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ウーマナイザー③「こんな未来を誰が想像した」
この話、ずいぶん引っ張ってしまったが、今回で完結。
前回の②はこちらから。
さて、「ウーマナイザー リバティ」が家に届いた。
1万5000円なんていう、自分にとっての巨額を投じた代物だし、
(※追記:当時の価格。今は旧モデルということで少しお手頃になっているようだ)
全人類が絶賛しているのではないかと勘違いしそうな評判の良さ。
どれだけの優秀ぶりかと、そりゃ気になって仕方ない。
ところが、であ
ウーマナイザー② 「どれを買うかが問題だ」
①はこちらから。
ウーマナイザーは種類がとにかく豊富で、
最上位モデルだと3万円くらいがゆうに飛んでいく。
公式サイト:
手のひらの中に収まるミニサイズや
見るからに廉価版という風情のモデル、
吸引のバリエーションなのか強度なのかが繊細に何段階にも変えられるモデル…
プラスして、最近はシャワーヘッドまであるらしい。
そんなずらっと豊富なラインナップから、
「ウーマナイザー リバティ」という
【本!】「OUR BODIES, OURSELVES」
自分でもよく分かっていない
自分自身の体について考える時に、
頼りにしてきたのは、この古いアメリカの本。
1970年代に出版された『OUR BODIES, OURSELVES』。
ボストンの女性たちの団体が編纂した
女性のセクシャリティと体にまつわる白書。
日本でも出版された経緯があるのだが、現在絶版。でも、ここでPDFで読める!
邦題:『からだ・私たち自身』(1988年)
「ウィメンズア
プレジャートイ界の大御所に手を出す日①
このブログのリサーチとして、いろんな人に話を聞き始めたら、
ウーマナイザー信奉者とあちこちで遭遇した。
ウーマナイザーの日本公式サイト:
そしてそのみんなが、
「これを使ってこそ」
と力を込めてプッシュしてくるのだった。
そんなにいいのか、という顔をしていたら、友人のひとりはこう言った。
「もしアイスクリームが好きな人がいたとして、
…そうだな、わかりやすいところで言うね、
例えばハ
日本にもやってきていたグィネスのGOOP
コロナ禍中に、
グウィネス・パルトロウのGOOPが日本に上陸していたことを知る。
六本木ヒルズでポップアップやってたのか。
見逃した、見に行きたかった。
トップページだけだと、何屋か分からない。
グウィネス屋ってことだろう。
ジャパンの公式インスタは2022年以降更新がストップ。
GOOP、Netflixの番組を見ても思うけど、
果てしなくどこまでも怪しい!
グウィネス・パルトロウ持ち前の
【レビュー】初号機2。絶頂感とはまさにこのこと
友人ギフトの2つめについて。
『Svakom「Eria」』
2つめは、
SVAKOMというメーカーのEriaというモデル。
白というカラーリングや
ミニマルなデザインゆえに
騙された気持ちになるくらい、清潔感満点。
なんか、ヘアアイロンを手にしているみたいな気が。
いわゆる典型的なバイブレーターの形というか
シルエットではあるんだけど、
拒否反応はほぼゼロだった。
これは絶対にデザインの勝
セクシャルな快楽こそ、禅マインドに似てる?
禅の言葉に、「即今、当処、自己」というのがあるじゃないですか。
「今ここで私が、自分が」というような意味だというのだが、
これってまさにセルフプレジャーの真髄だな、
なんてふと思った。
自分の頭の中は、常に先のことを考えていがち。
意識していても、無意識であっても。
例えば通勤の時なんかに、
今日は仕事をどこまでやるか?
お昼にどこのランチ食べるか?
約束していた件、連絡しなきゃ。
コ
体が欲しい刺激は、日によって種類が違う?
レビューのアップに悪戦苦闘していて、
まだ2つしかアイテムに言及できていないわけですが。
このブログを始めて以来、
なんだかんだで私は、
「手元にいくつかのセックストイがある」という状況を迎えた。
以前の自分がこの状況を知ったら、きっととんでもなく驚いているだろう。
いや、現時点でも十分にビックリしている。
使うものを「どれにしよう?」と眺めていることもあったりして、
そんな時こそ、我に返っ
【レビュー】初号機その1はフェムテック系
このブログのきっかけともいえる、
友人たちから贈られた
2つのバイブレーター。
そのうちのひとつが、
『Smile Makers 「The Romantic」』
Smile Makersというこのブランドはfromシンガポール。
女性たちによって運営されているそうで、
まさにフェムテック・ベンチャー企業という感じ。
プロダクトのバリエーションが幅広くて、
まず何より、形や色がかわいい。
セルフプレジャーのタイミング、体勢、忙しさ(?)
前のポストで紹介した
Bellesaのバイブレーターが届いた時、
既出の友人ベテラン勢にも見せて評価を求めたら、
「エッ、そんなに柔らかいの?」
「ソフトタッチで挿入するって、意味あるの??」
と鋭い指摘が飛んできた。
分かるよ、硬さこそ肝心って日頃から宣言してるもんね。
で、あれこれ弁明というか説明してみたところ、
柔らかさが持つ目からウロコな新感覚を理解してくれて、
また新たに鋭いアド
【レビュー】むっちり柔らかなバイブの衝撃
実際に使ってみたセックストイ
について、簡単に&勝手に査定してみます。
内容がごく個人的なことというのもあり、
当面の間は一部有料です。
5つのポイントを、5段階で評価してみます。
使用感 :トイ本体の硬さ、吸引・振動の強さ
快感度 :得られた快感レベル
達成度:オーガズムに達したかどうか
デザイン性:見た目、機能性
サイズやバッテリーのことなど、
詳しいスペックなどは各メーカーのサイトでチ
快楽と後ろめたさに挟まれていた
さて、ここにきて目下最大の疑問といえばこれだ。
「エッチなことする時の、あの罪悪感は一体何だったんだろう?」
私はバイブレーターで完全に何か新しい扉を開いてしまったのか?
タブーが多すぎるということを以前の投稿で書いたけれども。
自慰のみならずパートナーとのセックスですら、
その行為に慣れるまでは
時々うっすらと何か後ろめたい気持ちが襲ってきていたと記憶している。
自分自身がどれだけタブ
鏡の前のビリー・アイリッシュは
少し前に話題になった、ビリー・アイリッシュの赤裸々発言。
Rolling Stone誌のインタビューでのこと。
SNSのタイムラインに流れてきた「鏡の前で自慰行為」という言葉は
なかなかに強烈。
いくつかの日本語メディアでもセンセーショナルに紹介されていた。
今のこの社会の文脈じゃ、奇行とも捉えられそうな、
かなり過激な行為。
でも、このブログに書いている心境の変化を経た今の視点で、
鏡の前の
そうかフェムケアというのか、最近は
デリケートゾーンのケアはかなり早くからやってみていた。
最初が20代だったから、もう15年以上になる。
膣ケアという言葉が登場したかな?くらいの当時、
私が「美容ギーク」と呼んでいる友人たちから
オイル洗浄をすすめられたのだった。
最初は結構驚くよね、「股をオイルで洗うとは??」って。
そんな道を来てしまったからか、
現在もケアには抵抗があまり無いのだけど、
何ていうか、やはり。
20代と
セックストイ使いすぎ、のその後には
使いすぎの数日間は、あっという間に過ぎていった。
使いすぎた以外、本当に何もしなかった。時間が溶ける溶ける。
休日が終わって現実がやってきて、出先でふとあることに気がついた。
デリケートゾーンのさんざん当ててた部分が、
歩くたびに擦れて少々不快。何だか、乾いている…?
まさに違和感というやつだ。
「私はさんざんプレジャー三昧していたけど、
もしかして、私の外陰部には全然プレジャーじゃなかっ