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【文08】書きはじめられないときの「書く手順」6つのステップ

【記事メーター】☆★☆★☆★☆★
※星ひとつ500文字程度

こんにちは、蒼騎愁也(あおきしゅうや)です。
今日もお疲れさまです。

✅書きはじめられないのは「書く手順」を飛ばしているから

noteで色々なクリエイターの記事を読んでいると、面白いなぁとか、なるほどなぁとか、へぇ!知らなかった!など、各々の独自の視点や価値観に刺激を受けますよね。

うまい表現や、わかりやすい内容を読むと、自分も書きたい!と思い、とても良い発奮材料になります。

で、私、書きはじめようと机に向かいます。
で、私、書きはじめようとパソコンを開きます。
で……。

とりあえず、完全に停止します。

え~と……何を書こう……。

しばらく考えた末、良いネタが思い浮かびました。

あっ!この前、行った美味しいラーメン屋さんのことを書こう!

で……その話の何から書こうかな……。

また、しばらく考えて色々思い浮かびました。

よし!お店の場所とメニューから書いて……。

いや、朝、起きたときにテレビでラーメン特集を見て食べたくなったと言うところから書いた方が良いな……。

いや、食べたラーメンが美味しかったことを書きたいんだから、さっさとラーメンの内容を書いた方が良いか……。

いや、でもな、ちょっとストーリー性のある内容にしたいから、先週、友達としたラーメンの話からかな……。

結果。

あぁ、何か頭の中がぐちゃぐちゃになってきた。
書くのは、また今度にしよ。

なんと言うことでしょう!
せっかく芽生えた書く気持ちが失せてしまいました。

もしかしたら、ここで書く文章が人生の分岐点になるかもしれません!
大きな機会損失を自ら選択してしまったかもしれないのです!

これは由々しき問題です!

なぜ、書けなかったのでしょうか?

書くことは決まっていたようですが、細かく何を、どうやって書こうか、いちいち悩んでいたようです。

結果、頭に浮かんだ色々なアイデアを整理できずに思考の渦中で自滅してしまいました。

理由は、ひと言で「準備不足」です。

簡単なメモや、友人とLINEでやりとりするくらいのものであれば要らないでしょうけど、それなりのしっかりした文章を書こうとした場合「書くまでの準備」→「書く」→「書き終わったらチェック」と言う手順を踏んだ方が悩まずに書き進められますし、書く内容にブレがなくなります。

書くときの手順を6ステップに分けて説明します。

①テーマを決める

何について書くのか、テーマを決めます。
当たり前と言えば、当たり前です。
何について書くかが決まっていないと書きはじめられません。
テーマが決まっていない状態で無理やり書きはじめても内容がブレブレで一貫性がなく、何が言いたいのかわからない内容になります。

テーマ自体が思いつかない場合は、いつまでも机に座って頭を抱えていても、どんどんはまっていくだけです。
こういうときは一旦、アイデアを絞りだそうとするのをやめて、散歩に出てみましょう。
散歩に出かけても単にボーっと歩くよりも、普段、意識しないことをあえて意識するようにしながら歩きます。
すれ違った人の様子、いつも通っている道の地面や道端、住宅などの建物の形や色、道路標識やお店の看板、見かけた車の車種や自転車など。
いつも意識していないものって、たくさんあります。

こう言う普段、気にもしていないところに発見が隠れていたりするものです。

私は、よく通勤途中に街の様子を見ながら歩いていて、色々な発見をします。
すべての発見が面白おかしく、良いネタになるわけではないですが、知らなかったものや新しく見たものから何かひらめくかもしれません。

ここで注意しなければいけないのが、こう言う何気ない瞬間に見えたものや思いついたことは、瞬時に忘れてしまうので、必ず何か思いついたら、思いついたそのときにメモに取るようにしましょう。
頭にふと思い浮かんだ程度のことって、相当なインパクトのあることじゃなければ、後から思い出そうとしても、まず思い出せません。

小さな手帳でも良いし、スマホのメモアプリでも何でも良いですので、何か思いついたら必ずそのとき、その場でメモに取る習慣をつけましょう。

②材料を集める

書きたいこと、テーマが決まったら、そのテーマに関係する情報を集めましょう。

とりあえずは、思い浮かぶことを、ひたすら書き出していきます。
重複する内容でも構いません。とにかく書き出してみます。
ぶっちゃけ、テーマに直接関係のないことでも良いです、頭に浮かんだら書き出していきましょう。
結局、自分しか見ないものですから何を書くも自由です。遠慮せずに書きましょう。
思い浮かんだものに光る原石が混ざっているかもしれません。

その他、本やインターネット、新聞、雑誌、友人との会話、自分の経験など、可能な限りあらゆるところから情報を集めてみましょう。

慣れないうちは、どうしてもダブりを気にしたり、テーマに沿っているかをいちいち判定しながらになってしまって時間がかかったり、たくさんの情報を集められなかったりします。

大丈夫。慣れてないのだから当たり前。
気にしない。

ただ、思い浮かばないところであっさりと諦めるのではなく、ちょっとだけ頑張ってみることが大事です。これ以上は何も出てこない!と言うところから、ちょっとだけ限界を超えるチャレンジをしてみましょう。もう出ない!と思っているときは、視点が一方に固定されてしまっている可能性が高いので、鳥の目、虫の目、魚の目、コウモリの目と視点を変えてみると、意外に新しい発想が生まれたりします。

もう少し頑張る、で、結果それ以上何も出ないこともあります。出ないときは出ないで構いません。
大事なのは、ちょっとだけ自分に負荷をかける、チャレンジしてみると言う意識です。
それで出ないときは、それ以上考えても逆に時間の無駄になります。スパっと開き直って先に進みましょう。

③材料の選別をする

集めた材料をテーマに沿っているもの、沿っていないものに分けます。

パッと自分の中で文章のイメージができるものを優先して選び出した方が書きやすくなるでしょう。

大事なのはテーマに沿ったものを選ぶことです。テーマに関係ないものを選ぶと文章の内容にブレが出てしまい、読み手を混乱させる要因になってしまいます。

もしテーマと関係ない材料に対してイメージが膨らんだ場合は、それはそれで、また別の記事としての材料にしましょう。
ただ、膨らんだイメージは必ずメモに取っておきましょう。

④構成を考える

テーマに沿った材料を選別したら、文章の構成を考えます。

材料を大まかに大項目に分けて組み立ててみてから、小さな部品となる材料を振り分けていくと、まとめやすくなります。

雑記や情報発信などのテーマの場合、構成の目安は、最初に結論、次にその結論に至った理由、その後、結論を裏付ける根拠や例、最後にまた結論で締めくくると言うのが、よくある構成の型であり、読み手が、読みやすい構成です。

ストーリー仕立てにするのであれば、ヒーローズジャーニーと言う構成を意識してみたり、ピアノコピーの流れを意識して組み立てると面白くなるでしょう。

⑤執筆する

構成が決まったら選んだ材料を使って文章を書きます。

ここまでの準備を怠らずにやったのであれば、少なからず書きはじめられないと言う事態は避けられると思います。

書くのは、考えた構成のどのブロックからでも良いです。書きやすいところからで大丈夫なのでイメージしやすいところから、とにかく書いてみましょう。

最初から綺麗に書けるに越したことはないですが、書き慣れていないうちは、とりあえず文章にしてみるくらいの気持ちで良いです。

変に美文を意識してしまうと、言葉一つひとつをつなげるごとに、いちいち時間がかかってしまうので、とりあえずは変に意識せずに書いてみましょう。

⑥推敲する

書き慣れないうちは当たり前ですが、書き慣れた、今回は良い感じで書けた!と言うときも、必ず推敲はしましょう。

推敲とは、いわゆる手直しです。

完成前の最後の砦となるため、ここはしっかりと行うべき工程となります。

誤字脱字はもちろん、文章内容の整合性は破綻していないか、一文に同じ内容が繰り返されてないか、ダラダラと長くなってないかなど、確認しましょう。

また、読み手本位の内容になっているか、テーマ以外の話題に変わっていないかなど、読み手を意識したチェックも必要です。

また、ある先生の本には「情熱で書いて、冷静で直す」と書いてあります。

書いた直後からしばらくは、客観的に見れない状態に陥ります。

可能であれば、1日から1週間くらいは間を空けてクールダウンした後に再度読み返すことで、書いた直後では気づけない修正点を見つけることができます。

ホットに書いて、クールに直しましょう。

✅準備を怠らない

書けない!と手が止まってしまう人は、そもそも書くテーマがフワフワしていたり、書きたいことが決まっていても、材料不足や構成を考えていないことで、どう書き始めれば良いのかわからずに迷走してしまっている可能性があります。

文章を書くことは、準備ができているかできていないかで書き始められるかどうかや、話題の一貫性があるかないか、読む側に負担をかけないかどうか、などが大きく影響してきます。

出たとこ勝負のような、行き当たりばったりで書いていると最初のうちは書けていたとしても、そのうち手詰まりになってしまいます。

面倒だとは思いますが、書く前の準備はとても大事です。

書けないときは、この6ステップの手順を怠っていないかチェックしてみましょう。


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