見出し画像

できない自分との戦いと、できない自分との和解。

こんばんは。

今夜はコーン茶を飲みながら
こちらの記事を書いています。

夏になると冷たいお茶が飲みたくなって
我が家では麦茶が定番だったのですが。

昨年の夏から新入りしてきたのが
このコーン茶。とうもろこし茶とも言います。

私が好きなのはこの「韓美茶」さんのコーン茶。

韓美茶/こんがりと炒り上げたコーン茶


もちろんホットでも美味しいのですが
私は暑い夏にキンキンに冷やして飲むのが好き。

リカーマウンテンでよく見かけますが
他に売っているところあるのかな。

引っ越す前に買いだめしておいたので
まだストックがありますが、
無くなったら困るな~と密かに思っています。


さて、ちょっとずつ気分が上向いてきました。
今日もなんとか勤務をこなせて一安心。

タイトルはそんな中、ふと思いついたものです。
私、社会人になってからずっと
これを繰り広げているな~と思って。



できない自分との戦いと
できない自分との和解。



とにかく昔からなんでも頑張ってきて
なんとかできちゃったもんだから。

できない自分が認められなくて許せない。
そんな風に育ってしまったんですよね。

もちろんこれは環境のせいでもあるし
自分の考え方のせいでもあるし
その時に関わっていた人の影響もあるし
育ててもらった親の影響もあるし。

原因を挙げればキリがないのですが。

結局のところ、なんのために原因を探るのかというと
今の自分から脱却したいから探るわけで。

となると、色々な原因はあるとしても、
私が今考えたいのは「これからどうすべきか」。

ただ、それだけなんですよね。

ただ、それだけのはずなんですが、
こんなシンプルなことなんですが、
なかなか前に進めないんだなーこれが。

社会人になって一社目は1年半で休職。
二社目も1年と少しで休職。
三社目は安定していたけれど、
四社目の今は3ヶ月に一度会社に行けなくなる。

こんな不安定な情緒を繰り返している根本は
できない自分を認められないから。

本当にただ、それだけのこと。

でも、ずっとずっと私は悩まされている。
誰よりも一番、私が会社を休みたくない。

毎日会社に行き続けたいし、
その方が自己肯定感だって上がる。

でも、自分の意思ではどうにもならない。

どうにもこうにも体が動かなくなる。
目が開かなくなる。涙が出てくる。

こんな風に私は、できない自分との
「戦い」と「和解」を繰り返していて。

未だに「和解」ができていないから、
苦しんでいるんだと思うのです。

ここまで自分のことを
客観的に捉えられるようになるまで
ずいぶんと時間がかかりましたが。

自分自身との「和解」は
またさらに時間がかかりそうな予感です。

ただ、最近は少しだけとっかかりを
掴めてきている気がしていて。

なんというか、自分に厳しくすることで
色々な困難を乗り越えてきたわけですが。

そうした努力は続かない。
そのことをようやく分かってきた気がします。

そりゃ、会社を休むことを
これだけ繰り返していたら、
誰だって気付くかもしれませんが。(笑)

やっと、自分が頑張りすぎであること、
頑張りすぎてもいいことがないことに
納得できるようになってきた気がします。

どれだけ頑固なんだよ、って話なんですが
冷静に考えると、30年以上連れ添ってきた考えを
ぱぱっと変えることの方がきっと難しい。

これは私が幸せになるための、
一つの試練なんだろうな、と
ぼんやり考えられるくらいには
元気になってきたみたいです。

そんな中、村山由佳さんの
ワンダフル・ワールドを読んでいて、
素敵なフレーズがあったのでいくつか紹介します。

「自分に似合う香りをわかってるってことはつまり、自分で自分をよく知ってるってことでしょ。長所と短所も、強いところも弱いところも。それって本当の意味で成熟した大人の女性の証しっていう感じがして、すごく色っぽいと思う」

ワンダフル・ワールドーアンビバレンスより―/村山由佳

短所も弱いところも自分で分かっている。
これでこそ本当の大人だと言える。

だとしたら私は決定的に
その点が足りていないな、と(笑)

自分の短所や弱いところはできれば見せたくない。
ひたむきに隠していたい、ばれたくない。

でも私の場合、隠せば隠すほど
後になって大きな反動になって返ってきて、
結局失敗が目立ってしまうという……

何とも本末転倒で、まだ未熟だなあ、と
この文章を読んでしみじみ感じました。

「きっとさ」
「ずっと探してるのに、まだ見つからないのは、それがあなたにとって大事なことだからだよ。時が満ちて勝手に答えが出るのを、待ってるしかないんじゃないのかな」

ワンダフル・ワールドーアンビバレンスより―/村山由佳 

この言葉、すごく素敵じゃないですか?

この文章を読んだとき、
自分に語りかけられているのかと思いました。
それくらい今の状況にぴったりで。

これは、主人公が調香師に出会い、
自分にぴったりの香りを探せていないことについて
調香師がアドバイスするシーンなのですが。

私が今こうして自分との付き合い方や
働き方に悩んでいるのは、
自分にとって大切なことだからなのかな、と。

そう、思わせてくれる文章でした。

大切なことだからこそ、
こうして7年たった今も和解できずにいる。
解決できずにいる。

そうだとしたら、この長い年月も、
意味のある時間なんじゃないか、そう思ったんです。

もちろん、この言葉で私の悩みが消えるわけでも
何か形を変えるわけでもないのですが。

要は、捉え方次第なんだな、と
つくづく思わされる文章でした。

まだまだメンタルが本調子じゃなくて、
後ろ向きな考えをしがちなのですが。

こうして悩んでいる日々は
実は宝探しをしている日々でもあるのかも。

なんて、ちょっぴり前向きに
自分の悩みを捉えられる気がしました。

村山由佳さんの小説、
今回初めて読んだのですが、
何とも表現が私好みです。

ワンダフル・ワールドは
「香り」が題材になっているようで
千早茜さんの
「透明な夜の香り」も控えているので
こちらも読むのが楽しみ。

村山由佳さんは、香りだったり女性の気持ちだったり、
そういった艶やかさを文章で表現なさっていて。

素敵な表現がたくさんあって
スマホのメモが捗るのなんの。(笑)

これからも色んな作品を
読んでみたいなと思いました。

まずはワンダフル・ワールドを読み終えてから。
こちらは短編集ですが、
一番最初のお話「アンビバレンス」から
私の心にぶっ刺さりまくりで🤣

この先も、読むのが楽しみです。

さて、思うままに書き綴っていたらもうこんな時間。

明日……いや今日は休日出勤なので、
この辺にしておきます。

みなさま、今日も一日お疲れさまでした。
良い夢が見られますように。


追伸

本当に思うがままに書き綴ってしまったので
読みづらい文章になっているかもしれません。

いつも読んでくださってるみなさま、
本当にありがとうございます。

少しずつではありますが、
気持ちが上向いてきました。

週末は仕事もありますが、
休息をとりながら自分の心身を第一に。

前よりも緩やかなペースで
仕事と向き合っていきたいと思います。

いつも暖かなコメントやスキ、
本当に励みになります。

ありがとうございます!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?