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悩んで悩んで、生き悩んでる。

さて、エージェントに登録して面談やら希望やらを伝え、職を紹介された。
いくつか受けたり調べたりするうちに、鈍い正論がゆっくりと顔を上げ始めているのをその頃感じ始めている。

『お前、向いてないよ。それ』

自分の脳内で結論が声をかけてきた。
ごもっともです。ええ、その通り。
向いていない。驚くほどに…… 多少は出来るが仕事まで、社会に生かせるまでに達するには程遠い。趣味でやれと言われてもおかしくない。
今まで動物の世話や写真を撮ったりだとかに尽力していた身が一切関係ない(事業としてかかわる可能性もなくはないが)職を目指す苦痛。食らうとなかなかに凄まじい。驚いた。
ゲーム好きなんですけど意外と続かないんですよね。それに似てる気もする。練習して勉強して慣れればそりゃできる。今までがそうだったから。しかし算数数学にトラウマがあってみるだけで拒絶してしまうのから今からでも直していかないと申し訳ないが同じ土俵に立つことすらできないだろう。
悲しきかな。なんでこうなってしまったのか。
その話はいずれ何かのタイミングで書き残そうと思う。

それは置いといて己の進路、狭い。

いや、極めたら何かに発展するとは思う。が、いかんせん商売ベタである。

ITやりたいの? と言われたらやりたくはない。
ただ将来性を見据えて技術持っててもよくない? となっただけなのだ。ふっつーーに働くのに余裕がある職に就いて個人的にデザインでも何でも勉強するほうがいい。それで成果物を得て売り込んだ方がいい。という結論になった。
アホだとは思う。分からんのかと言われるだろうな。
知らなかったから、とはいくらでもいえる。
わかっただけいっか。とは今思っている。理解できた。それが一番大きいし、今はやらない後悔が残っていたらその心残りに縋っていただろう。
無駄だよ、というのが分かった。それでいい。
今は面接練習と自分の中で決めて残りの面接を受ける。調べたら人に寄りけり博打会社も見受けられた。怖いな、社会と人。

とりあえず今はお金が必要なので地元でもうしばらく生きるのを決めた。都内は遊びに行く程度でいい。生き物と植物に囲まれて生きてきた身は、あの何もない空間にどうしようもない苦痛を感じていたのも確かだったから。
路上の苔でもむしりゃ何かいるけどね。奥多摩とか奥秩父の方が好きってだけ。

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