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メタ認知
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/1029294 やはりね類似災害は繰り返される。 これは事故、労働災害、交通事故、アウトドアでの事故など全てについて同じ、そ…
Terrestrial Between Chaos and Order
生命力と聞いて何を思い浮かべるでしょうか。元気さ?活力?スタミナ?健康?、どれも該当するでしょう。熱いコーヒーは時間とともにさめてゆく、万物の物は熱力学の第二法則により、秩序ある状態から無秩序へと向かうとされ生命も秩序ある状態から無秩序へと向かう。しかし生命の場合はこの法則をはぐらかし無秩序へと向かうことを遅らせる。なぜ遅らせることができるのか。
例えば蒸気機関車のシリンダーとピストンがある。
terrestrial②
ブルーノ•ラトゥール(フランスの人類学者)は著書「地球に降り立つ」のなかで、グローバリゼーションが地球環境にもたらした影響により地球が反発していることをうけ、ローカルでもグローバルでもない第三のアトラクター、「テレストリアル」に向かうことを提唱した。しかし、そのベクトルの方向は定まってはいない。
今後、私たちはどうすれば良いのか?
昔に帰り生活方法を学んでいくのか?
往古の知恵を見直していくべ
terrestrial①
数年前、八丈島で戦争遺構を撮影しているとき、帰りのj飛行機まで時間があったので、案内してくれたタクシーの運転手さんが、空港近くではあるが島内を案内してくれた。
その時、「ここ数年は温暖化の影響で、てんぐさが採れなくなった」ことを聞いた。それから数年後、「terrestrial」とういう言葉に出会ったのは、フランスの人類学者 ブルーノ・ラトゥールの著書からであった。
「terrestrial」とい
メタ認知
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/1029294
やはりね類似災害は繰り返される。
これは事故、労働災害、交通事故、アウトドアでの事故など全てについて同じ、そして戦争も。
関係者が、自分達は大丈夫、これだけマニュアル作ったんだから、準備したんだから大丈夫、という考え方でいるとそこに重大な落とし穴が発生することになる。勿論、事故を予防するための準備
terrestrial II
昨年のArtBook terrestrial に続き、terrestrial IIを制作し、7月1日から六本木の富士フィルムフォトサロンで開催されいているARTBOOK INNOVATIONに参加させてもらっている。
terrestrialでは、崩壊していく自然林、放置され荒廃しつつある人工林や竹林など荒れる山間地を撮影してきた。荒廃は温暖化の影響による気象変化により激しさを増してきているよう
ゲーリースナイダーを読む2
バイオリージョナリズムと道元
ゲーリースナイダーは1956年から約10年、京都大徳寺で臨済禅の修行に励んだ。以降、1970年以降バイオリージョナリズム運動に関わった。そのバイオリージョナリズム運動について「できるだけ自然の生態系に沿うように、政治的な境界線を引き直すことを要求するものである」と述べている。その知的背景には、アメリカ先住民の文学、中国詩、日本の能、謡曲と並んで仏教、特に道元の思想
ゲーリー・スナイダーを読む 1
ゲーリー・スナイダーは、1930年にアメリカに生まれた91歳の現役の詩人である。スナイダーは詩を通じて人間と自然の新しい関係性を提示している。
その関係とはバイオリージョナリズム(生態地域主義)という考え方だ。
人類はこれまで、自然と人間を分離して考えてきた、スナイダー自身はアメリカ先住民の研究によって、西洋文化にはない、自然と人間の連続性を見いて出している。そして、スナイダーは西洋文明を自己破
台北ビエンナーレ2020
2020年台北ビエンナーレは、フランスの哲学者ブルーノ・ラトッール氏とキュレーターのマルティン・ギナール氏が共同でキュレーションを行い、エヴァ・リン氏がパブリックのキュレーターを務めた。
テーマとして掲げられていたのが「YOU AND I DON’T LIVE ON THE SAME PLANET(あなたと私は同じ星に住んでいない)」。
それに対し57名のアーティストが参加し、研究者とのコラボレ