#キャンプ
「ワカサギ釣りはメディテーション」。アウトドアがもたらす生活の新視点【國學院教授対談・後編】
國學院教授陣が誇るアウトドア通の2人による、冬キャンプをめぐる対談。前編では、短大キャンパス内に設置したサウナテントで、冬キャンプの楽しさや、それを阻む要因について議論を交わしました。
お二人が共通して問題視するのは、体験機会の少なさや、ちょっとしたコツを教えてくれる身近な大人がいないこと。そこで後編では、「毎日がアウトドア」な田中一徳教授の案内で、実際に氷上のワカサギ釣りを体験してみることにし
必要なのは答えじゃなくて体験。自然の「わからなさ」が育む子供の感性【國學院教授対談・前編】
世は空前のキャンプブーム。でも、冬キャンプに限ると盛り上がりはさほどでもない。その背景には「そもそも多くの人が冬キャンプの楽しさ、楽しみ方を知らない」ことが一因となっているのかもしれません。
國學院が誇る教授陣が、アカデミックにキャンプを考察する本連載。今回は、たまプラーザキャンパスで教鞭をとる青木康太朗准教授が海を渡り、國學院大學北海道短期大学部を訪問。
現地でアウトドアライフが日常化した田
心地よさの源泉は「単純作業」にあり?AI時代に際立つ瞑想空間としてのキャンプ
広大な北海道キャンパス内にみずから野外教育のためのフィールドを切り開き、プライベートでも渓流釣りや山菜採り、キノコ狩り、バックカントリースキーなど一年を通して野山を歩く。國學院大學北海道短期大学部・田中一徳教授が「北海道の冒険王」と称されるゆえんです。
そんな田中教授に今回語ってもらうテーマは「野外活動における瞑想」について。
自然の中でさまざまなアクティビティに取り組んでいると、時間を忘れて
親元を離れてしか学べないことがある。いま伝えたい「組織キャンプ」の教育的価値
世は空前のキャンプブーム。ですが、私たちはまだキャンプの恩恵を十分に享受できていないのかもしれません。
昨今のブームの中心にあるのは、家族や友人などと、主に楽しむために行うキャンプ。一般的に「レジャーキャンプ」などと呼ばれるものです。
これに対して「組織キャンプ」と呼ばれるジャンルがあります。組織キャンプは、環境意識の啓発やスキルや知識の向上など、必ず楽しむこと以上の目的・ねらいをもって行われ