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心を震わせる言葉選び

インスペクションの翌日から、楽しみにしていたライターの仕事が始まった。(インスペクションの場所などは詳しくレポートとして投稿する)今までリモートで受注し記事を書いてきたが、「通勤ライター」というものには憧れがあったのでご縁にとても嬉しく思う。

とはいってもまだまだ研修に研修を重ねやっとデビューとなる。…ので当分は色々な文章を見る時間が続く。

オフィスには、図鑑のような分厚さのコピーライト名鑑が何冊も並んでいる。読んでみてねと言われぺらぺらとめくりながら、心に響いた言葉をノートに書き写していった。

高校生の頃から綴っているこの私の文章は呼吸のようなもので、小説を読めない私は学生時代に習った文法の知識と、人に向けて書いてきたことから読みやすさの工夫、それから日々を過ごしていると時折目に入る素敵なフレーズを書き留めた、そんなものたちで構成されている。

コピーライト名鑑の中は、たくさんのコピーライターの方が絞り出して生み出した言葉ばかりだった。

推敲を重ねることで言葉により深みを出す、心を震わせる。そんな文章が出来上がるのだ、と知り。自分の言葉に対してのまだまだ無知なところが多いところを懸念した。

意識してメッセージ性を高めるには、どうすればいいのだろう?

BeautyJapanのスピーチやプレゼンでは、まず原稿を作るところから始まる。つまり、文章だ。人に伝わりぐっと心をとらえて離さない、そんな言葉を生み出すために具体的にどういったことをしていくといいのだろう?

ありのまま、より本質的な言葉を選んで書いてきた(というよりは勝手に指が動いている)私の言葉に、より深みを出していきたいと感じた。

仕事中に書き写したメモにはこのような言葉があった。

読むものを攫って作者のいた同じ時間へ一緒に連れてゆく。
言葉は相手の想像力を使って伝える。その最良のものが、ここに発揮されている。

これはコピーライトの作品ではなく、評価の文章の中にあったものだ。

言葉は相手の想像力を使って伝える。

この一文は私の中でとても大きな発見だった。伝える相手が想像できないものであれば、いくら言葉を並べても伝わらない、心に響かない。

一方的な文章は、まるで聴く気のない流れっぱなしのラジオのようで、誰かの印象に残すことは不可能だ。聞き手を、読み手を自分の世界に連れて行き、そこで話を聞いてもらう。

私が強く伝えたいことは何か。
どのような言葉を選んで紡いでいけば、それが完成するのか。

並べていく言葉たちに、私の想いを託すために
より深く、より大きく、自分の文章を深堀りしていこう。

山口葵

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