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『愛のさざなみ』松任谷由実 アン・ルイス 小泉今日子 / 島倉千代子
まだテレビが正方形だった頃、ユーミン、アン・ルイス、小泉今日子がテレビで歌っていて知った曲。3人とも、さんまちゃんも若いなぁ。
着物の着こなしも印象的だし、アレンジもすごくカッコいい。
語られているように、本家は島倉千代子。
1968年リリース、作曲は浜口庫之助。モノクロの映像だけど、メロディはとびきりポップ。
昭和の時代、島倉千代子はよく騙された。お金を貸しても返ってこない。でもまた貸す
7インチ盤専門店雑記544「記憶を辿る旅3」
noteで「ドビー・グレイ」と検索すると、自分の書いた文章が2つヒットしました。…他はありません。日本ではあまり人気がないのでしょうか?でも大好きなので、繰り返し書いちゃいます。ロッド・スチュワートもカヴァーした「明日なきさすらい」、名曲です。作者はポール・ウィリアムズの兄弟、メンター・ウィリアムズですけどね。初出というわけでもありませんが、ドビー・グレイのヴァージョンが売れたわけです。中2の頃、
もっとみるソフトロックの珠玉の名曲5選(Part4 ブラジリアン・ソフトロック編)
今回はソフトロックの第4弾ですが、ブラジル系のディスクガイドに載っているアーティストでソフトロックっぽいものをブラジル音楽としてではなくあえてソフトロックとして紹介して参ります。
ソフトロックが好きな方でブラジルものまではさすがに聴いてないなぁというような方やブラジルものは聴いているけどボサノバやサンバ以外は聴いてないなぁというような方にぜひ聴いてもらいたい内です。
選曲した曲の年代は67年か
ロックン・ロール・ミュージック/ヒデキ (‘77)
かつては郷ひろみ、野口五郎と合わせて「御三家」と呼ばれた西城秀樹の’77年作品、ロックン・ロール・ミュージックを紹介させていただこう。当時、絶大な人気を誇ってた西城秀樹が、ロックンロールという軸でアルバムをリリースしたという流れであるが、非常に興味深い点がある。
まず、ロックンロールという言葉であるが、現在は多くの研究の結果から簡単に言えば、黒人音楽に大きな影響を受けたビートの効いた音楽〜という
リトル・トウキョウ/河合夕子 (‘81)
今回は、ホリプロ・スカウトキャラバン出身、’81年にシングル「東京チーク・ガール」でデビューした河合夕子のファーストアルバムを紹介させていただこう。その一風変わったキャラクターと、エキゾチックな無国籍風なサウンドが散りばめられた楽曲が魅力の一枚である。
東京をはじめ、香港、ジャマイカ、北京など、アジアンテイストのタイトルと、それらのタイトルにマッチしたサウンドは、リリースから40年以上が経過した
70年代のブラジル音楽のおすすめ曲5選(Part2 MPB編)
70年代のブラジル音楽企画の2回目です。
前回の1回目はサンバ系でしたが、今回はMPB(ブラジリアン・ポピュラー・ミュージック)です。
MPBを代表するアーティストですとIvan Lins、Marcos Valle、Djavan、Elis Regina等おりますが、今回はこれらを掘り進めた先にたどり着きそうなアーティストをピックアップしてみました。
ブラジル系の音楽をこれから開拓しようとしてい
グリュックリッヒ/ヴァリアス・アーティスツ (‘94)
Glucklich / Various Artists (‘94)
本作はドイツのコンポスト(Compost)レーベルからリリースされたコンピレーション盤で、サブタイトルにあるようにドイツでリリースされたラテンやブラジル風味のフュージョンをコンパイルしたアルバムである。このアルバムはその後も続編がリリースされ、数年前にはVol.6がリリースされている。いずれのコンセプトも本作と同様のラテン、ブラジ
山塚りきまるの『なんかメロウなやつ聴きたい』第119回 秋に聴きたい70年代シンガーソングライター特集
はいどうも。
めっきりこんこん寒うなりましたが、皆さん如何お過ごしですか?
アタシはと言うと相も変わらずズブズブの無職、無職に腰まで浸かった格好でありながらそれを全く意にも介さず、
昼間から飲酒をしたり、
山に登ったり、
温泉に行ったり、
創作ダンスで背中を強打して痛めたり、
Amazonでサングラスとネックレスを買ったり、
居留守を使ったり、
髪の毛を染めたり、
バンド練習で
TAKE 6「We wish you a Merry Christmas」(1999)
世間ではそろそろクリスマスモードですね。この歳になると、クリスマス~年末年始と出費ばかりが嵩み、それほどの思いもないのですが、やっぱりクリスマスソングだけはこのシーズンに聴くと、より一層心を暖かくしてくれるものです。
クリスマスソングについては、ダニー・ハザウェイ、ジャクソン・ファイブ、ポール・マッカートニー等々、今でも彼等のクリスマスソングを愛しております。あ、イーグルスのクリスマス・ソングも
手放したThe Perfect Blues Collection で当時のボックスセットや iTunes のバーゲンを思い出す
ブルースアルバムを集めたボックスセット、持っておけばよかったなと思わないではない。
手放した後で、どんなアルバムが含まれていたのか iTunes Match のライブラリを見ても分からない(ライブラリの、どのアルバムがコレクションに該当するのか分からない)。
タワーレコードオンラインでアルバムリストを見つけたので、備忘として載せておきたい。
Music Video を2つほど😊
ボックス
坂本龍一 追悼 YMOに至る道 坂本龍一の仕事 15のプレイリスト
坂本龍一氏が71歳の若さで惜しくも3月28日に逝去した。坂本龍一の名を世に知らしめたのは、もちろんYMOへの加入だ。ではYMO以前の坂本はどんな道をミュージシャンとして歩んで来たのか?
YMO加入以前の非YMO音源から、YMOに至る道筋での仕事を辿る。
THOUSAND KNIVES/千のナイフ(坂本龍一)
坂本龍一がYMOデビュー前に唯一残したソロアルバムが1978年10月発売の『千のナイ
夏の長い夜に聴く『トリニティ・セッション』
今年も夏至を迎えました。フランスでは夏至の夜に『Fête de la Musique フェット・ド・ラ・ミュージック』といって路上や公園、公共の施設など様々な場所で音楽を聴くことのできるお祭りです。昨年はウイルスの影響で中止となりましたが、今年は通常よりも少ない箇所で制限付きで開催されたようです。夏の始まりを祝うかのように音楽が鳴り響いたことでしょう。
でも個人的には夏至の夜は白夜のようにじ