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記事一覧

台湾中毒者の夕食。 やっぱり鍋が好き

台湾中毒者の夕食。 やっぱり鍋が好き

台湾行ったら何食べよう?
って常々思ってます。”今年は台湾を極めよう!”と心のどこかで決意して、今年は2か月に一度台湾行ってます。もう病気です。
でもこの台湾中毒のおかげで、友人から台湾行こうとお誘いをいただくことが増えました。そして私は一切断りません笑 ありがたいことです…。

というわけで、いつの間にか、ここおいしいとか、ストック情報が増えてきたので、こちらでも好きのおすそわけ(コルクラボ風

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江戸時代の妄想力に私たちは勝てない

江戸時代の妄想力に私たちは勝てない

今日、なんの日か知ってますか?

坂本龍馬暗殺の日です。
慶應3年11月15日(1867年12月10日)、
京都の近江屋で、33歳の生涯を無念な形で閉ざされた龍馬。
来月は赤穂浪士による忠臣蔵の日もあります。
ほんの少し歴女の私にとっては、胸がザワつく季節です。

ところで
暗殺の前年には、同じく京都伏見にある寺田屋でも殺されかけた龍馬。
ずーっと暗殺の気配を薄々感じながらも京都に居続けたというの

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全人類に伝えたい 【タピオカの進化史】

全人類に伝えたい 【タピオカの進化史】

2019年流行語大賞に「タピる」がノミネートされましたね。
本当に今年は、街中が黒粒だらけだったような気がします。

とは言う私も「タピオカ」は少し特別な存在で、
3月にまとめた記事が期せずして拡散しメディア露出の機会を10回ほどもらいました。

今だから言えますが、深夜の勢いで書いたので断片的にしか把握していない箇所も多々あり‥。
そのため依頼が来る度に、タピオカに関する理解を深め「タピ活」なら

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【013】トムヤムきのこ

【013】トムヤムきのこ

以前とあるイベントのフードの中の一皿で、ちょっと甘酸っぱい味付けにきのこを炒めた料理と出会いました。
不思議な味わいがクセになり、何口か食べ、「あ、わかった、トムヤム風味ですか?」と聞いてみると、「いえ、お酢、砂糖、醤油などで味付つけしました」とのこと。

ぜ、全然違った!

だけどなるほど、和風ながらも甘酸っぱいその組み合わせを僕は、トムヤムクン風味に感じてしまったというわけですね。

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舞茸のポタージュの作り方

舞茸のポタージュの作り方

基本のピュレスープの作り方シリーズ。今日の材料は舞茸です。必要な機材はミキサー。というか、キノコのポタージュはミキサーの進化によって格段においしくなりました。キノコ類にはあの厄介なデンプンが含まれていないので、ミキサーに長くかけても大丈夫。簡単に滑らかな舌触りを得ることができます。

舞茸のポタージュ 2人前 舞茸 180g相当 バター 20g 水  200cc 牛乳 300cc 塩  小さじ

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鯵の味噌汁は20分煮るとおいしい

鯵の味噌汁は20分煮るとおいしい

今日のcakes「おいしい」をつくる料理の新常識」のテーマは〈南蛮漬け〉でした。

この記事の最後に普通の切り身を使った場合について触れています。普通の切り身も食べやすくていいものです。切り身をとると中骨や頭が余ります。これを捨てるのはもったいないので、今日はそれを味噌汁に仕立てます。

魚の中骨や頭のことを「あら」と言いますが、身はあまりついていないので出汁として使うのが一般的。

基本は冷たい

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2. カレーの玉ねぎを細かく切る必要はあるのか? 問題

カレーを作るときに玉ねぎを炒めますよね。具として食べる玉ねぎは、くし形切りが定番ですが、アメ色とかになるまで炒めてベースにする場合は、たいてい、みじん切りかスライスにします。いままで僕は、あまり何も気にしないでみじん切りかスライスにしてきました。ところが、最近、この切り方に疑問を感じています。

カレー店のシェフたち10名以上と長い間、研究会を開いていますが、そこで結論が出ていないのは、玉ねぎをみ

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たまの贅沢『トマトすき焼きの作り方』

たまの贅沢『トマトすき焼きの作り方』

昭和の時代の贅沢といえば牛肉を使ったすき焼き。すき焼きは家でつくるのが経済的にも一番です。焼肉などの他の肉料理と比べるとすき焼きの弱点は酸味がないこと。そのため、最近の脂の多い和牛ではややくどく感じるのか、敬遠されることも。

トマトすき焼きは青柳の主人、小山裕久氏が考案した料理。もともとは家庭で食べていた料理らしく、今では多くのお店で食べることができます。すき焼きにトマトの酸味とグルタミン酸の旨

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お肉屋さんで肉を買うというライフハック

お肉屋さんで肉を買うというライフハック

「肉は肉屋で買うのが、いいよ」

…と、13文字で書けることを、長々と語りたいのが私です。

今年「財布を小さくしたら毎日が変わった」というnoteを更新してみたり、日々の暮らしの中での小さなライフハックをいろいろと研究している私。

毎日来るDMを、なんとかかんとか受信拒否設定したことも書いたっけ。

そんな私が新たに見つけたライフハックが「肉を肉屋で買う」ということだ。お家の近くに贔屓の商店街

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料理というサバイバル力

料理というサバイバル力

料理家の友人が多く、彼らとよく話をします。

たまに、
「生徒さんから“びっくり水はどこで買える?”って聞かれちゃった」とか
「耳たぶのやわらかさ、って言われてもわかんないんですって」とか
そういう話を聞くたびに、

マジですか、キャハハ!
と一緒に笑ったりしていたのですが、ここでごめんなさいと申し上げます。

私はもっと、ひどかった。もう時効だと思うのですが、

妹とタピオカミルクを作っていた際

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樋口直哉さん新著出版記念イベント「新しい料理の考えかた」 開催のお知らせ

樋口直哉さん新著出版記念イベント「新しい料理の考えかた」 開催のお知らせ

note、cakesでも人気の樋口直哉さん(TravelingFoodLab.)の新刊『定番の“当たり前”を見直す 新しい料理の教科書』が1月17日(木)にマガジンハウスより発売されます。

ハンバーグ、ナポリタン、チャーハンなどの定番料理のつくり方を科学的に見直し、おいしく調理するための考え方や調理のコツなどをご紹介しています。

この本はnoteの「クリエイター支援プログラム」により生まれたも

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