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何もかも忘れることがあの人の最期にくれた優しさだった
休日に一家で、小高い山にある公園へ行きました。過疎地域なので、土日でも大抵の公園はさほど混んでいません。その日も自分たちのほかに、2組ほど幼い子を連れた家族連れがいただけでした。
この公園にある遊具は幼児向けのものが多く、娘たちは物足りなさそうでしたが、今回の目的は遊具ではなく、塔に上ることでした。長女が幼い頃にみんなで上った白い塔のことを、夫がふいに思い出し、それが夢か現実かよく分からないという
唯一残った子育て方針
人生は思いどおりにいかないことだらけだということを私が本格的に思い知ったのは、大人になり自立してからでした。とくに子育てが始まってからは、びっくりするほど落とし穴だらけで、思いどおりにいったことのほうが少ないくらいです。失敗を繰り返しながら育てていく過程で、思い描いていたいくつもの理想的な子育て方針を諦め、独り善がりな「こうあってほしい」を捨て、気付けば上の子は中学2年生、その横顔からは、親の思い
もっとみる娘たちの選ぶ絵本ベスト5
先日絵本の話をここに書いたら、ますます本棚の絵本たちが愛しく思えてきて、娘たちに、「本棚にある絵本の中で、現時点の特別好きな絵本ベスト5を挙げるとしたらどれ?」と聞いてみました。ふたりは「急に何?」と言いながらも、楽しそうに選んでくれて、その結果がとても興味深かったので、ここに記録します。
長女『太陽へとぶ矢』ジェラルド・マクダーモット
長女は小さいころからこの絵本がやけに好きで、結構大きい子
今、楽しく見ているドラマたち
ピントのぼやけた私の心を生き生きと元気にしてくれる力の源、それはドラマ。楽しみなドラマがあるだけで、一週間が一段の五線譜となり、一日一日が音符になって、日々をすべらかに奏でるのです。
今、日本のドラマで楽しく見ているのは、『光る君へ』、『不適切にもほどがある』、『Eye Love You』の3本です。
始まる前から楽しみにしていた『光る君へ』は、期待以上のわくわくどきどきをくれています。オープ