心も崩壊
観光してると日が暮れてきたので、「お腹減ったなあ」という話になり、トルコ人が「全部俺のおごりや!好きなもん頼め!」と誘ってくれました。連れて行かれたのは観光地の外れの道路にある賑やかなローカル食堂。
彼は山ほどメニューを注文し、私が「こんなに食べられへんで」と言うと、「俺は政府関係の仕事してるから金持ちや。気にすんな。普通のトルコ人とはちゃうねん。とりあえず食え」と豪快に笑いながら注文しまくりました。
一方、コロンビア人はレストランの古いテレビのサッカー中継に夢中で、地元のトルコ人と盛り上がっていました。しかたなく私はその陽キャのアンカラトルコ人とひたすら話していました。
ところが、突然トルコ人が店主に向かって「酒出せ!」と怒鳴り始めました。わたしは「どうしたん?」と聞くもアンカラのトルコ人は急に人が変わったようにヤク中のようなにイライラし始めましたり
後でわかったのですが、トルコはイスタンブールでもイスラム教の影響でローカル食堂や居酒屋には酒の種類が少なくほとんどないのです。
店主が「酒?ないに決まってるやろ!」とアンカラのトルコ人に答えると、彼は激怒して店を出ると言い出しました。店主、僕等2人もぽかーんとしていて、会計はトルコ人が済ませてくれましたが、後々「トルコ人なのになんで知らんのかな」とか思いながら、その時はすでに胸の奥に嫌な予感がよぎってました。
体育会系トルコ人、悪ノリで地獄送り
その後、トルコ人が「仕切り直しや!この近くにええバーがあるからいくぞ!」と言い出し、いかにも体育会系のうざいノリで、強引に私たちを連れて行きました。
バーに到着すると、入り口からして不穏な雰囲気。サイケトランスの音楽、ネオンの照明、そして漂うマリファナの匂い。中にはいかついごりごりのヤクザみたいな兄ちゃん、派手な衣装の入れ墨バリバリ入れたスキンヘッドのマリファナを吸ってる姉さんたちがいて、私は「ここ、ほんまに大丈夫か…?」と不安になりました。
なんだかんだ1時間ほど飲んだ後、会計をお願いすると、なんと20万円。私は少しパニクりましたが、なぜかトルコ人はニヤニヤしています。そのアンカラのトルコ人「もちろんお前が全部払え」「さっき俺全部奢ったやろ?」と言う始末。コロンビア人は無言で固まって冷や汗をかき(多分演技)、私は完全に罠にはめられたことを確信しました。
勝ったと思ったら負けてた話
私は「ちょっと酒飲みすぎたからトイレとりあえず貸してくれや」と言い訳してトイレを借りました。
トイレはバーの奥にあり、そのトイレのさらに奥進むと、小さなドアを発見しました。心の中でとガッツポーズしながら、スタッフが誰もいなかったのでチャンスと思い、不安ながら一か八かで開けると、そこは路地裏に繋がっていました。
わたしは内心「勝った」と思い笑いながら全力で逃げ出し、路地裏から大通りを見つけてタクシーを捕まえました。
しかし、2人は知らない間に僕の後ろを付けていたみたいで、タクシーに後ろから乗り込んできました。
その後車内で口論、取っ組み合いになり、顔をボコボコになぐられ最終的にポケットから5万相当入ってる財布を剥奪し、完全ブチギレた陽キャの体育会系のトルコ人はタクシーからわたしを振り落とすように運転手に指示し、低速ながら、(多分30キロぐらい)タクシーの走行中にドアから投げだされました。奇跡的に怪我はありませんでしたが、その日は夜から大雨で心もメンタル的にぼろぼろになりました。
しかし不幸中の幸い宿の目の前にありました。ボロボロになりながらも、なんとか宿にチェックインすることができこの日は終えました。
続きます。
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