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【文09】文章作成は「自問自答」をして自分を取材するようなもの

【記事メーター】☆★☆★☆
※星ひとつ500文字程度

こんにちは、蒼騎愁也(あおきしゅうや)です。
今日もお疲れさまです。

文章を書くと言う行為の正体は「自問自答」です。

自覚していないだけで、すべての人が文章を書くときに自問自答をしています。

✅自分に取材をする

自問自答とは、自分自身に取材をすることです。

自分がインタビュアー(取材をする人)になり、かつインタビュイー(取材をされる人)にもなるわけです。

ハンバーグを食べに行った

▶どこに行った?
近所にあるハンバーグレストラン。

▶どんなお店?
全体的に木でデザインされた内装で、暖かみがあって落ち着いている。いろんなところに小物が飾られていて、飽きない。

▶何を食べた?
中にポテトサラダが入ったハンバーグ。


人が何かをする、何かを感じるのは、そうさせた原因、理由が必ずあるはずです。自問自答でそれを掘り起こしていきます。

深い文章を書きたければ、深い質問を自分にします。

書いた文章が、薄っぺらい内容なのは、自分への質問が薄っぺらいからです。

内容に厚みのある文章を書ける人は、自問が上手な人です。

最初は答えやすい質問からで大丈夫ですが、できる限りたくさんの質問をするのが良いです。慣れてきたら鋭い質問もしてみましょう。

鋭い質問や意地悪な質問に答えられれば、それだけ深い文章を書くことができるようになります。

✅読者目線でインタビューする

インタビュアーとして自分に質問するときは「読者の代わりに質問をする」と言う意識が大事です。

読者の質問に答えられれば、読者の読みたい内容になります。答えられなければ、読みたいと思われる内容にすることができないので、ここは簡単にあきらめずに、ちょっとがんばって回答してみましょう。

読者の代わりに自問をする習慣が身につくと「何を書けば読者は喜ぶのか」「何を書けば驚くのか」「何を書けば納得するのか」と言う「先読み力」が身についていきます。

✅「なぜなぜ分析」ならぬ「なぜなに分析」をする

「なぜなぜ分析」というものがあります。

世界のトヨタか掲げる、トヨタ生産方式を構成する代表的な手段の一つで、問題が発生したときに、その原因に対し「なぜ」を5回繰り返して、見えないところに潜む本当の原因(真因)を見つける分析手法です。

必ずしも5回と言うわけではなく、真因が見つけられれば良いので「なぜ」の回数は内容によって変わります。

通常は、現場の改善、商品の改良などをするときに使われる手法ですが、文章を作成するときにも自問自答のひとつとして使えます。

文章作成のときは「なぜ」の他に「なに」も入れて自問すると効果的です。「なぜなぜ分析」ならぬ「なぜなに分析」です。

インタビュアーのあなたは「なぜ?」「何が?」を繰り返して、深く深く追求していきます。

他人へのインタビューで「なんで?」「何が?」を何度も繰り返していると嫌がられるかもしれませんが、ここでは取材を受けているのも自分です。遠慮なくガンガン追求していきましょう。

自分でも気づかなかったことが、ひょっこりと顔を出すかもしれません。

✅自分へインタビューしてみた

遊園地に行った

<質問>
①いつ行ったの?
②どこの遊園地に行ったの?
③面白かった?
④誰と行ったの?
⑤何の乗り物に乗ったの?

<答え>
①先週の土曜日に行ったよ
②千葉の有名なテーマパークだよ
③そりゃもう、面白過ぎたね!
④彼女と友達カップルでWデートだったよ
⑤たくさん乗ったね。メルヘンや絶叫系。
乗り物だけじゃなくパレードも良かった!!

<掘り下げ>
②「なぜ」そのテーマパークに行ったの?
③「何が」そんなに面白かったの?
⑤「何の」乗り物?「何の」パレードだったの?

<掘り下げへの答え>
②田舎に住んでいるから、行きたくてもなかなか行けないんだよね。テレビで見ててずっと行きたいなと思ってたんだよね。そしたら先日、ひょんなことからチケットが手に入ってね。しかもペア2組分!これはいくしかないっしょ!ってことで、晴れて夢が叶ったわけさ。

③パークに入った瞬間、一気にその世界観に引き込まれるよ。どこを見ても夢と魔法の世界。現実世界を忘れて、子供のようにはしゃげるあの没入感。ワクワクする乗り物や、かわいいキャラクターが躍るパレード、そんな世界での食事は最高に美味しい!いや~時間を忘れるね!

⑤ゆっくりとキャラクターを鑑賞する乗り物もあれば、縦横にGがかかるスリリングな乗り物など1日じゃ乗り切れないね!1日に数回しかやらないパレードやショーは、まず、場所取りが大事だったりするね。でも、それも何か楽しいんだ。夜もたくさんの電飾を使ったパレードがとても綺麗だよ。スペクタキュラーだね!!

✅インタビューは広く、重点ポイントは深く

このように、文章を書くときは、自分自身へインタビューすることで、起伏のない平たい内容だったものに、躍動感や楽しい背景が加わり、厚みのある文章にすることができます。

いきなり強烈な質問を投げかけても答えられないこともあるので、まずはヨコに広げていって、重点的に詳しく書きたい部分についてはタテに深く掘り下げてみましょう。

今日も文章の達人に学びました。


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