見出し画像

複業Webライター、「#なぜ、私は書くのか」について真面目に考える~「くそ、負けるもんか!」の反骨マインドこそ私の正義

こんにちは、水無瀬あずさです。毎月恒例、月末ですね。フリーランスの皆さん、締まってますか!?私はつい先ほど、5月が無事締まりました。正確に言うと、無理やり締めました。だって今手持ちの作業、どう考えても明日じゃ終わらないんだモン・・・。

全然関係ない話なのですが、先ほどXをぼんやり見てきたら、拡散希望とやらでポストが流れてきまして、それがこう、「余命いくばくのお子さんが仮面ライダーが大好きなので、なんとか繋がれないか」みたいな内容だったのです。

コメントを見るとですね、本物の仮面ライダー(の俳優さん)たちが続々とコメントしていて、「なんでも言ってください!」とか書き込みをしているじゃないですか。私はなんだかこの流れにいたく感動してしまって、仕事の休憩時間だというのにウルッとしてしまいました。助け合いの心はかくも美しいものだ。仮面ライダーではない私にはリポストぐらいしかできることがありませんが、お子さんの心が少しでも穏やかになればいいなあと思いました。

という余談はさておき、今回は珍しく投稿企画に乗ってみようと思い、締めの終わった晴れやかな気分で筆を執りました(ていうかパソコンで書くと「筆を執る」という表現が合わない、なんか別の言い換えがないものだろうか)。企画は、編集者でもありライターの大先輩でもある藤原華さんの自主企画、「#なぜ私は書くのか」です。

私はnoteでマネタイズしようとはあまり考えていない勢なのですが、テーマが書きやすいというか、常々書きたいと思っていたことを良い感じにまとめられそうなお題だと思ったのが参加の理由です。あ、でもAmazonギフト券は魅力的だよね?

締め切りが7月後半とのことなので、締め切る頃には書いたことさえ忘れているかもしれないんですが、まあ参加することに意義があるかなということで。最後までよろしくお付き合いくださいませ。


Webライターは「書く」ことへの挑戦状

エンジニア業をこなしている私が副業でWebライターを始めようと思ったのは、かねてから書いているように冷蔵庫を初めとする家電を買い換える資金を調達するのが大きな目的でした。「書く」ことを選んだのは、「お金をかけずにすぐ始められる」という一点に尽きるかなと思います。

当時はコロナ禍の巣ごもり需要もあって、副業ブームに火が付き始めたくらいの時期でした。「Webライター」で検索すれば、「始め方」「仕事の取り方」なんかの情報とともに、オンラインサロンや有料講座などの情報がたくさん飛び込んできて、「ライターになるのにもお金がかかるの?」と驚いたものです。

いろいろなオンラインサロンや講座を調べたりして、「こういうのでお金をかけたほうがちゃんとできるのかな」とは一瞬思ったけど、いや、違うな。と思いなおしました。私は、「今の私の文章で勝負がしたい」と思ったんだったな、と。誰かに添削された流暢でキレイな文章で仕事したいわけじゃないんですよ。ぶっちゃけ私、自分の書く文章が大好き。自分の文章を読み返して「この人ええこと書くわぁ~」と自画自賛する程度には自分の文章が好きです。そんな大好きな自分の文章一つで、今のままの私で、Webライターとして勝負できるかどうかを試してみたかったんです。

ということで結局有料講座もオンラインサロンも入ることはなく、まあ書籍はいろいろと買って参考にさせていただきましたが、野良のまま3年目を迎えました。今のところ、何とかなっている。

そもそも有料講座やオンラインサロンって、主宰となる人に対して「すごい!こんなふうになりたい!」という思想のもとで人が集まると認識しています。でも私は、非常に生意気で申し訳ないのですが、そういうすごい皆さんに対しても、同業で働く全ライターに対して、「負けるもんかー!」って叫びたいタイプなんです。もちろん実力も経験も全然足りていないことは理解していますし尊敬もしていますが、それでも同じ「文章でお金をいただく」仕事をしている以上、ともにプロであり、ライバルだ!と思っている私なのです。

始めたときからこういう考え方をしていた私なので、今回の企画を立ち上げた華さんのnoteの文章が心にぶっ刺さりました。

物書きであるならば。
「あなたは私の敵です」って言ってほしいんです。
「打倒すべき私の敵です」って。
「打倒して乗り越えるべき私の敵です」って。
そう言ってほしいんですよ。

引用:「自分の文章に自信がなくて吐きそう」藤原華さんのnote

ハイそれ私です!と手を挙げたい気分でした。

同期や私より歴が浅い方、あるいはライター歴10年、20年、40年といったベテラン大先輩の皆さんを前にしても、「くそう!絶対負けないぞー!」って、虚勢でも何でもいいから言い続けられる私でありたいと思うし、自分も同じように皆さんに思ってほしいなって思います。

つまり私にとってのWebライターの仕事は、ボスクラスの大先輩方が跋扈する荒波へ突っ込むようなものです。今はまだ波にのまれて沈みそうですが、きっと文章を書き続けることが、ピンチを乗り越えチャンスへと変える唯一にして最強の方法であると信じたい。だから私が書く理由はたぶん、自己実現や自己表現に加え、ボスの先輩方への壮大な挑戦でもあるんだな。

私にとって、「書く」こととは

挑戦だ!とか偉そうに啖呵を切ってみましたが、私は横浜の片隅でひっそりとライターをしているだけの矮小な存在であり、できること、やるべきことは限られています。ただ、そんな私が「文章を書く」ということにもいろいろな意味があり、意義があるなと思いました。ということで、私にとっての「書く」ことの意味について考えてみます。

書く=吐き出す

私が書く最大にして最強の意義、それは「思いの丈を吐き出す!」ということです。お腹の底でモヤモヤとしているようなことがあると、一体何がモヤモヤしているのか、どこにモヤモヤしているのかを言語化してnoteに吐き出します。たまに仕事でも。

そうすると不思議とすっきりした気持ちになり、お腹の中のモヤモヤが消えてくれるんです。たぶんコトバに乗せてごちゃまぜな感情が身体の外に出てくれるんだろうな。父の葬儀のことを書いた記事がまさにそれで、もちろん今でも悲しい気持ちは残っていますが、当時胸につかえていた黒いモヤモヤが不思議と晴れたような感覚を覚えました。

書く=自己表現

私にとって書くことは、自己を最大限に表現する行為でもあります。口では言いたいことがうまく出てこなくても、文章として書きだしてみればあら不思議、いろいろな感情を多様に表現できるようになるのです。

書くことって、文字を読み書きできれば誰にでもできることでありながら、極めてクリエイティブな行為だと思いませんか。そこには人それぞれの思いによって実に多彩な色が生まれ、世界に一つしかない作品が生まれるんです。文章って、だから面白いし好き。

ゲーム系の記事は、素の私が自己表現できる数少ない場所と言えるかもしれません。感情が爆発する感じ!ぶっちゃけてはっちゃけて、「ハイこれが私です!」って羽目を外せる場所です。

ゲーム記事と言えば、前に書いた『新幹線0号』の記事のビュー数が最近急に増えているのが気になっています。検索上位に入ったか?

書く=思考の整理

書くことが思考の整理になることもあります。むしろ結構いつもそうかも。漠然としていたものが、書くことによって形を作り、意味を為すみたいな感じですね。

たとえばメンタル不調とか書いていたこの記事

文字通りメンタル不調だったので、「何か書きたいけどどうしようかな、そうだ仕事のことでも書こうかなーでもなー」とか思いながらPCに向かい、「メンタル不調ですねん、でもなんか始めたいと思ってますねん」みたいなことをつらつらと書いているうちに、「そういえば仕事でいろいろあったな」と思い出し、一つまた一つと項目が増えていったものです。

つらつらと書いているものも、形になれば5000字を超える。書くって偉大だ。

書く=アウトプット

よく言われることですが、書くことはアウトプットにもなりますね。私はよく書籍を読んだアウトプットとして、書くようにしています。前回記事も読書の記録でした。

本を読んでいるときは「そうなんだ!」「あ、すごく分かる!」とかいろいろなことを考えるので、付箋を貼ったりして忘れないように努めるのですが、読み終わると割ときれいに忘れちゃって、「ここ付箋貼ってあるけど何だっけェ?」となったりします。

でも文章を書いてまとめ始めると、思考の整理もしつつ思い出せるので、「そういえばこんなことも書いてあって気になったんだよな」という形で記憶がよみがえってくるのです。文章を書くことが最大のリマインダーになる不思議。

書く=つながる

noteを書くことで、たくさんの皆さんと繋がることができました。気づけばフォロワー数もびっくりするほど増えましたね。フォローしてくださった皆さん、またいつもコメントなどで交流してくださっている皆さん、ありがとうございます。だいすきだ!

noteでフォロワー数700人って個人的にはかなり頑張た数字だと思うのですが、そのわりに私の影響力は相変わらず極小であります。noteはXやInstagramとは性質が違うので仕方ないとは思いますが、とはいえこんなに実感とか何もないもんかね?果たして、もし1000人になったら「私もnoteではインフルエンサーよッ!」と胸を張れるようになるんだろうか。大台に乗ることがあれば、気持ちをまたnoteで書き記そうと思います。

確か100人ぐらいまでは「フォロワー数を増やそう(少ないと読んでもらえない)」と思って頑張った記憶がありますが、途中から「もういいや」となり、書きたいことを書いて読みたいものを読むようになりました。それでこんなにフォローしていただけるんだから、noteって素晴らしいプラットフォームだなあと思いますね。結局noteへの礼賛で終わるという。

結び|生涯書き続ける表現者でありたい

仕事で文章を書き、仕事でプログラムコードを書き、仕事じゃないけどnoteを書く。書くことは私にとってライフワークです。

私の夫は「文章を書くのが大嫌い」という人なので、仕事が終わってから夜遅くまでnoteを書き続けている私を見て「何をそんなに書きたいことがあるの?頭がおかしい」と言われます。頭がおかしいとかヒドイですね。

でもたぶんnoteを書いている皆さんには分かってもらえるはず、書くことの大切さと、楽しさと、尊さが。

Webライター業をいくつまで続けるかは未知数ですが、おそらく私はずっと書き続けることをやめないんだろうなあと思います。だって書くことが私を作っているから。書かないとたぶん、心がぐちゃぐちゃになっちゃう。noteは私にとっての精神安定剤みたいなものだから、我が家の平穏のためにも書き続けなければいけないなとしみじみ思いました。

あと大好きな文章を書き続けるために、体を大事にしなきゃいけないなあとも改めて感じました。とくに目。最近老眼がひどくなってきて眼鏡を買い換えなきゃいけないのですが、そもそも目が見えなきゃ文章は書けませんからね。目は大事!スマホでも酷使しちゃっているので、くれぐれも労わってあげないとね。

というところで今回はお開き!ゲーム記事のつもりだったのに真面目なnoteになっちゃったよ。明日か週末にシャドーコリドーの記事を書く予定!それでは!

<PR>
Webライター関連の有料記事販売中です。Webライターとしてこれからスキルを付けていきたいという人はぜひどうぞ。


この記事が参加している募集

#ライターの仕事

7,387件

#今月の振り返り

13,305件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?