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大好きミュージック

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2021年2月の記事一覧

プロフィール、もしくは、長く曲がりくねった道のり。

プロフィール、もしくは、長く曲がりくねった道のり。

出身地はどこ?「私、生まれも育ちも葛飾柴又です」というタイプの人はそんなに悩まないかもしれません。私の場合、生まれは大阪、幼稚園から小学校低学年までは東京、高学年は神戸の近く・西宮、中・高・浪人と広島で過ごすという波瀾万丈な人生。大阪弁、東京弁、広島弁を話すことができるトリリンガルです。私の出身地は一体どこなのか? やはり一番印象に残っているのは多感な思春期を過ごした広島時代。というわけで、私の出

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宇宙に還ったダフト・パンク〜誰からも愛されたエレクトロのゲーム・チェンジャー

宇宙に還ったダフト・パンク〜誰からも愛されたエレクトロのゲーム・チェンジャー

どうも。

通常なら全米チャートなんですが、その前にこれはどうしても独立した情報として出さないといけないものなので、ここでやっておきます。

本当に残念でなりません。ダフト・パンクが解散を発表しました。

いやあ〜、思い出は本当に多くありますよ。僕にとっては

お世辞にもエレクトロ体質と言えず、そんなに興味もなかった僕でも、この4枚、プロディジーの「Fat Of The Land」、ケミカル・ブラ

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(音楽話)49: Blossom Dearie “I Walk A Little Faster” (1957)

(音楽話)49: Blossom Dearie “I Walk A Little Faster” (1957)

【甘くて、苦くて、切なくて】

Blossom Dearie “I Walk A Little Faster” (1957)

Blossom Dearie。

まだ人生の何も知らなかった、高校時代のある日。私の姉がジャズのコンピレーション・アルバム・シリーズを購入してきました。私は最初あまり興味がなかったのですが、たまたま聴かせてもらった瞬間、ものすごいスピードでジャズが私に落下してきました。ビ

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サディスティック・ミカ・バンド「黒船」(1974)

サディスティック・ミカ・バンド「黒船」(1974)

海外で評価された洋楽的、日本のロックアルバムいわゆる「名盤」というヤツですが、この作品、なぜか長らく未聴でした(そういう方、多いのでは?)。アルバムを買ってまで聴こうとは思わなかったので。ただAmazon Music Unlimitedだと、聴ける作品は聴かなきゃ損って感じで、片っ端から聴いており、これもその中の1枚でした。
じっくりこの作品、堪能してますが、日本のこの時代背景を考えると、スゴイ作

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Michael Franks「Sleeping Gypsy」(1977)

Michael Franks「Sleeping Gypsy」(1977)

ソフト・ボッサの決定盤、マイケル・フランクスの代表作!
学生時代、よく今井美樹を聴いてました。彼女のデビュー当時のアルバムはAOR色が強くてなかなか侮れませんよ。そのなかの一枚に洋楽をカバーした「Fiesta」(1988年発表)という名盤があります。

ここには「Close to you」、「Reunited」、「Feel like makin' love」、「Lovin' you」、「Super

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Ned Doheny「Hard Candy」(1976)

Ned Doheny「Hard Candy」(1976)

AORファンにとってはマストアイテムである本作。ウエストコーストのSSW系の人脈の源流にいたネッドですが、驚くほど寡作で、商業的なヒットにも恵まれていない方。それでもセレブ一族に生まれ育った故か、彼に焦りは全く感じられない。

ビバリーヒルズにはドヒニー・マンションという豪邸が存在しますが、彼はそこの元所有者の親族。石油王となったエドワード・L・ドヒニーはネッドの曽祖父にあたる方。そのエドワードが

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ジャズピアノの巨匠・チックコリア様

ジャズピアノの巨匠・チックコリア様

こんにちは

今日は公休日です

アラームをかけずに寝たのに、早朝に目覚める…

そして、私も崇拝する
ジャズピアノの巨匠・チックコリア様の訃報が
目に飛び込み

朝からずっと名盤を流しています

1960年代から現代まで精力的に活動を続け
ジャズシーンにおいて
多彩な活躍を見せてきたジャズピアニストです

幅広いジャンルで
多くの名演と名盤を世に送り出しました

チックコリア様の訃報

今月9日

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【音楽】Chick Coreaに捧ぐ

【音楽】Chick Coreaに捧ぐ

 マンタです。普段はスタートアップ企業で働き、週末は音楽や趣味を探求し新しいい生活様式を模索しています。

 2021/2/9 JAZZ界における巨星がまた一人天に召されました。Chick Corea 享年79歳。若過ぎます。

 大学生の時にJazzを始め、最初に聞いたアーティストと言っても過言ではないですし、長くChick Coreaの曲を演奏するバンドを固定メンバーで10年以上続けていたので

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(音楽話)56: Chick Corea “Livestream Day32 Piano Improvisation Landscape” (2021)

(音楽話)56: Chick Corea “Livestream Day32 Piano Improvisation Landscape” (2021)

【永遠】

Chick Corea “Livestream Day32 Piano Improvisation Landscape” (2021)

2021年2月9日、Chick Coreaが亡くなっていたことが公式にアナウンスされました。79歳。死因は「最近発見されたレアな形をした癌」だそうです。コロナ禍でも精力的に発信していただけに、非常に残念です。

1941年米国チェルシーの生まれ。4歳

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