見出し画像

0577 こういう言葉をかけられる人に、私はなりたい。

まだ一応監督職ではあるので、部下を持つ。
そして、年度末に、異動する上司に挨拶したところ、思わぬ声掛けをされて、じわじわ感動し、泣きそうになっている。

1年間同じフロアで仕事をして、私を見ていたのだなぁと思うとともに、こういう風に、ゆっくりと、諭すように声をかけてくださる人は初めてだったこと、私がしたことを、それでいいんだよと言ってくれた人という点でも初めてだった。
言われた直後は、笑って軽口で済ませていたのだが、帰路や夕飯を食べながら思い出して、じわじわ泣けている。

管理職を降任して、その後も仕事を「ちゃんとする」「人間関係も良好に築く」のはあまりないそうだ。
そもそも、管理職としての仕事が自分に合わないと感じても、メンツやお給料を考えて、辞めずにズルズルいく人の方が多い。その中で、きちんと自分の適性を見極め、将来を考えて決断した私は、決断力と判断力があるという証左だという。(だからと言って、上司は、管理職辞めてもったいないとは言わなかったのが、すごい)

普通にやればいい、体を壊してまでやる仕事などない。
普通に、普通に。親身になることはいいけれど、自分を削らないでと。

私はそこまで大それた決断をしたつもりはなくて、管理職の仕事が面白くなかったと、上司に伝えた(相手、管理職w)
でもやっぱり、どういう風に考えられる人はそんなにはいない…他を知らないから私には分からないけれど、上司が言うならそれをそのまま素直に受け止めようと思う。

今までは、もったいないとか、もう一度目指せとか言われ続けていて、自分のやったことは間違っていたのかと、揺らいでいたけれど、なんだか安堵した。
いいんだよ、いいんだよと言ってもらうことは、こんなにも安心できるものなのだと知った。
年度末最後の最後すぎて、もっと早く言ってよー(笑)

私もこういう風に、相手の決断を受け入れ、いいんだよと言えるような上司になりたい。
自分の考えばかりが正しいわけではない。相手が考えて出した結果を、いいんだ、と言葉にして伝えてくれるってなかなかできないと思う。

よし、来年度は、落ち着いて、相手を見る・そして声をかける、言葉を発する人を目指そう。
部下の活力は、安心から始まるだろうから。

この記事が参加している募集

仕事について話そう

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?