木漏れ日の落とし穴。
これイケる!
って思っても、全然いい感じにならない被写体、それが木漏れ日。
難しいんですよね、透過光の表現って。
だから半逆光を狙うことが多いと思うんですが。
順光に近い光源を考えて位置取りしても、
明度差・輝度差をどう生かすか?
で、めっちゃ迷ったあげく、RAW現像でも迷う。
それが木漏れ日。
って、勝手に個人的に思ってるだけなんですけれども。
なんでそんなことを思うかというと、絵を描くから。
理想の明度差っていうのがあるんですよ。
デッサンだと、エッジの明度差を強くする、みたいな技法があるんです。
じゃあ簡単じゃんって思うじゃないですか。
下手だからうまくいかなくて、ずーっと筆で触っちゃうんですよ。
木漏れ日っていうのは、そこに陽が落ちてほしいっていう欲求がめっちゃ出るんですよ、絵を描くと。
写真だったらもっと光源を強くしてくれとか、太陽に向かって言っちゃったりするんですよね。無理なのに。
そんな気持ちで被写体を見てしまうので、いつまでも場所とフレーミングが決まらない、という落とし穴モチーフだったりします。
でもねえ。
やっぱり、なんとかどうにかならんのか、
って思っちゃうんですよ、木漏れ日って。
ホント、難しい。
だけど飽きない。
そんなモチーフです。
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