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#日記
町歩記(まちあるき)10月
ちょっと用事で歩き回った10月のある日。
もちろんカメラは持ち歩くのです。
スマホでいいじゃんという方々は多くあれど、やはり撮ってる感が違うと言いますか。
そういえば最近、Google Pixel8の広告がエラく気持ち悪くてですね。
顔のハメ替えとか撮影現場でポンポンできちゃうアレです。
インスタとかスレッズでアリバイ写真が溢れる未来しか見えませんと言いましょうか。
SNS上で捏造の嵐が吹
撮ったものと、撮れちゃったもの。
月の撮影についていろいろ調べてたついでに、
古いデータを見ていたら、2013年のものがでてきました。
データってすごいね。フィルムだと無理だったわ。
大阪城の堀と、月。
(深く考えずにトーンだけ触ったら、やっぱりトーンジャンプしてますなー)
これ、三脚背負って、リュックにカメラ詰めて、てくてく歩いて、撮りに行ったんですよね。
いい写真だとはまったく思わないんですけれども、ひどくもないなという
陽が射す方へ向かっちゃう勇者と、陽が射すのを見つけたら撮る写真愛好家について考える、など。
いろんな歌がありますよね、陽が射す方へっていうフレーズが出てくる
やつ。
ファンタジー系アニメに限らず陽の射す方へ向かっちゃうのは、イワシかタチウオなのかお前は? って思うアニオタなんですよ、ぼくは。
なのでそれっぽい感じで被っちゃう歌詞に出会った瞬間萎えるわけなんですが。
だけど写真を撮る側としては、陽の射す方へ向かっちゃうんですよ。
「あ、自分もイワシか、タチウオか、スルメイカだな」っ
写真データ納品の形についてこだわる、など。
デザイナーですけれど、写真撮影もやってます。
で、撮影したデータはウェブ納品することが多いのですが、DVDでも用意します。
こんな感じで。
あるいは、こんな感じで。
デザイナーっぽさは大事にしたいなと思うわけでして、こんなふうにパッケージ化して納品します。
ぺろっとディスク1枚渡されるだけでは味気ないし、PCにデータを吸い込んでポイされる気がします。
それはなんだか寂しいなあ。
と、勝手に
秋が来ちゃった京都へ。
恩師の個展へ行くために京都へ。
現地に着いてからギャラリーの入口で知らない人のポスターを見て。
「知らない人だ…」
ってなりまして。
あわてて調べてみたら
「あっ、個展、今年は、大阪だ!」
って気づく失態。
わざわざ40kmも離れた場所で間違いに気づくという、
「ダメダメだったこと2023」にノミネートされる事件があったのですけれども。
日曜日の行動は、事前に作られたスケジュールに則ってや
地の空の、さかさまの街。
雨上がり、たまに現れる水たまりの中の街を捉える。
地上に現れる空。そして、街。
ありきたりなテーマだし、誰もが撮るに違いない、というか撮ってる。
けれど100枚あつめたら、きっとそれは作品になるんじゃないかな。
忘れ去られた、あるいは知られていない技術、製版。
クライアントとの打ち合わせのために出かけて、ふと目に止まった袖看板。
おっ? と思って見てみたら営業されている。
まだMacがデザインの現場に入っていない頃、製版の方達が担う領域はとても重要でした。
写植屋さんがなくなり、版下屋さんがなくなって。
製版屋さんも業態を変えざるを得ない時代があったのですけれど、事業規模に対する現場への投資がデカい業種のひとつだったので、稼働している企業さんがあるとい
古いカメラと締まる脇。
古いカメラを使ってると、感度が足りない問題に直面する。
脇を締めて、息を止めて、レリーズ。
ブレないためのエクササイズ。
このカルパッチョは2003年発売のデジタルカメラで撮ったものなんですけれど、低感度 + 高光量で使うべきカメラ。
その理由は、感度を上げると粗粒子になるから。
最低感度はISO100、最高感度はISO1600。
ちなみにこの画像はISO800。
拡大したらもうザラザラなんで
ときどき路上に現れる、透かし彫り。
あるいは異世界への扉。
もしくはATフィールド。
ただの日常にも、フォトジェニックな瞬間が現れたりするので、カメラは手放せないのです。
スマートフォンでは表現できないものがあることは、デザイナーなら知っているよね?
と、謎の声が聞こえます。
RAWで撮ったつもりが、JPEGだったのはなんでだろう?
と、Macにデータをコピーしてから気づいたのでした。
ものすごく歳をとったX-M1ですからね。