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夜はカーテンを開けて眠る。
なんとなく、月を眺めながら床に着いた。
柔らかい明かりが型板ガラスの模様をなぞる。静けさが地表を覆っている夜だ。初夏だというのに、カエルの声も聞こえない。少し欠けた丸い月が前を通る雲に遮られて闇が戻って来た。退屈な猫が鈴を鳴らして廊下を走っている。雲が退いて月明かりが部屋に差し込んだ。
明るくて暗い夜は水底に住んでいるようで心地がいい。生まれ変わったら、渓流で泳ぐ魚になりたい。人で生きるのにはま
暇と現実の拒絶には必ず憂鬱が出てくる。
前職では畜産業界に居た。
そして今は将来的に何か手に職を、とWEBに飛び込む姿勢をとっていたりする。
結論から言うと、IT系の勉強をしながらもうやりたくなくなっている。
元々魚が好きで、そこら辺の系統樹の方が頭に入りやすい。
大体見ただけで何科なのかが分かるくらいにはそっちの方が好きだ。
いやでも、なんとなく魚と変わらんと思ったら見方と気の持ちようが楽になった。単純だ。
興味ないのになんでこん