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0587 軽率が軽率を呼び込む
「ジャーナリズムの軽率は、国民の軽率でもある」
と書いたのは野呂邦邦暢だ。
昭和50年代に書かれた、戦中から戦後にかけてのことなのだが、今もその軽率は続いている。
ついでに言えば、政治家の軽率は、国民の軽率、とも言えるだろう。
最近話題の都知事選立候補者を見て、絶望しかない(都民じゃないので、投票はできないw)
有名ならいいだろう、激しいことをいえばいいだろう、と思わせたのは私たちなのだ。それ
0585 本屋さんがなくなる日
何気なく会社帰りに立ち寄った地元の本屋さん。
入り口に見慣れない看板が出ているので、覗いたら、6月で閉店というお知らせの張り紙だった。
つい、マジか、と声が出る。
結構買い物している人や定期購読の人がいた気がするのだが…。
なんて、私自身はアマゾンで買ってしまうタイプなので、ダメな奴なんだけれども、本屋さんがなくなるのはさみしい。
ぱっとみて、衝動買いをしていたあんな本やこんな本は、隣町までい
0583 気象に勝てない
お天気の悪い日、寒暖差、そんなものにやられて何もできなかった。
帰宅して横になり、相方氏が帰宅する頃合いを見て夕飯を何とか作るくらい。もちろん土日なぞ起き上がれないのである。
血圧も絶好調に上昇したので、朝活は中止し、睡眠を優先した。
資格勉強も休止。やらなければ、という義務感を仕事だけにするしかなかった。
でも、職場で元気に見えるからと、「つらい」と言っているのに管理職に伝わらない。主治医に
0582 生きるための最低限の行動をした一週間
先週はどうにも調子がよくなくて、15時頃にはもう座っているのもしんどいので栄養ドリンクを飲み、それでもだめになる週末だった。
今週はその反省を生かし、勉強も量を減らし(週の後半はやりもせずw)、とにかく早く寝ることにした。
それでも、あまり気分が上がらず、頭は重いし疲れているしで、いったい何何なの?と自分で自分に聞きながら過ごしたのだった。
知り合いに、まじめすぎるんだよと言われて、またか、とい
0580 映画に行こうよ
オッペンハイマーの映画が見たい。
丁度、メンタルの病院が午後になってしまったので、相方氏と待ち合わせてついでに映画でも見ようと言った。
相方氏が好きなものはいかないくせに(笑)
相方氏いわく、この映画はホラー指定になっているそうだ。
ホラーも血も全くダメな相方氏、いやいや、オッペンハイマーがホラーでどうする。実在人物だっちゅーの。
まぁ、アメリカそのものが…と言いかけて、ストップされた。
うふ
0579 休めっと言われても♪
主治医にちょっと休んだらと言われてしまった。
きっかけは年度末、新年度の事務分担だ。
今やるべきこと、来年度に向けてやるべきことと二つに分け、仕事をしてきた令和5年度。
来年度に向けて頑張って仕事をし、令和6年度は契約が取れるところまできたのだが、担当変更が言い渡され、契約できるところをすべてほかの人に取られたあげく、少し対応の難しい人数人をすべて私に集約されてしまった。
さすがに抗議して、対応
0578 新年度への恐怖感
年を取るにつれて、新年度というのがやっかいだ。
若い頃は新しい仕事、新しい異動先にわくわくとどきどきがあったものだが、今は不安と恐怖しかない。年を取ったということか。
胸がきゅっとなって、苦しい。
不安というより怖くて、逃げたくなる。
何かに慌てているのだろうか。先が見えないからだろうか。
何かあった時に完璧にで対応できないこの時期、それが嫌なのだろうか。
そうすると、これまではまだ自分軸にい
0577 こういう言葉をかけられる人に、私はなりたい。
まだ一応監督職ではあるので、部下を持つ。
そして、年度末に、異動する上司に挨拶したところ、思わぬ声掛けをされて、じわじわ感動し、泣きそうになっている。
1年間同じフロアで仕事をして、私を見ていたのだなぁと思うとともに、こういう風に、ゆっくりと、諭すように声をかけてくださる人は初めてだったこと、私がしたことを、それでいいんだよと言ってくれた人という点でも初めてだった。
言われた直後は、笑って軽口で
0574 逆算の考え方
職場の飲み会で、「私、少し管理職を目指してるんですけど、なんで管理職目指したんですか?」と聞かれて以来、ちょっと気分が落ちていた。
がつがつ系女子に嫉妬したのかもしれない。
格下とみると、態度が変わるその人が管理職になるのに、嫌悪を抱いたのもある。
しかしどこかもやもやが晴れない。私は僻みっぽいのだなぁとがっかりしていた。子供のころ、母から言われている「お前はすぐ僻む」というのを証明してしまっ