見出し画像

【本!】「OUR BODIES, OURSELVES」

かなり年季の入ったペーパーバックですが。




自分でもよく分かっていない
自分自身の体について考える時に、
頼りにしてきたのは、この古いアメリカの本。
1970年代に出版された『OUR BODIES, OURSELVES』。

ボストンの女性たちの団体が編纂した
女性のセクシャリティと体にまつわる白書。



日本でも出版された経緯があるのだが、現在絶版。でも、ここでPDFで読める!

邦題:『からだ・私たち自身』(1988年)
「ウィメンズアクションネットワーク」のサイト内、
「ミニコミ図書館」で検索をすると読めます。


この本に出会ったのは、20代の頃。
留学していた街の古本屋で見つけて、
単に見た目がカワイイという理由で買ったのだけど、
後々読んでみたら、内容がすごく素敵だった。


女性と男性の生殖器の名称、セクシュアリティとの向き合い方、
セックスへの意識などが網羅的に書いてある。(写真が暗くてすみませんね)


女性たちが自身の目線で、
身体のしくみや性のあり方、性的指向、
妊娠、出産、子育てなどをひともいていく。

もう60年も前の内容ではあるが、
考え方が今とてもしっくりくる。

何度かアップデートされていて、2011年に出版された第9版が最新らしい。
そちらも近々取り寄せて見てみたい。


日本版のほうも、
今とこれからのあり方に寄り添う新バージョンがあったらなと思う。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?