あは、です。

バイブレーターとの思いがけない遭遇から、自分と性の関係を見つめ直す作業が始まった。 …

あは、です。

バイブレーターとの思いがけない遭遇から、自分と性の関係を見つめ直す作業が始まった。 18禁な内容になりそうだけど、方向性としてはウェルビーイング寄り。

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はじめに。

アダルト目線じゃなく、ウェルビーイングやヘルスケアの観点から、性を知りたい。 アブノーマルなセックスに没頭するでもなく、スピリチュアルに向かうでもなく、自分のありのままのセクシャリティに目を向ける私(と周りの女たちも時々登場)の個人的な記録です。 2023年初頭からメモし始めた記録からの書き起こしなので、読みづらいところもあるかもしれません。 同じような感覚で日々考えている人たちがいたらうれしい。

    • そうかフェムケアというのか、最近は

      デリケートゾーンのケアはかなり早くからやってみていた。 最初が20代だったから、もう15年以上になる。 膣ケアという言葉が登場したかな?くらいの当時、 私が「美容ギーク」と呼んでいる友人たちから オイル洗浄をすすめられたのだった。 最初は結構驚くよね、「股をオイルで洗うとは??」って。 そんな道を来てしまったからか、 現在もケアには抵抗があまり無いのだけど、 何ていうか、やはり。 20代と40歳を越えた今のコンディションが全然違う。 ということで、今回のセックストイ

      • 使いすぎ、のその後には

        使いすぎの数日間は、あっという間に過ぎていった。 使いすぎた以外、本当に何もしなかった。時間が溶ける溶ける。 休日が終わって現実がやってきて、出先でふとあることに気がついた。 デリケートゾーンのさんざん当ててた部分が、 歩くたびに擦れて少々不快。何だか、乾いている…?  まさに違和感というやつだ。 「私はさんざんプレジャー三昧していたけど、 もしかして、私の外陰部には全然プレジャーじゃなかったの? これはそういうリアクションなのかも?」 やや心配になってきて、慌て始め

        • 波に乗って、タガが外れて

          バイブレーターとの初遭遇といえば、 海外ドラマ「SEX AND THE CITY」のシャーロットを 思い出す人も結構いるんじゃないかと思う。 シャーロットが ウサギ付きのバイブレーターに夢中になってしまって大変! …という、あのエピソード。 これだ。 使って数日間くらいの私はまさに、この状態だった。 コツが掴めて、波に乗ってしまったんだろう。快楽のビッグウェーブに。 朝目が覚めてやって、 シャワーを浴びてる最中にもやって、 出かけて帰宅したらやって、寝る前にやって…とい

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          夜中の雑感

          セルフプレジャーがトレンド化してる?って雑感を、 先日ポストした。 …リアルタイムの余談投稿、ふたたび。 ちょっとした違和感を述べたつもりだったけど、 思考や発言は文字になるとそのインパクトを増すものらしく、 ディスってるっぽく聞こえるらしい。 そこまでの抵抗や何かは、全然無い。 あくまで、「大きな声に簡単に流されないようにしたい」 というだけのことなのです。 だって、こういうことこそ、実感が大事なんじゃない? ひとつ前の投稿に書いた 「自分にとっての性的快楽がどんなの

          セルフプレジャーとセックスは競合しない

          さて、セックストイを実際に体験してみたら、 見方も考えも変わった。 セルフプレジャーの意義が メディアなどで語られるようになってからも、 私はこう思っていた。 「人間の体温とか体感の共有とかが無い性行為って、何があるんだろう? 」 その時にイメージしていたのはきっと、無味無臭無機質なだけの時間。 ところが実際に体感してみて思ったのは、 言葉にするのが難しいが、 自分をケアしているような所感があるということ。 自分自身に対して、 美味しい食事を与えること、 旅先で綺麗な

          セルフプレジャーとセックスは競合しない

          ウェルネスとしてのセックストイ

          セックストイについてネットで検索したら、 過激な下着をつけてセンセーショナルに煽るような女性の画像が出てきた。 率直に、ポルノ的。 かつてはその、ポルノやアダルトの記号でコーティングされた イメージあるいは商品がわんさか出てくる様子を目の当たりにして、 距離を取った。 というか、そういう世界は自分には関係なさすぎると感じた。 なぜかって? 煽る相手は男性だろうと、容易に想像がつく写真だったから。 …っていうこの話を、再び掘り返す。 ちなみに、今後もまたいつかしてしまうよ

          ウェルネスとしてのセックストイ

          アブノーマルな遊び? それとも

          またか?という感じだけど、 私の場合はセックストイの「見た目」がまずダメだった。 ちなみに、 ここに書くのはあくまで個人的な見解であり、 他人の好みにどうこう意見はないということを 先に明確にして、この話をしたいと思う。 過激な見た目、リアルな形状、…うーん どれも興味ない。 性行為が “男性が女性に快楽を与える” という文脈の上に形成されたようなデザインに まったく心が引かれない…。 そういうことが要因になって、 セックストイというものは 自分には関係ない存在だと信

          アブノーマルな遊び? それとも

          タブーが多すぎる、と思わない?

          性にまつわる話は、 時に重たい暗幕の向こうに隠されたり、 時に興味本位で突かれるものになったり、 猥雑な茶化しや笑いに落とし込まれたり…。 これまでそういう印象を持ってきたのは、 自分だけじゃないと思う。 改めて考えてみると、結構散々な扱いだな。 かくいう自分も、無意識に どこかでそういう扱いをしていたことがあったかもしれない。 生理だってそうだし、更年期障害もしかり。 隠すべきこととされすぎてきた感じがすごくする。 誰にでもあって誰にでも起こる自然な現象だというのに

          タブーが多すぎる、と思わない?

          いったい、クリトリスは…

          セックストイを使ってみるにあたって気になったのが、 「私は私の体の仕組みを知っているのだろうか?」ということ。 事実、みんな自分の体のことってどれくらい知ってる? 少なくとも私は、自分の性器を観察して理解するところまで行ったことなんて、なかったな。 クリトリスの図面上(医学書なんかの)での位置は分かっていても、その全貌というか、どんな器官なのかなんて詳しく知らなかった。 多分、自分の股の構造よりも、よく使う駅の構造の方が詳しく言える。 女性器のことだけじゃない。 セッ

          いったい、クリトリスは…

          セックストイにもトレンドがあるとは

          さて、セックストイを初めて使って驚きすぎた私は、贈り主の友人たちとのグループLINEに即報告した。そしたら、「えー使ったんだ!」との返信。「しかも最初から両方とも使ったの?」と…。は? 段階踏めってことだったのか。 ともあれ返信は続く。「吸引系は、絶対試すべきやつ」「もうかなり大きいトレンドなんだよ」。そんなトレンドが存在しているのか! 彼女たちが「吸引系」と呼ぶのは、クリトリスを吸うという機能を備えているもののことらしい。 「吸引とは言っても、厳密には連続した空気圧でタ

          セックストイにもトレンドがあるとは

          持て余していたセックストイを起動した日のこと

          さて、この記録をスタートするきっかけにもなった2つのセックストイは、 結局私に使われた。 今まで快感を得るのにツールを用いたことがなかったので、 いろんな意味で衝撃的な体験。 使ってみた感想、というか脳内は以下。 セットしてスイッチON→「うーん、ちょっとよくわかんない」→「あ、これはコツがいるな?」→「振動強い」→「ーーーー」(記憶無い)。 ここまでトータル1分くらい。一体どういうことなの、どうなっているっていうの。 機械の仕事は人間と全然違うんだね。もう、ケタが違

          持て余していたセックストイを起動した日のこと

          セルフプレジャーは2024年の流行?

          ここにアップしているのは、2023年の中頃から始めた私的な記録です。 バイブレーターへの驚きと、 自分の性というものに対する逡巡とを見つめるような作業をしていたら、 世の中のメディアやメーカーがさかんに セルフプレジャー推しの発信をしていることに気がついた。 ということで、この記事は2024年5月、 つまり記事の日付リアルタイムで書いているものです。 なぜこの記事を書こうと思ったのかというと、 「セルフプレジャーは良いこと」という強大に打ち出されるメッセージに、 かつて

          セルフプレジャーは2024年の流行?

          自分のセクシャルな部分をどう捉えているのか

          記録を始めて、ふと思った。 自分は性についてどう捉えてどう考えているのかを、ちゃんと認識していない気がする。 大前提として、 個人的な性や体についてのことは、オープンに話してもいいけれど話さなくてもいい、という感覚がある。 どういうことかというと、 場の雰囲気にさらわれて公開する必要がないというか。 自分にとって自然であることが大事で、 他者に対しても人それぞれの距離感を尊重するのが大事っていうか。 私自身はあまり人と共有しないというスタンスをとってきた。 話すのはごく一

          自分のセクシャルな部分をどう捉えているのか

          始まりは、バイブレーターが2つ

          誕生日から半年くらい過ぎたというのに、 「だいぶ遅くなったけど」とプレゼントを手渡してくる友人たちがいた。 30後半をすぎた頃から誕生日は昔ほど絶対的なイベントじゃなくなるし、 そもそも、みんながそれぞれに忙しい。 ということで、こういう展開があってもあくまで通常運転という気がするが、 通常じゃ全然なかったのが、受け取ったプレゼントの中身。 いわゆるセックストイが2つ。 セックストイ?  プレジャートイ? …なんて言うんだろう? 「…ついに、そういう時代が来たんだ

          始まりは、バイブレーターが2つ