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うったんおばさんの冒険旅行

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キーワードは唯一無二の旅。直感で行動する旅はハプニングも多いけど、その分、忘れられない旅に!国内のみならず、世界各地で経験したハプニング満載な冒険旅行を綴っていきます。私が経験し…
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#冒険

歴史の生き証人!なーんちゃって鎌倉アルプス〜短縮版

歴史の生き証人!なーんちゃって鎌倉アルプス〜短縮版

またしても週一投稿が途切れてしまい、ダメダメちゃんだなぁ…と打ちひしがれている月曜日を迎えています(苦笑)

さて気を取り直して!

この間つぶやいた「鎌倉ウォーキング」のことをお伝えしますね。

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ちょうど乳がんの闘病生活をしていた頃のこと。
少しでも元気になりたくて見つけたのが「日帰り山さんぽ」という雑誌でした。

とてもじゃないけど「山登りなんてありえない」体調でしたが、小

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憧れの聖地インカ・トレイル4〜いよいよフィナーレ!「今、この時代を歩けるということ」

憧れの聖地インカ・トレイル4〜いよいよフィナーレ!「今、この時代を歩けるということ」

2日目は、いよいよ標高4,215Mの1st PASSを越える行程です。
テント場Paqaymayuは3,500Mにあるので、1,115Mを登り700Mを一気に降るという正念場。

私にとって「歩く」ということは、生きている証と言っても過言ではありません。

なぜなら、大病の時に歩くこともままならない苦労があったので、2本の足で立って、普通の速度で歩けるということ自体が奇跡だと感じてしまうからです。

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憧れの聖地インカ・トレイル③〜検問所を越え、いよいよスタート!

憧れの聖地インカ・トレイル③〜検問所を越え、いよいよスタート!

インカトレイルはペルー政府が入場制限をしているので、事前にパーミットを貰う必要があります。
またライセンスを持つガイド(ポーターも)の同行は必須なので、混んでいる時期は相当早くから予約しないとなりません。
ちなみにパーミットを取るにはパスポート情報が必要です。

個人で背負っていく荷物も重量が制限されていますが、テントや食糧諸々の共同装備は全てポーターさんが上げてくれるので、シュラフやマット、簡単

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憧れの聖地インカ・トレイル①〜トラブル乗り越えエンヤコラ、ペルーは遠いなぁ…

憧れの聖地インカ・トレイル①〜トラブル乗り越えエンヤコラ、ペルーは遠いなぁ…

2013年9月、リマからペルーのクスコへ向けた飛行機の中。
一抹の不安を抱えながら、窓の外に広がる初めて見る南米の景色を、ボーッと眺めている私がいました。(全文2,497文字、長いです)

旅の目的は「マチュピチュを目指し、インカ・トレイルを歩くこと」

一体なぜそこへ行くことになったのか?

簡単に説明すると、その前の年に参加した「屋久島縦走ツアー」で様々なアクシデントが発生し、それを乗り越えた

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旅は道連れ、世は情け〜フレーザー島番外編

旅は道連れ、世は情け〜フレーザー島番外編

なんだか一週間に1投稿がルーティンとなってしまった今日このごろ…
本当は2記事は書きたい!と切に願っているのですが、今はまだそのタイミングじゃないようです(涙)

毎日投稿している方々って、心の底からすごい!と尊敬しています。

さて、今日はフレーザー島の番外編と称して、「これでもか〜〜」というトラブルをお伝えしますね。

潮の満ち引きで移動が制限されると知り、ビーチを走れるタイミングで南へ下り、

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潮の満ち引きと暮らす島〜お月さまと向き合うということ

潮の満ち引きと暮らす島〜お月さまと向き合うということ

そんなこんなで世界最大の砂の島・フレーザー島へ上陸。
いきなり現れたのは「75マイルビーチ」と呼ばれる、オーストラリアでは有名な砂浜の高速道路です。

もちろんこの存在は知っていました←その位調べろよっ的な(笑)
しかしその最南端に上陸し、今宵の宿(島の真ん中あたり東側)まで行くには、その砂浜?いや、その道しかないとは思いも寄りませんでした。

ちなみに、google mapには、ビーチのすぐ横(

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世界最大の砂の島・フレーザー島へ〜すべては私の勘違いから始まった

世界最大の砂の島・フレーザー島へ〜すべては私の勘違いから始まった

若干の前情報があったとはいえ、とにかく最初から驚きの連続でした。

ゴールドコースト空港へ降り立つと、すぐさまブリスベンの4WD専門のレンタカー屋さんへ車をピックアップに行きました。

一連の手続きを済ませ、いざ旅を豊かにする車との対面です。
予期していたとはいえ、「おお〜ランクルなわけね、素敵だわ」とウキウキな気分。しかし係のお兄さんと行ったやり取りはというと…

・タイヤの空気圧の抜き方と入れ

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厳冬期の利尻、それは旅を超えた冒険

厳冬期の利尻、それは旅を超えた冒険

毎年冬のシーズンに一回決行している”スキートリップ”。
文字通りそれは”旅”です。
しかし、そこにチャレンジ要素が加わると、それは「旅を超えた冒険」と言っても過言ではないと思うのです。

利尻島は北海道北部・稚内の西に位置する「まぁるい島」。
島の中央には標高1,721mの利尻山がデーンと聳え、火山島でもあります。
地名の由来はアイヌ語のリ・シリ←(リは小さい字だけど変換ができない〜〜涙)
「高い

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スピリチュアル・ハワイ体験記〜サイキックリーディングで感じた旅の醍醐味

スピリチュアル・ハワイ体験記〜サイキックリーディングで感じた旅の醍醐味

そんなこんなでサイキック・リーディングを受けに?いや、受けれるかわからないけど、行ってみることにしました。
タクシーに降ろされたのは閑静な住宅街、日本で言うと田園調布的な大きな家がある場所でした。

キョロキョロ見ていると門番らしき人が来て「君はなんだい?」と若干不審に思われたようです。

アンクル・デレックに紹介されて来た旨を伝えると、「ちょっと待て」と。

”おっ、デレック効果が出ているのか〜

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キリマンジャロ遠征①高山への準備は大変なのです

キリマンジャロ遠征①高山への準備は大変なのです

2019年9月にキリマンジャロ登頂遠征へと旅してきました。

アフリカは、いつの日か必ず行きたい!と心に誓っていた場所。なぜなら、十数年ほど前からアフリカの子供のチャイルドスポンサーをやっているからです。その子とは文通で結ばれているのですが、手紙と成長の写真を見るたびに、どんな国なんだろう?人々の暮らしってどうなってるんだろう?と、いつも思っていました。

そしてもう一つ理由があります。人類の起源

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キリマンジャロ遠征②今だからこそワクチンって重要なんだと気づきました

キリマンジャロ遠征②今だからこそワクチンって重要なんだと気づきました

2019年9月に、ずっと行きたいと思っていたアフリカの大地に足跡をつけてきました。目的はキリマンジャロ登頂と、ご褒美としてのサファリ!

現在、世界的に新型コロナウィルスが蔓延し、一日も早いワクチンの開発が望まれています。昨年アフリカに行く前には、そこまでワクチンの重要性を考えていませんでした。そんな私ですが、出発までどんなワクチンを選び、打ったのかをお話ししようと思います。

アフリカと聞くと「

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キリマンジャロ遠征③出発前に一番頭を悩ますのが荷物、その中で絶対無くしちゃいけないもの

キリマンジャロ遠征③出発前に一番頭を悩ますのが荷物、その中で絶対無くしちゃいけないもの

2019年9月に、ずっと行きたいと思っていたアフリカの大地に足跡をつけてきました。目的はキリマンジャロ登頂と、ご褒美としてのサファリ!

今回お伝えしたいのは、荷物のこと。

とにかく遠征となると、装備含め荷物の準備がめちゃくちゃ大変なのです。まず高所だと麓の町との気温差が激しいので、服装について悩みます。

キリマンジャロ山頂アタックの日は、若干の降雪がある場合も踏まえ−10度を想定とのこと。と

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キリマンジャロ遠征④高所登山と向き合い、乗り越えていくこととは

キリマンジャロ遠征④高所登山と向き合い、乗り越えていくこととは

出発早々に自分でやらかしたアクシデントから始まったワケですが、兎にも角にもこういった「遠征」にはトラブルはつきものです。思い起こすと、過去何もなくスムーズに無事に終えた「遠征」という名の旅はありません。

だからこそ、その経験全てが自分の血となり肉となり、完全なるひとりの個として成長していけるのではないでしょうか。

確かに、コンタクトを無くすという失敗は、自分の注意力散漫から起こしたことですし、

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キリマンジャロ遠征⑤身体を整えておくことの重要性

キリマンジャロ遠征⑤身体を整えておくことの重要性

前回の記事「高所登山と向き合い、乗り越えて行くこととは」の続きです。まだお読みでない方は、これを読む前にその記事をぜひ読んでくださいね。

その際にお話しした「高山病とうまくつき合うための3つ秘訣」は、①とにかくゆっくり!②水分飲む飲む!③身体を整える!ことでした。

この回でより深くお伝えしたいのは「身体を整えておくこと」です。

私はピラティスインストラクターもやっているので、心身の状態には大

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